【暗号資産ウェザーレポート】トレンド系は快晴(強い買い)シグナル継続も、オシレーター系は曇り(中立)ながら陰りあり?
Daily Market Report 2024/5/27
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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【☁】/トレンド系:【☀】
~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~
・オシレーター系の総合判断とターゲットプライスは?
・オシレーター系の総合判断は、「曇り(中立)」
オシレーター系の総合判断は中立となったが、以下の4点の数値を見ると中立から売りに徐々に反転していきそうな様相ともいえるかもしれない。
RSIは先週と同じく中立が続いている。50から60を行き来している状況で、方向感は示していない。
ストキャスティクスは中立となった。一般的に、売り水準とされている80%を脱却してはいるが、依然75%付近の水準で警戒はしなければならない。
モメンタムも中立となった。0以上の水準を推移しているが、数値自体は下降傾向にある。
MACDは引き続き買いとなっている。しかし、ヒストグラムが減少しており、上昇の勢いの衰えを示していて、デッドクロスも近づいてきているように見える。
ターゲットプライスは、10,890,253円
・トレンド系の総合判断とターゲットプライスは?
・トレンド系の総合判断は、「快晴(強い買い)」
トレンド系は、先週に引き続きすべてのSMAが買いとなっており、総合判断は強い買いとなった。
どのSMAも現在の価格より下に位置しており、下落してもサポートとして機能する位置関係になっている上に、各SMAは上昇傾向にあることから、押し目を作りつつ上昇していく形ともいえる。
5/20にSMA50日を10日が上抜けし、ゴールデンクロスを確認でき、5/23にSMA50日を20日が上抜けしている。また、それによって、10日、20日、50日のラインが順番に並び、パーフェクトオーダーを形成しているとも見て取れる。
ターゲットプライスは、11,860,672円
5/20にETHの現物ETF上場承認の可能性が高まる報道を受け、BTCの価格も5/21に一時1100万円まで上昇したが、その後は1000万円付近で現在まで揉み合いが続いている。
これらのことから、オシレーター系とトレンド系で判断が一致しているとは言い難い相場であり、オシレーター系の判断から反転することも考えられるため、引き続きこれら指標には注目しつつ、相場を見極めていく必要がある。
■先週の振り返り
日本時間5/24の早朝に、SEC(アメリカ証券取引委員会)がETHの現物ETFの上場申請を承認した。ただし、実際に取引開始となるには別の承認が必要になるのだが、いずれ承認されることになるだろう。このような状況もあってか、ETHの相場への直接的な影響はまだないようだ。
一方、BTCは、ETHと比べると弱い一週間であった。ETH/BTCのチャートも反転模様で、BTCよりETHのほうが強い相場が来ることも考えられるだろう。
■1週間の主な暗号資産ニュース
・イーサリアム現物ETF、SECが取引所の上場申請を承認(5/24 コインデスク)
・さようなら、かぼす──ドージコインなどミームコインのきっかけになった柴犬(5/24 コインデスク)
※暗号資産ウェザーレポートについて
本レポートでは、代表的なテクニカル指標の内、オシレーター系を4種類と、トレンド系として期間の異なる単純移動平均線を4本使用し、それぞれの状況に点数を付け相場の強弱を測り、天気予報として表している。
天気予報は、オシレーター系とトレンド系の2つに分け、以下の項目の判定ロジックから「買い1点、中立0点、売り-1点」の各得点を出し、その合計からそれぞれ天気予報の結果を出している。
・オシレーター系は、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、MACDの総合得点
・トレンド系は、SMA(10、20、50、100)の総合得点
・ターゲットプライスは、作成日前日のクローズレートを用いて、天気予報内の総合判断の状況に応じて以下の表の係数を乗じて算出したものである。
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