【暗号資産ウェザーレポート】トレンド系は再び快晴へと転換。半減期を織り込み1,100万円トライもあるか

Daily Market Report 2024/4/1

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一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【☁】/トレンド系:【☀】

~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~

・オシレーター系の総合判断は、「中立(曇り)」
モメンタムが買いシグナルに転換となるが、MACDは売り継続でまちまちの状況となっている。

RSIは3月中旬以降から50~60あたりを推移しており、大きな変化は見られない。

同様にストキャスティクスは先週に続き中立となっているが、メインラインが80の高値圏にあり、シグナルラインが少し下向くとデッドクロス形成が近そうだ。

モメンタムは3/23を3/25を中立となる0を超えてプラス圏に転換しており、買いシグナルへと転換。

MACDは売りシグナルではあるものの、メインラインとシグナルラインともにほぼ平行線でヒストグラムのマイナス値も小さいため、ほぼ中立に近い売りシグナルと言えるだろうか。

ストキャスやMACDの発するシグナルは少しの価格変動により、小刻みに中立(曇り)、買い(晴れ)、雨(売り)を行き来する展開が想定できそうだ。

ターゲットプライスは、10,848,624 円

・トレンド系の総合判断は、「快晴(強い買い)」
先週は売り(雨)であった20SMAが晴れに転換し、全てのSMAが買いシグナルとなった。

3/29には10SMAが20SMAを上回り、位置が高い順に10SMA、20SMA、50SMA、100SMAのパーフェクトオーダーとなっている。

現値は1,070万円付近であり、その下に1,045万円の10SMA、1,027万円の20SMAがサポートする格好となっており、形状はかなり強い買いシグナルと言っていいだろう。

一方で、1,100万円が見えてくる1,080万円まで価格が進むと売りも多くなり頭を抑える状況が継続している。

もう一段の上昇には材料が欲しいところであるが、4/22頃に予定されている半減期がどのように織り込まれていくかに注目が集まる局面となる。

事実売りとなる場合には50SMAが位置する930万円付近までの調整もあろうが、好材料として織り込まれるようであると、1,100万円をクリアして再び青天井の買い相場となる可能性もあろうか。

ターゲットプライスは、11,815,333 円

■先週の振り返り

先週は始値1,007万円→終値1,071万円となり60万円以上の週間上昇となった。

3/20の米公開市場委員会(FOMC)での年内3回の利下げ予想により市場はリスクオンムードとなり、市場全体としては先週もその流れを引き継いだ格好となった。

BTCは3/25に60万円幅の陽線で引けた後、約1,050万円を維持するような展開となった。

ドルベースでも6.9万ドル(前回2021/11の当時史上最高値)をサポートラインとするような値動きとなっており、長期的なチェックポイントとなる価格帯での利益確定も少なく強気トレンドであったと言える。

次の節目は3/14の最高値(約1,090万円)となりそうだ。

■1週間の主な暗号資産ニュース

・ブロックチェーン上でトークン化された米国債が10億ドルを突破(3/26 コインデスク)
・リップル裁判に進展、米SECがリップル社に20億ドルの罰金求める方針(3/26 COINPOST)

※暗号資産ウェザーレポートについて
本レポートでは、代表的なテクニカル指標の内、オシレーター系を4種類と、トレンド系として期間の異なる単純移動平均線を4本使用し、それぞれの状況に点数を付け相場の強弱を測り、天気予報として表している。

天気予報は、オシレーター系とトレンド系の2つに分け、以下の項目の判定ロジックから「買い1点、中立0点、売り-1点」の各得点を出し、その合計からそれぞれ天気予報の結果を出している。

・オシレーター系は、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、MACDの総合得点
・トレンド系は、SMA(10、20、50、100)の総合得点

・ターゲットプライスは、作成日前日のクローズレートを用いて、天気予報内の総合判断の状況に応じて以下の表の係数を乗じて算出したものである。

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2024-04-01
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