【暗号資産ウェザーレポート】950万円台に到達したBTC、1,000万円到達は時間の問題か

Daily Market Report 2024/3/4

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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【⛅】/トレンド系:【☀】

~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~

・オシレーター系の総合判断は、「晴れ(買い)」
オシレーター系は、MACDが晴れ(買い)に転換し、総合判断も先週レポートの中立から晴れ(買い)となっている。

MACDは、シグナルをMACDが上抜けるゴールデンクロスが2/26に発生し、買いサインが点灯した。ただし、MACD・ヒストグラムは若干下降を描き始めており、高値警戒が必要なレベルか。

モメンタムは先週のレポートから引き続き買いサインとなっている。2/25からインジケータが急角度で上昇しており、相場の勢いがあることが示されている。

現状ではインジケータが横ばいないし反転する気配はなく、目先は上昇傾向が示されている状況といって良さそうだ。
インジケータの上昇角度が緩やかになる場合には調整的な下落に注意をしておきたい。

RSIは買われ過ぎを示唆する70を超える状況が2/6以降継続している。現状は85付近となっているが、形状が横ばいで下降に転じていないために中立となっている。
市場に過熱感があるのは確かでありMACDのヒストグラムと同様、高値警戒が必要なレベルと言えよう。

ターゲットプライスは、9,889,945 円

・トレンド系の総合判断は、「快晴(強い買い)」
先週のレポートに引き続き、パーフェクトオーダーが継続しており総合判断は快晴(強い買い)となっている。

先週は横ばいになっていたSMA(10)は再度強い上昇に転じており、相場の強さを示している格好となっている。

一方で、オシレーター系では過熱感も出てきている状況のため、旦は調整が入る可能性も否定できない。

下落した場合、SMA(10)の位置する870万円やSMA(20)の位置する832万円付近がサポートとなるか確認が必要だろう。

ターゲットプライスは、10,360,895 円

■先週の振り返り

BTCは2/26に800万円の節目をしっかりと抜けたことで上昇に弾みが付き、その後わずか2日間で900万円台へ到達した。

900万円台到達後は、800万円台を駆け抜けた勢いは落ち着いたものの、900万円台前半で底堅く推移しており、上昇トレンドは崩れていない状況にみえる。

円ベースでは史上最高値圏で推移しており、ドルベースでの史上最高値約6万9000ドル更新を待つ状況ではあるが、リスクオンによる日米の株高や、BTCのETF承認による資金流入が背景にあるのか、大きく価格が崩れることも想像をしづらい状況である。

また、アルトコイン市場もにわかに活気づき、そして約2年ぶりに暗号資産全体の時価総額も2兆ドルを突破したことから、暗号資産市場全体でもポジティブな雰囲気であるといえるだろう。BTCの最高値更新も時間の問題かもしれない。

■1週間の主な暗号資産ニュース

・ビットコイン現物ETFの流入額、6億8000万ドルで過去最高を更新(3/1 COINTELEGRAPH)
・仮想通貨デリバティブ 1日あたりの取引高で過去最高を更新:デリビットなど(3/1 COINTELEGRAPH)

※暗号資産ウェザーレポートについて
本レポートでは、代表的なテクニカル指標の内、オシレーター系を4種類と、トレンド系として期間の異なる単純移動平均線を4本使用し、それぞれの状況に点数を付け相場の強弱を測り、天気予報として表している。

天気予報は、オシレーター系とトレンド系の2つに分け、以下の項目の判定ロジックから「買い1点、中立0点、売り-1点」の各得点を出し、その合計からそれぞれ天気予報の結果を出している。

・オシレーター系は、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、MACDの総合得点
・トレンド系は、SMA(10、20、50、100)の総合得点

・ターゲットプライスは、作成日前日のクローズレートを用いて、天気予報内の総合判断の状況に応じて以下の表の係数を乗じて算出したものである。

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2024-03-04
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