【暗号資産ウェザーレポート】770万円付近で上値が重いBTC。チャートからは方向感が掴みにくいが、今週はどうなる?

Daily Market Report 2024/2/26

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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【☁】/トレンド系:【☀】

~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~

・オシレーター系の総合判断は、「曇り(中立)」
先週からオシレーター系の総合判断に変わりはなく、中立を維持。

RSIは中立となっているが、数値は65となっており70を下回るものの概ね売りサインが点灯するレベルである。2/14のピーク95から右肩下がりが継続し過熱感を警戒する状況が継続していると言える。

モメンタムはインジケータがやや反発したために買いサインに転換しているが、RSIと同様に2/14のピークからは下落基調が継続しており相場の勢いが弱くなっていることを示している。

MACDはメインラインとシグナルラインがクロスするデットクロスが2/22に発生しており売りサインに転換している。

このように総合判断は曇り(中立)であるものの、短期的には調整もあり得る弱い内容となっている。

ターゲットプライスは、7,860,181 円

・トレンド系の総合判断は、「快晴(強い買い)」
先週に引き続き、SMAはパーフェクトオーダー状態が継続中ではあるが、SMA(10)が横ばいになってきており、上値の重さを意識する状況となっている。

一方で、SMA(20)は強く上昇しつつ、その他の中長期SMAも右肩上がりを描いている状況であり中長期的には上値目線が継続となる。

オシレーター系で記載のとおり、短期的には調整する可能性があるが、この場合はSMA(20)が位置する750万円付近がサポートとして機能するかに注目したい。

ターゲットプライスは、8,560,593 円

■先週の振り返り

BTCは強く上昇してきたことで、調整局面が来てもおかしくはなさそうだが、下落しても約760万円で反発し、高値付近で踏みとどまっている。

トレンド系の総合判断となっている快晴(強い買い)からは、強気姿勢維持も選択肢ではあるが、何度も反発している約760万円が維持されず、SMA(20)が位置する750万円付近も割れば調整整幅が大きくなることも考えられるだろう。

一方で、先週はETHや他のアルトコインの上昇も目立った。
BTCが上昇した後、横ばいに推移している間に、アルトコインが上昇する場面が多いのも暗号資産の特徴で、暗号資産全体の時価総額も堅調に推移している。

BTC現物ETF承認で一時的には事実売りが入ったが、高値を維持しているBTCは、ETFによって大きな資金が流入してきている証拠といえるかもしれない。

■1週間の主な暗号資産ニュース

・Flare Network、初期投資家のトークンアンロックを延長 FLR価格20%以上上昇 (2/24 COINPOST)
・イーサリアム続伸で約2年ぶり3000ドル台に (2/21 COINPOST)

※暗号資産ウェザーレポートについて
本レポートでは、代表的なテクニカル指標の内、オシレーター系を4種類と、トレンド系として期間の異なる単純移動平均線を4本使用し、それぞれの状況に点数を付け相場の強弱を測り、天気予報として表している。

天気予報は、オシレーター系とトレンド系の2つに分け、以下の項目の判定ロジックから「買い1点、中立0点、売り-1点」の各得点を出し、その合計からそれぞれ天気予報の結果を出している。

・オシレーター系は、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、MACDの総合得点
・トレンド系は、SMA(10、20、50、100)の総合得点

・ターゲットプライスは、作成日前日のクローズレートを用いて、天気予報内の総合判断の状況に応じて以下の表の係数を乗じて算出したものである。

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2024-02-26
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