【暗号資産ウェザーレポート】雷雨(強り売り)もあったビットコイン、トレンドは一転して晴れ(買い)に変化

Daily Market Report 2024/1/29

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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【☁】/トレンド系:【⛅】

~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~

・オシレーター系の総合判断は、「曇り(中立)」
モメンタム・MACDは先週に引き続きそれぞれ買い、売りを示しているが、ストキャスは買いから中立へと変化した。RSIは先週と変わらず、中立のままとなっている。

ターゲットプライスは、6,287,974 円

・トレンド系の総合判断は、「晴れ(買い)」
SMA(100)以外が売りを示していた先週から一転して、SMA(20)以外は買いを示して晴れ(買い)となっている。

BTCは1/23に一時SMA(100)を割り込み570万円付近まで下落、これを受けてシグナルは雷雨(強い売り)となった。しかしながら、現状の価格はSMA(50)の位置する618万円付近で足場形成をしている状況であり、ここから変化する可能性も残っている。

ターゲットプライスは、6,537,003 円

■先週の振り返り

先週のBTC/JPYは570~630万円付近を行き来する展開となった。

1/22に節目の600万円を明確に下抜けると、翌23日も続落し、価格は一時570万円台の水準となった。

背景には、破産した暗号資産取引所FTXの破産管財人による、グレイスケールのビットコインETF(GBTC)の売却があったとされる。

その後、24日、25日と600万円の水準を超えられないでいたが、上述のGBTCに関して、売り圧力が弱まったとの観測があってからは、下落前の水準に値を戻し、29日現在620万円台の水準で推移している。

■1週間の主な暗号資産ニュース

・ビットコインETF 7600万ドルの純流出を記録 | グレイスケールのGBTCで流出続く(1/23 COINTELEGRAPH)
・グレイスケールのビットコインETFでの売りは終わったか? JPモルガンが指摘(1/26 COINTELEGRAPH)

※暗号資産ウェザーレポートについて
本レポートでは、代表的なテクニカル指標の内、オシレーター系を4種類と、トレンド系として期間の異なる単純移動平均線を4本使用し、それぞれの状況に点数を付け相場の強弱を測り、天気予報として表している。

天気予報は、オシレーター系とトレンド系の2つに分け、以下の項目の判定ロジックから「買い1点、中立0点、売り-1点」の各得点を出し、その合計からそれぞれ天気予報の結果を出している。

・オシレーター系は、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、MACDの総合得点
・トレンド系は、SMA(10、20、50、100)の総合得点

・ターゲットプライスは、作成日前日のクローズレートを用いて、天気予報内の総合判断の状況に応じて以下の表の係数を乗じて算出したものである。

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