11月より価格が2倍に上昇したアバランチ(AVAX)、割安感からさらなる上昇を狙えるか

Daily Market Report 2023/12/8

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当社価格データ(終値)より作成

上図は11/1から12/6における当社取扱いレバレッジ銘柄の上昇率上位10銘柄を表したグラフだ。

10月下旬、現物ETFの承認の噂が増加したことで、年初来高値を更新しつつ徐々に復調し始めていたビットコイン(BTC)は、11月こそ小幅上昇となっていたものの、12月に入ると価格が急騰し、ついには約2年ぶりとなる600万円を突破した。

ブラックロックといった米国を代表する企業の参入により現物ETFの承認が現実味を帯びてきたことに加え、約2年ぶりとなる高値を記録したことからBTCには多くの注目が集まっているものの、当社取扱い銘柄の中では上図期間中におけるBTCの上昇率は21.20%で11位となっている。

以上のように、BTC以上の高パフォーマンスを発揮している銘柄は10種存在しているが、中でもアバランチ(AVAX)の上昇率は104.26%と、他銘柄とは一線を画す値を記録している

AVAXの価格推移と上昇要因

当社価格データ(終値)より作成
アバランチ(AVAX/JPY)のチャート・価格情報はこちら

上図は11/1から12/6における当社取扱いレバレッジ銘柄の上昇率上位5銘柄の推移を表したグラフだ。

AVAXは上図期間中において、最初の大幅上昇となる11/10~11/12、続いて調整後の上昇となった11/15、そして直近の12/5~12/6と、計3回上昇しているため、まずはこれらの上昇理由をおさらいしていく。

まず、初めての大幅上昇となった11/10~11/12には目立った材料がないため、市場の動向により割安感のあるAVAXが注目されたと考えられるが、その数日前の11/7にアバランチプラットフォームのプロジェクト推進者であるAva Labs社が人員整理をしたことも間接的な上昇要因となったのかもしれない。

一般的に人員削減と聞くとネガティブな印象を受けるものの、株式市場においては人員削減により株価が上昇するケースも少なくない。

事実は今回の人員削減がAva Labsの資金繰りが問題ではなく、アバランチの長期的なプロジェクトにおける適切なリソース配置が主な目的であることをAva Labs社の代表であるEmin Gün Sirer氏が強調しており、これがAVAXの好感に繋がったと考えられよう。

その後、数日間の調整に続く2度目の上昇となった11/15は、同日に「Onyx by J.P.Morgan」がAva Labs社の法人向けサービス「Avalanche Evergreen」を使用してリアルワールドアセット(RWA)の実証を行ったと発表されたことが大きな要因か。

現実の資産をトークン化する技術であるリアルワールドアセットの分野ではチェーンリンク(LINK)が注目の対象となり大きく躍進しているが、アバランチプラットフォームでも同様の技術を行うことができるという点は、今後もAVAXの大きな強みとなり得るはずだろう。

最後に、12/5~12/6の大幅な上昇については、AVAXの価格が未だ割安であること捉えられたことが要因であると考えられる。

実際、12月に暗号資産市場が活発になって以降、約1年半前の2022/5/8に発生した「テラ事件」前後の水準に回復している銘柄も複数確認されているが、AVAXは12/6以降、大きく価格が上昇した現在もまだその水準には届いていないという状況になっている。

AVAXの今後の行方は?

当社価格データ(終値)より作成
上位21位以下は割愛

上図はテラ事件の前日である2022/5/8の価格と2023/12/6の価格差を表したグラフだ。

当社取扱い銘柄では、ビットコインの他にはチェーンリンク(LINK)、メイカー(MKR)といった銘柄がテラ事件以前の水準へ回復しているものの、回復に成功している銘柄は未だ少数であることがわかる。

AVAXも、2022/5/8の価格6,400円と2023/12/7の価格3,723円を比較すると、58%程度の価格までしか回復できていないことから、直近1カ月で高騰したとはいえ、依然としてテラ事件以前の水準への復帰を目指している状況だ。

この状況はかえってAVAXの価格に割安感を与える要因となるかもしれない。

実際、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)はテラ事件以前の水準まで復帰を目前としており、リアルワールドアセットの分野で活用されるLINKは、テラ事件直前の価格より1.5倍ほどの価格まで躍進している

その点、AVAXはレイヤー1プラットフォームという側面ではSOLと、リアルワールドアセットという側面ではLINKと技術的に類似していることから、AVAXがこれらの暗号資産と同様に、テラ事件直前の6,000円台まで復帰できる見込みもあるだろう

(12/7 午後6:00時点)

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2023-12-08
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