【暗号資産ウェザーレポート】BTCが年初来高値を更新。トレンド系は買い一色。オシレーター系は中立だが上昇余地あり

Daily Market Report 2023/12/4

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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【☁】/トレンド系:【☀】

~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~

・オシレーター系の総合判断は、「曇り(中立)」
オシレーター系は、先週と同じく曇り(中立)となった。BTC/JPYの価格は12/2と12/3にかけて上昇し、年初来高値を更新した。現在も580万円付近を推移している。

買われすぎ、売られすぎを示すRSIストキャスが中立であることから、まだ加熱相場ではないようだ。先週に引き続きモメンタムが買いを示していることから、順調に上値を伸ばしていることがうかがい知れる。その一方でMACDが売りを示しているのは、MACDがシグナルを下から上へ抜けきれないでいるからである。あと一歩のところまで来ているが抜け切らない。ゴールデンクロスが発生すれば、MACDの売りは買いに塗り替わるだろう。

オシレーター系の総合結果は曇り(中立)となったが、これらの内容を見てみるとさらなる上昇の余地があることを感じさせるものであった。ターゲットプライスは、5,881,410 円。

トレンド系の総合判断は、「快晴(強い買い)」
トレンド系では、先週と同じく快晴(強い買い)となった。

先週に引き続き今週もパーフェクトオーダーを維持している。年初来高値を更新し、オシレーター系の内容も上昇傾向を示し始めていることから、十分このターゲットプライスを狙える射程圏内にいるだろう。ターゲットプライスは、6,405,496 円。

先週の振り返り

先週の暗号資産市場は、バイナンスという最大規模の取引所に対する事業継続懸念の影響をものともせずに力強く上昇し、BTC/JPYでは年初来高値を更新した。また銀行や証券会社等の金融機関による暗号資産事業への参入に関するニュースが相次ぎ、暗号資産市場におけるプレーヤーの変化の兆しが見て取れる一週間となった。

11/27に、バイナンスの新CEOリチャード・テン氏が規制対応を強化することを表明した。

同日、SBIホールディングスはステーブルコインであるUSDCの国内流通を目指し、Circle Internet Financialと業務提携に向けた基本合意書の締結を発表した。(11/27 コインポスト)

バイナンスの新CEOが就任後初のブログを更新し、規制対応強化と顧客重視路線の維持を表明したが、前日の高値563万円を更新できず、この日は545万円から562万円の間で推移した。

11/28に、三菱UFJ信託銀行、Progmat社、JPYC社はステーブルコイン「JPYC(信託型)」の発行に関する共同検討を開始したことを発表した。(11/28 コインポスト)

11/30に、大和証券グループ本社はセキュリティトークンの発行および発行プラットフォーム開発に向けた概念実証を実施することを発表した。(12/1コインポスト)

12/1に、SEC(米証券取引委員会)がフィデリティの暗号資産現物イーサリアム(ETH)のETF上場申請について、パブリックコメントを募集し始めたことが報道されると、その期待感から571万円と突破した。翌日は土日であるにも関わらず、価格は上昇し、年初来高値を2日連続で更新を続け、一時582万円に到達した。

1週間の主な暗号資産ニュース

・仮想通貨取引所FTX 1284億円分の資産売却が可能に | グレースケールのビットコイントラストなど(11/30 コインテレグラフ)
・半減期に向けてマイニング企業の再編進む ハット8とUSビットコインの2社が合併完了(12/2 コインテレグラフ)
・仮想通貨USDC発行の米サークル社、「テロ資金調達への関与はない」 議員らに書簡(12/2コインポスト)

※暗号資産ウェザーレポートについて
本レポートでは、代表的なテクニカル指標の内、オシレーター系を4種類と、トレンド系として期間の異なる単純移動平均線を4本使用し、それぞれの状況に点数を付け相場の強弱を測り、天気予報として表している。

天気予報は、オシレーター系とトレンド系の2つに分け、以下の項目の判定ロジックから「買い1点、中立0点、売り-1点」の各得点を出し、その合計からそれぞれ天気予報の結果を出している。

・オシレーター系は、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、MACDの総合得点
・トレンド系は、SMA(10、20、50、100)の総合得点

・ターゲットプライスは、作成日前日のクローズレートを用いて、天気予報内の総合判断の状況に応じて以下の表の係数を乗じて算出したものである。

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2023-12-04
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