【暗号資産ウェザーレポート】トレンド系は、「快晴(強い買い)」、強気相場は続くのか?
Daily Market Report 2023/10/30
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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【⛅】/トレンド系:【☀】
~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~
・オシレーター系の総合判断は、「晴れ(買い)」
RSIとモメンタムは先週の売りからそれぞれ中立、買いに転じ、総合判断は買いとなった。ターゲットプライスは、5,453,348 円
・トレンド系の総合判断は、「快晴(強い買い)」
先週に引き続き、すべてのトレンド系指標は買いとなっている。ターゲットプライスは、5,713,032 円
BTC/JPYは、10/23に米国において裁判所がSEC(米国証券取引委員会)に対しグレースケールの申請したビットコイン現物ETFを再審査するよう命じたと報じられたことにより、一気に約10%の上昇し、10/30現在510万円台で推移している。
これは2022年5月のテラショック前の水準であり、今回の上昇によって直近の主要な上値抵抗帯をすべてクリアしたことになる。
先週は「中立」であったオシレーター系指標の総合判断も「買い」に傾いており、過熱感も強くない状況から、しばらくは強気の相場状況が続きそうだ。
一方で、ドル建てのBTC価格は10/30現在34,000ドル台と、テラショック前の水準には完全には戻せておらず、この水準が抵抗帯となる可能性もあるため、先週のような急速な上昇は発生しづらいものとも考えられる。
おりしもドル円は150円を超えた後、10/30現在149円台後半まで押し戻されており、日銀の政策金利発表(10/31)やFOMC(11/2)、そして米雇用統計(11/3)を控える中で円高方向への動きが強まると、BTC/JPYも下落基調に転じるリスクは認識しておきたいところか。
■1週間の主な暗号資産ニュース
・ビットコイン現物ETF実現へ前進、高裁がグレースケールの主張支持(10/24 ブルームバーグ)
・ビットコインの市場占有率が54%に 約30ヶ月ぶりの水準に(10/26 コインテレグラフ)
※暗号資産ウェザーレポートについて
本レポートでは、代表的なテクニカル指標の内、オシレーター系を4種類と、トレンド系として期間の異なる単純移動平均線を4本使用し、それぞれの状況に点数を付け相場の強弱を測り、天気予報として表している。
天気予報は、オシレーター系とトレンド系の2つに分け、以下の項目の判定ロジックから「買い1点、中立0点、売り-1点」の各得点を出し、その合計からそれぞれ天気予報の結果を出している。
・オシレーター系は、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、MACDの総合得点
・トレンド系は、SMA(10、20、50、100)の総合得点
・ターゲットプライスは、作成日前日のクローズレートを用いて、天気予報内の総合判断の状況に応じて以下の表の係数を乗じて算出したものである。
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