【暗号資産ウェザーレポート】先週に引き続きトレンド系は雷雨(強い売り)、次の材料待ちの様相
Daily Market Report 2023/9/11
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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【⛅】/トレンド系:【⛈】
~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~
・オシレーター系の総合判断は、「晴れ(買い)」
オシレーター系はすべて先週と変わらず。モメンタム、MACDは買いを示唆する結果となった。ターゲットプライスは、4,007,504 円。現在値(約380万円)では割安感から買い気配と言えそうだが、400万円の節目では一旦手じまいがベターになるだろうか。
・トレンド系の総合判断は、「雷雨(強い売り)」
トレンド系についても先週と変わらずすべてのSMAが売りを示唆する結果となった。ターゲットプライスは、3,435,003 円。現在値から50万円近くの下落も視野に入るため、買い戻す場合にはしっかりとしたあく抜けを確認したい。
9/4からのBTC/JPYの値動きを確認すると、おおむね380万円の水準で狭いレンジ相場を維持。ビットコインETFに関する一連の報道前の水準を保っている。
9/6には米ISM非製造業景況指数が予想より強いというサプライズがあり、金融引き締めが意識されてBTC/JPYは下で反応するも、結果的には380万円の水準まで戻した。
9/7には、米国の大手取引所コインベースや、マイニング事業者であるストロングホールド・デジタル・マイニングなどの暗号資産関連企業株の上昇につられてか、一時386万円の高値をつけるも、翌8日にはすべて戻す形となった。
オシレーター系を見れば、売られ過ぎから短期的な反発(400.7万円)となる可能性があるものの、トレンド系からは更なる下落が想定される。いずれにせよ、材料不足感から動きにくい展開となるが、9/14の米国CPIが一つのカギとなる可能性もあるだろう。
■1週間の主な暗号資産ニュース
・ビットコインに続きイーサリアムの現物型ETFの競争が始まる=ブルームバーグETFアナリスト(9/7 コインテレグラフ)
・G20、仮想通貨の国際的枠組みの早期実施求める(9/11 コインテレグラフ)
※暗号資産ウェザーレポートについて
本レポートでは、代表的なテクニカル指標の内、オシレーター系を4種類と、トレンド系として期間の異なる単純移動平均線を4本使用し、それぞれの状況に点数を付け相場の強弱を測り、天気予報として表している。
天気予報は、オシレーター系とトレンド系の2つに分け、以下の項目の判定ロジックから「買い1点、中立0点、売り-1点」の各得点を出し、その合計からそれぞれ天気予報の結果を出している。
・オシレーター系は、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、MACDの総合得点
・トレンド系は、SMA(10、20、50、100)の総合得点
・ターゲットプライスは、作成日前日のクローズレートを用いて、天気予報内の総合判断の状況に応じて以下の表の係数を乗じて算出したものである。
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