【暗号資産ウェザーレポート】トレンド系は雷雨(強い売り)も、オシレーター系は売られ過ぎを示す晴れ(買い)サイン

Daily Market Report 2023/9/4

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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【⛅】/トレンド系:【⛈】

~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~

・オシレーター系の総合判断は、「晴れ(買い)」
オシレーター系はMACDが売りから買いへと転換。RSIは変わらず中立、ストキャスは買いから中立へ、モメンタムは変わらず買い。370万円付近は売られ過ぎを示唆する状況となっている。ターゲットプライスは、3,995,143 円。

・トレンド系の総合判断は、「雷雨(強い売り)」
先週、唯一買いを示していたSMA10も売りに転換し、売り一色に転換している。ターゲットプライスは、3,424,408 円。

BTC/JPYは、8/29に、当日安値376万円付近から、当日高値407万円まで8%弱の上昇率を見せたが、8/31には378万円付近まで下落、行って来いの動きとなった。

8/29発表の米国JOLT求人が予測値950万人に対し、実測値882.7万人と下振れだった。景気の先細りによる金利の低下を見越したリスクオンの波と、米デジタル資産運用会社グレースケール・インベストメンツが、米証券取引委員会(SEC)に対するビットコインETFに関する重要な裁判で勝訴したことが投資家の買い意欲を煽った相場展開となった。

しかし、8/31にはPCEコアデフレータ[前年比]が予測値4.2%に対し、実測値も4.2%と景気の底堅さを見せたうえ、SECが米ブラックロックやフィデリティなど多くのファンドが申請している「ビットコイン現物ETF」の審議を45日延長することを発表したことにより一気にリスクオフに転換した。

さらに、9/1の雇用統計が予測値より強かったことも相場の重しとなり、8/29に付けた急騰の高値407万円付近から、9/1の安値364万円付近まで、11%強の下落幅となり、今回の急騰分を全戻しする展開になった。

1週間の主な暗号資産ニュース

・SEC、インベスコなど3社のビットコイン現物ETF申請の判断延期(9/1 ロイター)
・コインベースの影響を受け、XRP弁護士がリップル社とSECの和解の道筋を説明(9/4 コインテレグラフ)
・8月の米雇用統計、18.7万人増-賃金鈍化、失業率3.8%に上昇(9/2 Bloomberg)

※暗号資産ウェザーレポートについて
本レポートでは、代表的なテクニカル指標の内、オシレーター系を4種類と、トレンド系として期間の異なる単純移動平均線を4本使用し、それぞれの状況に点数を付け相場の強弱を測り、天気予報として表している。

天気予報は、オシレーター系とトレンド系の2つに分け、以下の項目の判定ロジックから「買い1点、中立0点、売り-1点」の各得点を出し、その合計からそれぞれ天気予報の結果を出している。

・オシレーター系は、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、MACDの総合得点
・トレンド系は、SMA(10、20、50、100)の総合得点

・ターゲットプライスは、作成日前日のクローズレートを用いて、天気予報内の総合判断の状況に応じて以下の表の係数を乗じて算出したものである。

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2023-09-04
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