【暗号資産ウェザーレポート】オシレーター系は曇り(中立)、トレンド系は雨(売り)、押し目買いの可能性あり上昇に注意
Daily Market Report 2023/8/28
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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【☁】/トレンド系:【☂】
~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~
・オシレーター系の総合判断は、「曇り(中立)」
RSIが先週の買いから中立に転換、ストキャスティクスは先週と同じく中立。MACDのみが買いに転じた。 ターゲットプライスは、3,866,792 円。
・トレンド系の総合判断は、「雨(売り)」先週の強い売りから売りに変わり、SMA10が買いに転換していることから下落の勢いは衰えてきたと捉えることもできる。ターゲットプライスは、3,637,082 円。
オシレーター系、トレンド系ともに先週の売り一色から一旦落ち着きを見せている様子だ。
BTC/JPYは、8/16から8/22にかけて大幅に下落し、直前の高値420万円付近から360万円付近まで14%ほどの下落となった。
しかし、週足レベルに目線を引き上げると、今年の6/14に付けた約335万円の安値は割り込んでおらず、週足レベルでは220万円付近からの上昇トレンドが継続している事がわかる。
今回の下落でつけた8/22の安値約360万円でいったん週足レベルの押し目買いの動きが出てくる可能性もあるため、上昇方向にも十分注意していきたい。
市場全体では、特段インパクトのあるマーケットニュースがないにも関わらず、米10年債利回りの継続的な上昇が見られる。
マーケットから上がってくる見解としては、不動産バブル崩壊の噂が立つ中国の人民元の急激な変動を抑えるために中国政府が為替介入するに際し、介入原資を作るために米国債を売り、これが結果として金利を押し上げているのではないかと噂されているようだ。
金利が上がればBTCにはマイナスに働く可能性もあるため、今後の中国の景気状況や、中国政府の為替市場への介入のニュースには留意しておきたい。
■1週間の主な暗号資産ニュース
・パウエル議長、思惑通り自由度を最大限確保か-債券市場に確信与えず(8/27 Bloomberg)
・XRP価格が苦戦する中、クジラは2900万XRPを取引所に移動 | 売却ならば下落の懸念も(8/26 コインテレグラフ)
・中国恒大、上期は330億元の赤字-過去2年の巨額赤字に続き(8/28 Bloomberg)
※暗号資産ウェザーレポートについて
本レポートでは、代表的なテクニカル指標の内、オシレーター系を4種類と、トレンド系として期間の異なる単純移動平均線を4本使用し、それぞれの状況に点数を付け相場の強弱を測り、天気予報として表している。
天気予報は、オシレーター系とトレンド系の2つに分け、以下の項目の判定ロジックから「買い1点、中立0点、売り-1点」の各得点を出し、その合計からそれぞれ天気予報の結果を出している。
・オシレーター系は、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、MACDの総合得点
・トレンド系は、SMA(10、20、50、100)の総合得点
・ターゲットプライスは、作成日前日のクローズレートを用いて、天気予報内の総合判断の状況に応じて以下の表の係数を乗じて算出したものである。
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