3.6倍まで価格が高騰したNIDT(ニッポンアイドルトークン)、今後の価格は?
Daily Market Report 2023/8/24
_
当社取引ツールより作成
BTC(ビットコイン)のチャート・価格情報はこちら
上図は、2023/6/1~現在までのBTC/JPYの日足Bidチャートである。
6月からのイベントを振り返るとBTCにポジティブなものがあった一方で、足元では経済のファンダメンタルズ要因の懸念が発生している状況だ。
6/15、世界最大の資産運用会社ブラックロックがビットコインETF(上場投資信託)を申請したことにより、BTC/JPYの価格は、6/14の330万円台から、6/23には一時440万円台まで高騰した。
7/8以降、BTC/JPYの価格は400万円~420万円の間で推移していたが、8/17、経営危機に陥っていた中国不動産開発大手・中国恒大集団が、ニューヨーク州の連邦破産裁判所に連邦破産法15条の適用を申請した報道を受け、8/18にはBTC/JPYの価格が一時365万円まで下落した。
その後、8/23現在、BTC/JPYの価格は、370万円付近で推移している。ETH(イーサリアム)やXRP(エックスアールピー)なども似たような価格推移をしている。
このような暗号資産全般が伸び悩む中、NIDT(ニッポンアイドルトークン)は別の値動きをしている。
・最近のNIDTに関する発表
NIDTに関しては、8/18に2つのお知らせが発表されている。
1つ目は、「NIDTポータル」に関するプレスリリースである。NIDTポータルは、NIDTを通じて投票機能をはじめとする推し活体験を搭載したポータルサイトであり、8/21にサービスリリースされた。
NIDTポータルでは、NIDTを保有していなくても投票や推し活が体験できるが、NIDTを保有することによって、関連グッズの購入、コンサートやイベントのチケット購入申込みにおける当選確率の優遇、ファンランクごとの限定NFT付与など、より多彩なアイドル活動への応援が可能になる。
2つ目のお知らせは、「IDOL3.0 PROJECT Final Stage:1st通過者発表イベント」及び「ホワイトナイトシステム」に関するプレスリリースである。
IDOL3.0 PROJECT Final Stage:1st通過者発表イベントに関しては、Final Stage:2nd への切符を手に入れた12 名に加えて、個人審査により通過となるトータル35 名の発表イベントが8/26に開催されることが発表された。
この通過者発表イベントの直後8/26 午後6:00より、ファン参加型の投票「ホワイトナイトシステム(一般投票)」がスタートし、上位5名を選ぶ最終投票が行われ、Final Stage:2ndに進出する40名が最終的に9/1に確定となる。
ホワイトナイトシステムは、8/26に決定するトータル35名の候補生に加え、一般投票にて選ばれる通過者決定システムであり、NIDTを保有していなくてもホワイトナイトシステムでの投票は可能だが、NIDT保有者はNIDT保有数量により投票可能数が優遇される。
これらのNIDTに関するお知らせを受け、NIDT/JPYの価格が高騰している。
・NIDTの現在と今後
当社取引ツールより作成
NIDT (ニッポンアイドルトークン)のチャート・価格情報はこちら
上図は、2023/8/1~現在までのNIDT/JPYの日足Bidチャートである。
NIDT/JPYは、8/1の時点では5円付近で推移していたが、上述のお知らせなどを受け、前回の当社マーケットレポート「一時11円を突破したNIDT(ニッポンアイドルトークン)、今後の価格推移は?」にて意識された10円のレジスタンスラインを明確に上抜けし、8/21には一時18円(仲値では21円)まで高騰した。
その後、現在は16円付近(仲値では19.5円)で推移している。
NIDTに関しては、今後もFinal Stage:2ndのオーディションの情報公開や通過者投票、合格発表イベントなども計画され、デビューするアイドルグループのメンバーがより具体的になることで、更に注目度が上がると思われる。
今後、今以上の注目度が集まれば、この8月のような高騰もあるかもしれない。その場合、先ずはNIDTの最高値付近である18円(仲値では21円)を明確に抜けることができるか注目である。
このレベルを明確に抜けると、真空地帯に進むため上昇時の価格は青天井となる可能性もあろうか。
一方で、エンターテインメントは厳しい世界であり、先が読めない部分もある。
どちらにしても、アイドルグループのデビューに向け、年末年始あたりまでNIDT関係の動きが活発になると思われるので、引き続き注意が必要である。
(8/23 午後6:00時点)
◆本資料においてお客様に提供される情報は、株式会社DMM Bitcoinが収集・作成等したものです。
◆本資料は、一般的な情報提供を目的に作成されたものであり、暗号資産取引の勧誘を目的としたものではありません。
◆本資料は、本資料作成時点で株式会社DMM Bitcoinが信頼できると判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
◆本資料の情報によって生じたいかなる損害についても、株式会社DMM Bitcoinおよび本情報提供者は一切の責任を負いません。
◆本資料のグラフ・データ等は、過去の実績または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
◆本資料に関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は、株式会社DMM Bitcoinまたは権利者に帰属します。お客様は、本資料に表示されている情報をお客様自身のためにのみ利用するものとし、第三者への提供、再配信、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。