8/5にアイドル候補生がお披露目されるNIDT(ニッポンアイドルトークン)、価格への影響は?

Daily Market Report 2023/8/3

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独自の動きを見せるNIDT(ニッポンアイドルトークン)

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上図は、2023/7/14を基準とした現在までのBTC/JPYとNIDT/JPYの価格変動率である。
(※NIDT/JPYについては、スプレッドが安定化してきている影響もある。)

6/15、米資産運用大手ブラックロックがビットコインETFを申請したことを皮切りに、約1週間後の6/21には、新たに設立された米機関投資家向け取引所「EDX Market」がBTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、LTC(ライトコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)の暗号資産取引サービスを開始した。

これらの報道を受け、6/1時点では約370万円だったBTC/JPYは、6/23には2022/5以来となる450万円まで価格を上昇させた。

しかし、その後、材料に欠いたのか、BTC/JPYは7/5頃から高値を切り下げ、8月となった現在は方向感をつかめないまま400万円~420万円の間で推移している。

一方、このような状況の中で、NIDT/JPYはIEO価格の5.0円を超えてしっかりとした基調となっている。

7/19にはIEO価格である5.0円を回復し、7/27には一時5.5円付近まで上昇、現在も5.4円付近で推移している。

IEO価格を上回ったことにより、IEOで購入した投資家からは一定の売りニーズがあるかもしれないが、アイドルプロジェクトの将来性に期待している向きからの新規の購入意欲も出てきそうだ。

『IDOL3.0 PROJECT』メンバーの Final Stage進出者のお披露目会が8/5に開催されることが公表されており、この材料も買い意欲のサポートに繋がる可能性もある。

NIDTとは…

NIDTに関しては、まだご存知ない方も多いと思うので、改めて紹介させてもらう。

NIDTは、IDOL3.0 PROJECTを推進するオーバース社主導のもと、アイドル活動の分野に暗号資産のエコシステムを取り入れたIDOL3.0 PROJECTで利用されるトークンで、保有数量・保有期間等、アイドル活動の運営の一部における意思決定(投票権)やNFT等のデジタルグッズの購入などに利用できるという特徴を持った暗号資産であり、イーサリアムブロックチェーンで発行された、ERC-20規格の暗号資産である。

IDOL3.0 PROJECTでは、IEOによる調達資金を活動原資として、従来のアイドルグループにはない、「ブロックチェーン技術とメタバースを利用した活動領域の拡大」をミッションとし世界に向けて発信する新しい女性アイドルグループを創造するプロジェクトを展開することを目的としている。

2023/8現在、プロジェクト自体はまだ黎明期であり、上述のとおり、対象女性アイドルグループのメンバーを選考している段階だが、今後は、女性アイドルグループがデビューし、コンサートや握手会などのリアルな場での活動の他、メタバース空間やNFTなどのWeb3.0技術を駆使した新たな活動領域を開拓していくことが予定されており、ファンと女性アイドルグループとのさまざまな交流を行うことが計画されている。

NIDTの今後は?

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上図は、2023/7/14から~現在のNIDT/JPYの4時間足チャートである。

チャートを見て分かる通り、NIDT/JPYはIEO価格の5.0円を上回っているものの、5.5円を明確に抜けることが出来ず、横ばいの状況となっている。

現状は、IEOにおいて5.0円で購入した層と今後の上昇を期待した向きの売買が交錯している状況から膠着状態となっており、次の材料(ニュース)待ちの状態である。

膠着状態から上下どちらかに抜けるには、強い材料が必要だが、その有力候補は8/5に開催されるIDOL3.0 PROJECTのFinal Stage進出者のお披露目会であろうか。

いよいよアイドル候補の顔が見えてくることで、アイドルを応援する層からのNIDT購入意欲がどのくらい出てくるかが注目される。

期待以上の結果となった場合、NIDT/JPYはあっさりと5.5円の壁を抜けて6.0円台へ進む可能性が高くなろうか。

一方で、5.5円を抜けられない場合は、IEO参加者からの見切り売りも増えてくる可能性もある。この場合は、5.0円でサポートされるかが重要だ。

5.0円でサポートされれば、IEO参加者の評価損益はマイナスとはならず、次の材料までにアイドルプロジェクトの進捗を徐々に織り込む買いから安定推移となる動きとなりそうだ。

NIDTの今後については、まずは8/5のFinal Stage進出者のお披露目会の動向に注目が必要だ。

(8/2 午後8:00時点)

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2023-08-03
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