7月FOMCはビットコインの追い風となるか

Daily Market Report 2023/7/25

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7月FOMCでの利上げは確実か

CME提供情報(https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html)より当社作成

上図は、CMEのFedWatch ツールから作成した市場参加者の7月FOMC(連邦公開市場委員会)での利上げ予想と2024年7月までの政策金利動向予想である。

図1より、ほとんどの市場参加者が0.25%利上げを予想しており、7月FOMCでの利上げは確実視されていることがわかる。

また、図2が示すように、今後の動向に関しては7月FOMCが最後の利上げとなるとの予想が主流となっている。

Tradingview(https://jp.tradingview.com/)より当社作成

上図はBTC/JPY(ビットコイン)の日足チャートに対USD/JPY(ドル円)とSPX(S&P500指数)との相関係数を表示したものである。

BTC/JPYは7/3に年初来高値を更新するも下落。7/24には月中安値を更新しており、弱気相場入りを示唆しているようにも見える。

一方で、相関係数に着目すると、違った側面が見えてくる。

直近のBTC/JPYは、USD/JPYと正相関の関係、SPXとは逆相関となっている。

短期的には7月の利上げにより、ドル買い株売りの流れからUSD/JPYと正相関、SPXと逆相関であるため、BTC/JPYへの追い風となろうか。

ただし、長期的にはBTCに強い逆風となる展開が待っている。

米国の利上げ打ち止めの流れは、米国金利の低下からドル売り株買いとなりUSD/JPYの下落、SPXの上昇が素直な見方となる。

この場合、BTC/JPYはUSD/JPYとの関係からは下落、SPXに対しても下落と金利低下はネガティブ材料となりそうだ。

400万円水準で下げ止まるか

BTC/JPY Bidチャート(当社取引ツールより作成)
BTC(ビットコイン)のチャート・価格情報はこちら

上図は、BTC/JPYの日足チャートに100日移動平均線と4,000,000円水準のサポートラインを描画したものである。

2023年中の上昇相場を振り返ると、年初来高値を更新するたび、一度100日移動平均線まで下落していることがわかる。

今回もまた、現在値の下に100日移動平均線が位置しており、4,000,000円から100日移動平均線が強いサポートとなろうか

前述の通り、ファンダメンタルズからも米政策金利の利上げはBTCにフォローであり、再度4,500,000円を伺う反発局面となることも視野に入れておきたい。

ただし、長期的な動向については、前述のとおり注意が必要だ。利上げ打ち止め感が強くなると、日米金利差の縮小を見込んだドル売り円買いからUSD/JPYは下落するとともに、米国株式は堅調に推移する可能性が高くなる。

この場合、BTC/JPYが100日移動平均線を割り込み、この水準がレジスタンスとなる展開についても想定が必要となるだろう。

言うまでもないが、これは様々な価格変動要因のうちの米国金利動向のファンダメンタルズ要因をピックアップした場合の見方である。

BTCには来年の半減期要因やETFの動向等、様々な材料があり、今後の展開については総合的な視点から注意深く見ていく必要がある。

(7/25 午前6:00時点)

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2023-07-25
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