【暗号資産ウェザーレポート】トレンド系は判断材料に迷う中、オシレーターの梅雨は続く

Daily Market Report 2023/7/10

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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【☂】/トレンド系:【☁】

~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~

・オシレーター系の総合判断は、「雨(売り)」
先週との比較で7営業日中、2日が「晴れ」から「雨」に変わり、相場の転換点を探るMACDも「買い」から「売り」へ転じる。下落への警戒感が高まっているようだ。ターゲットプライスは、4,088,873 円

・トレンド系の総合判断は、「曇り(中立)」
→短期のSMAが「売り」に転じたこともあり、土日は「曇り」に。長期は依然強く、不透明な方向感。ターゲットプライスは、4,347,118 円

BTC/JPYは、年初来高値を更新するも、上値の重い展開が続いている。

米SEC(米国証券取引委員会)による、ビットコインETF申請は不十分だと書類返却を受け、BTC/JPYは一時売りに押される形となった。しかし、米資産運用大手のブラックロックやフィデリティ等は、指摘を受けていた「監視共有協定」のパートナーを、米暗号資産取引大手のコインベースと明示したうえで再申請を行い、BTC/JPYは450万円目前まで迫った。

さらに、ナスダックのETF再申請や、暗号資産に懐疑的と知られていたブラックロックのラリー・フィンクCEOの発言も追い風となり、BTC/JPYは一段と上昇し450万円台に返り咲き、6/30につけた年初来高値を更新した。しかし、ほどなくして売り圧力に上値を抑えられ失速。430万円を挟んで揉み合う形となっている。

1週間の天気を振り返ると、オシレーター系では、週末にかけて雨と曇りが交互に出現し、方向感は掴みにくいものの、やや下落基調を示唆か。
トレンド系では快晴から曇り模様に移り変わっており、過熱感は抑えられつつある。

1週間の主な暗号資産ニュース

・ブラックロックのビットコインETF、申請を再提出──コインベースを監視共有協定のパートナーとして明示(7/4 CoinDesk)
・ナスダックがヴァルキリーのビットコイン現物ETF申請を再提出、コインベースと監視共有協定(7/6 COINTELEGRAPH)
・ビットコインは「金融システムに革命を起こす」ブラックロックのラリー・フィンクCEO
(7/7 CoinDesk)

※暗号資産ウェザーレポートについて
本レポートでは、代表的なテクニカル指標の内、オシレーター系を4種類と、トレンド系として期間の異なる単純移動平均線を4本使用し、それぞれの状況に点数を付け相場の強弱を測り、天気予報として表している。

天気予報は、オシレーター系とトレンド系の2つに分け、以下の項目の判定ロジックから「買い1点、中立0点、売り-1点」の各得点を出し、その合計からそれぞれ天気予報の結果を出している。

・オシレーター系は、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、MACDの総合得点
・トレンド系は、SMA(10、20、50、100)の総合得点

・ターゲットプライスは、作成日前日のクローズレートを用いて、天気予報内の総合判断の状況に応じて以下の表の係数を乗じて算出したものである。

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2023-07-10
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