順調に上昇するLTC(ライトコイン)、半減期に向かって上昇継続か

Daily Market Report 2023/4/5

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圧倒的なパフォーマンスをみせるLTC

Tradingview(https://jp.tradingview.com/)より当社作成
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上図は、当社取扱銘柄について、FTXショックが起こった昨年11月から直近までの、価格の騰落率ランキングである。

昨年11月に発生したFTXショックは落ち着いたものの、今年3月に入りシリコンバレー銀行の破綻に端を発する伝統的な金融システムに対する信用不安が膨らみ、金融市場では再度リスクオフの様相を呈していた。

しかし、暗号資産は従来の金融システムの代替となることを目指し、非中央集権の構造であったことが相対的に評価されたのか、資金の逃げ場の一つとなったようだ。

上図を確認すると、暗号資産の代表格であるBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)、金価格との連動を目指したZPG(ジパングコイン)などがプラス圏にあり、比較的堅調である一方で、アルトコインについては戻りの鈍い銘柄が多いことがわかる。

信用不安が根底にあることで、信用度や流動性の高い銘柄が選好されていることが伺える。

しかし、そうしたアルトコインの中でもMATIC(ポリゴン)が堅調、LTC(ライトコイン)は群を抜いて上昇している。

まず、MATICに関しては3/2の当社レポート「1月から60%上昇のポリゴン(MATIC)。上昇継続のカギはリオーグ対策か?」で触れたように、複数の米大手サービスセクターでの採用が報じられたことやブロックチェーンの再編成など、明確なファンダメンタルズ要因があることで年始から上昇を継続していたようだ。

LTCについては、今年夏に半減期が迫っており、MATIC同様に一般的には価格が上昇する可能性がある材料が存在することが、継続的な買い要因となっているかもしれない。

加えて、ハッシュレートを確認すると、昨年の最高値は657TH/s程であったが、今年に入り最高値を更新し、足元では700TH/s台で高止まりしている。

これは、ハッシュレートが上昇してもマイニングコストの回収見込みがあることで、マイニングリソースが継続投入され、その結果、ハッシュレートが低下しない状況が続いているとも考えられる。

そのため、ハッシュレートが高止まりないし上昇しているうちは、将来的な上昇が予測されているとも見ることができ、LTC相場の下支えになっていると言えそうだ。

CoinMarketCap(https://coinmarketcap.com/)より当社作成

他方、上図(期間:2022/11/1~2023/4/2)でLTCの未決済建玉を確認すると、1月頃では未決済ポジションが増加しても減少しても、価格が上昇していることがわかる(上図 緑枠部分)。

未決済ポジションは、売買方向が明らかではないが、未決済ポジションの減少を伴う価格の上昇が起こっていることを考慮すると、積み上がった売りポジションが最終的に踏み上げられ、損切りを迫られた結果、未決済ポジションが減少しつつ価格上昇が進んだと考えることができる。

足元では、直近3月頃からの価格上昇に伴い未決済建玉も増加しているものの、昨年11月頃や今年1月頃と比べれば、未決済建玉が現在4億ドル程度と、新たなポジション構築の進みが鈍い状況であり、新たなポジションが積み上がる余力があるとも言えるだろう。

今後、1月頃のように売りポジションが溜まっていくこととなれば、将来的に踏み上げ相場が到来し、年初来高値付近でもある、節目の14,000円をしっかりと上抜けていく展開となる可能性もありそうだ。

最後に、テクニカル面でLTC/JPYの値動きを確認する。

上下どちらに動くかの見極め段階

LTC/JPY週足Bidチャート(当社取引ツールより作成)

上図は、LTC/JPYの週足Bidチャート(期間:2022/5/2~2023/4/3)に一目均衡表を描いた図である。

昨年からのLTC/JPYは、ローソク足実体で6,500円付近を下値目処として、大きな下落をはさみながらも下値を切り上げる動きを続けている。

現在は、一目均衡表・雲中に突入しているが、現値は基準線、転換線よりも上に位置しており、堅調な状態だ。今後、雲抜けが上下どちらとなるか見極める段階にある。

現在の水準を維持もしくは下値を切り上げる動きとなれば、先々雲の厚みが急激に薄くなり、雲上の水準へ到達するため、三役好転の成立が見込まれる。

この場合、目先の目標は2/13高値である13,939円や節目の14,000円をしっかりと抜けるか否かが上昇継続を判断する上で重要なポイントになりそうだ。

その一方、薄くなる雲を上抜けしきれない場合には、上値の重さが意識されてしまうだろう。

奇しくも、相場の変化日と言われる雲のねじれ付近が、7月に予定される半減期と同時期となっている。

過去の半減期での動きを踏襲するならば、下落傾向が強まることが考えられ、雲に阻まれ大きな下落につながる可能性もありそうだ。

この場合、直近で下値を支えている6,500円を下回る強い動きに警戒が必要になるだろう。

(4/5 午前5:00時点)

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2023-04-05
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