米国長期金利が再び上昇、ビットコインはどう動くのか

Daily Market Report 2023/2/22

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伸び悩むBTC(ビットコイン)

Tradingview(https://jp.tradingview.com/)より当社作成
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上図は、今年2/16から現在までのBTC/USDの1時間足チャートとその出来高である。

BTC/USDは現在、25,000ドル(≒約3,350,000円)付近で上値を押さえつけられる格好になっているが、安値を切り上げるペナントを形成している。

ペナント形成前の2/16には、今年2/2高値24,258ドル(≒約3,109,800円)を突破。上ヒゲとなったものの昨年8/15高値25,214ドル(≒約3,359,900円)も試しており、相場環境は強いように見える。

しかし、出来高に着目すると、25,000ドル付近を試すたびに取引量が減少しており、ダイバージェンスが発生していることがわかる。

出来高のダイバージェンスは、買い圧力が弱まっていると見ることができ、RSI等のオシレーター系と同様にトレンド転換を示唆するものとされている。

通常ペナントパターンは、2本のトレンドラインが交差するポイント付近で元の方向(今回は上昇方向)にブレイクするとされており、セオリー通りなら再度上昇を始める展開となるが、急なトレンド転換の可能性にも注意が必要であろう。

米政策金利の影響

CME提供情報(https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html)より当社作成

上図は、CMEグループが提供するFedWatchツールから作成した市場参加者の利上げ見通しである。

2月のFOMC(連邦公開市場委員会)終了時点では、3月と5月のFOMCでそれぞれ0.25%の利上げを行い、利上げが終了となるとの見方が大半であった(上図赤線)。

しかし、1月分の雇用統計とCPI(米消費者物価指数)が強い値であったことを受け、見通しは修正されつつある。

昨日も米長期金利の指標となる10年債利回りが一時3.96%台まで上昇しており、米国株も大きく下落していることから、政策金利の動向がにわかに市場のメインテーマになってきた感がある。

利上げは6月のFOMCまで続き、ターミナルレートは5.25-5.50%に。利下げに転じる時期も以前の予想より1ヵ月遅い12月のFOMC、というのが現在多くの市場参加者が予想する利上げスケジュールである。

暗号資産市場と米国株式市場との相関係数が、以前のように高い相関に戻る場合、米政策金利の動向が暗号資産市場に売り圧力をもたらす可能性も無視できないと言えよう。

意識される価格帯

BTC/JPY Bidチャート(当社取引ツールより作成)

上図は、BTC/JPYの週足チャート(2020/11/9~現在)及び日足チャート(2023/1/20~現在)にレジスタンスライン(青色)とサポートライン(ピンク色)を描画したものである。

2021年5月から7月のレンジ相場や昨年6月から11月のレンジ相場など、レジスタンス①及びサポート①、②は過去にも意識されて来た価格帯である。

現在のペナントパターンの上限である3,350,000円付近の上には、レジスタンス①(3,625,000円付近)までレジスタンスとなりうる価格帯は見受けられない

3,350,000円を上にブレイクする場合、レジスタンス①を目標とした上昇トレンドとなるか着目したいところだろう。

一方、前述のとおり利上げ長期化の懸念などから下落に転じる場合、サポート①(3,080,000円付近)からサポート②(2,800,000円付近)間まで値を落とす展開も視野に入れておきたい。

(2/21 午後11:00時点)

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2023-02-22
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