BTC(ビットコイン)、雲の先端縮小。大幅にトレンドが発生する可能性?

Daily Market Report 2022/3/7

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レンジ突入か?

BTC/JPY 日足 Bidチャート(当社取引ツールより作成)
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上図は、BTC/JPYの日足チャート(期間:2021/11/1~現在)である。

BTC/JPYは2021/11/10に史上最高値となる780万円を記録して以降、約3ヶ月間、下降トレンドで進んでいたが、2022/2/4に去年2月から続く460万円レジスタンスラインと、去年11月に付けた高値からの下落のトレンドラインを上抜けた。

その後、理的な節目でもある500万円に到達する場面もあったが、ウクライナ情勢の影響でリスクオフモードが高まったのか強い上昇トレンドにはならなかった。

そして、ロシアによるウクライナへの侵攻が報道された2/24には一時385万円付近まで下落した。

2月下旬以降、ウクライナ情勢を中心に日々様々なニュースがあり目が離せない状況だが、一目均衡表を確認すると3/15付近では雲がねじれるとともに薄くなり、基準線や転換線、遅行線などが横ばいになってきていることがわかる。

これは、昨年11月から続く下降トレンドの勢いが無くなり1/24と2/24の300万円台までの下落がダブルボトムのような恰好になっているのがわかる。

今後は上下を模索する中で、上530万円・下384万円のレンジに入ってきたと考えることもできるが、一目均衡表の雲の形状からおもしろいことがわかるだろう。

過去に雲が薄くなったその後は、強力なトレンドが発生している点は注目しておきたい。

過去の雲の動きを振り返ってみる。

過去の事例(雲の動き)

BTC/JPY 日足 Bidチャート(当社取引ツールより作成)

上図は、BTC/JPYの日足チャート(期間:2021/4/16~2021/12/22)である。

実際に、2021/5/9から同年5/19に雲が薄くなり10日間で49%下落、9/30から10/20の20日間では66%上昇という強いトレンドが発生した。

そして現在、雲が薄い。これは強いトレンド発生の前触れといえるのだろうか。

そのため今回は、今後トレンドが発生した場合のターゲットプライスについて、テクニカルチャートから分析する。

フィボナッチ・リトレースメントによる分析

上図:BTC/JPY 日足Bidチャート(当社取引ツールより作成)
中図:スローストキャスティクス(14,3,3)
下図:MACD(12,26,9)

上図は、BTC/JPY 日足チャート(期間:2021/11/6~現在)に2021/11/10の高値779.3万円と2022/1/24の安値366.7万円を結んで、描画ツールにあるフィボナッチ・リトレースメントボリンジャーバンド(±2σ)を反映させたものである。

<現状>

BTC/JPYは2022/2/4に下降トレンドを脱出し、上昇するもフィボナッチ・リトレースメントの黄ライン38.2%(524万円)とボリンジャーバンド+2σがレジスタンスラインとして機能し、2度上抜けを失敗した(上図白丸部分)。ボリンジャーバンド-1σでの反発もあり、現状は450万円前後を推移している。

また、レンジに機能を発揮しやすいオシレーターのスローストキャスティクスも機能していること(中図点線白丸部分)から上530万円・下384万円のレンジであるともいえるかもしれない。

<上昇シナリオ>:524万円を上抜け後、621万円を目指す

上昇シナリオにおける最初のターゲットプライスは、フィボナッチ・リトレースメントの黄ライン38.2%(524万円)となるだろう。

先述した通り、直近1ヶ月で38.2%ライン(524万円)の上抜けを2度も失敗している。そのため38.2%ライン(524万円)の上抜けがいったんの目標であると考えられようか。

そして、過去の事例と同じくらいに変動するとして、50%上昇と仮定した場合には、(450万円×1.5)675万円まで上昇する可能性も考えられる。

しかし、フィボナッチ・リトレースメントは38.2%と61.8%で反発しやすいという特徴もある。そのためターゲットプライスは675万円より61.8%の621万円のほうが現実的かもしれない。

そのため上昇シナリオの第1目標は38.2%(524万円)第2目標として61.8%(621万円)と考えられようか。

<下落シナリオ>:366万円を割り込み、下落トレンド再開

下落シナリオにおけるターゲットプライスは、フィボナッチ・リトレースメントのグレーライン0.0%(366万円)となるだろう。

もし、グレーライン0.0%(366万円)を割れた場合、去年7月末に付けた最高値を作った起点となった安値である300万円ラインも視野に入ってくるかもしれない。

そして、上昇シナリオの変動幅と同様に、50%下落すると想定すると(450万×0.5)225万円まで下落する可能性も考えられる。

スローストキャスティクスが機能していると考えた場合、20に差し掛かるタイミングも重要かもしれないが、より短い時間足に変えて短期的なレンジ相場に臨むのも一考だろう。

さらに、相場の強弱の判断にも使われるMACDも注視しておいたほうがいいかもしれない。

また、昨今のウクライナ情勢を注視する必要があることは言うまでもないだろう。

(3/7 午前3:00時点)

銘柄別価格前日比(%)

社内データより作成

3/6の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は-1.30%、中央値は-1.07%、標準偏差は1.01%となった。

最小下落銘柄はBCH/JPY-0.27%、最大下落銘柄はOMG/JPY-3.17%

最小下落銘柄のBCH/JPYは、一目均衡表の雲(1時間足)の下でオープンしたが9時には雲に差し掛かり、一時下へ抜けるも雲の中を模索する状態でフィニッシュした。なお、転換線は19時以降横ばいで推移している。

最大下落銘柄のOMG/JPYは、一目均衡表の雲の下でオープンし、10時頃に雲の触れるも反発となった。日足は依然と雲の下を緩やかに推移している。

24時間 ボラティリティ(%)

社内データより作成

3/6の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値は6.11%、中央値は6.23%、標準偏差は1.37%となった。

最もボラティリティが高かった銘柄はMONA/JPY9.29%

一方、最もボラティリティの低かった銘柄はETH/JPY4.15%となった。

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2022-03-07
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