大幅下落のOMG(オーエムジー)、再起には辛抱が必要か

Daily Market Report 2022/1/27

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イベント前までの上げ幅をほぼ解消

OMG/JPY 日足Bidチャート(当社取引ツールより作成)
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上図は、OMG/JPYの2021/9/1から現在までの日足チャートである。

OMG/JPYは、昨年9/20にOMGの保有者に対して、ボバ・トークンという新たな暗号資産のエアドロップ(2021/9/20 https://www.enya.ai/press/public-mainnet)が告知され、その後の上昇相場入りへの起点となった。

告知のあった9/20の始値は1,000円台であったが、11/5には2,000円の大台を回復し、2,200円台まで上伸するなどエアドロップへの期待感が先行し、急激な上昇相場を描くこととなった。

しかし、スナップショット日(エアドロップでの新規暗号資産を受け取る権利が確定する日)である11/12を迎えると、OMGはエアドロップでの価値の逓減を調整するかのように下落に転じ、イベント通過での事実売りも重なり、始値(1,803円)から終値(1,387円)で約25%の急落となった。

その後も小幅な反発を挟みながら下落傾向が継続し、直近2022/1/24には405円と昨年8月以来の安値水準まで下落している。

足元ではFRBの金融正常化に対する思惑が交錯していることや、ロシアのウクライナ侵攻への懸念などにより、株式市場をはじめリスク回避ムードの強い状況になっている。

暗号資産市場でもそのあおりを受け、軟調地合いとなっていることに加え、個別イベントを通過し材料不足であることもあり、目先のOMG/JPYは上値の重い展開が続きやすいかもしれない。

以下、上下のシナリオについて整理する。

<下落シナリオ>価格下落+出来高減少のダブルパンチで上値重い

CoinMarketCap (https://coinmarketcap.com/)より当社作成

上図は、2021/1/1から現在までのOMG/JPYの出来高(棒グラフ)と終値(折れ線グラフ)を表したものである。

OMG/JPYの値動きを確認すると、2021/9/20のエアドロップ告知以降、2021/11/12までは、期待感も手伝ってか、平均して1,500億円以上の出来高を記録し、価格も堅調に上昇していた。

しかし、11/12にエアドロップが実施されると、出来高が急増し価格・出来高ともにピークを迎えることとなった。

その後は価格の下落とともに出来高も減少し、直近1ヶ月では出来高が500億円にも届かない状況となっている。

出来高が減少していることから、需要の後退や買い手が減少していると読み取ることもでき、売りに押されやすい環境が整ってきた印象を受ける。

引き続き、出来高・価格ともに下落していく場合、昨年5月から8月頃の出来高が250億円程度まで低迷していた水準の価格にあたる、300円台が目先の目処として意識されようか。

300円台は2020年の安値圏であり、ある程度の買い圧力が出る可能性もありそうだが、明確に下抜ける場合には2020年8月頃の急騰以前の水準である100円台を睨んだ下落相場になることに警戒したい。

<上昇シナリオ>週足RSIでは売られすぎ水準に

OMG/JPY 週足Bidチャート(当社取引ツールより作成)

上図は、2021/1/4週から現在までの週足チャートにフィボナッチ・リトレースメントRSIを描画したものである。

現時点でのOMG/JPYの週足RSIを確認すると、一般的に売られすぎと判断されるRSIが30(上図 赤破線)を割り込む水準に位置することがわかる。

ここで、2021年のRSIの動きを確認するとRSIが30を割り込んだ場面は見当たらず、RSIが30以下の水準に位置していることは直近では稀な状況であることがわかる。

同様に過去1年間でRSIが30に接近したのは2021/8/9週であるが、30付近に接近したのち、価格は反発に向かうこととなった。

直近1年程度のRSIの動きに限って考えれば、現在の相場は行き過ぎた状態にあることも考えられ、自然と修正する力が相場に働く可能性もある。

そうした場合、目先は短期的な反発局面入りとなる可能性が考えられるだろうか。

反発する場合のターゲットプライスは、まずは直近の上値抵抗となっている800円付近とも重なる、2020/11/1週-2021/1/24週下落のフィボナッチリトレースメント・23.6%戻し水準の835円が目先の目処となろう。

ここを超えることができれば、1,000円の大台回復が視野に入り、1,000円台を抵抗なく回復するようなら半値戻し水準の1,315円を目標とした反発相場も考えられるだろう。

(1/27 午前7:00時点)

銘柄別価格前日比(%)

社内データより作成

1/26の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は1.06%、中央値は0.74%、標準偏差は1.58%となった。

最大上昇銘柄はMONA/JPY6.08%、最大下落銘柄はLTC/JPY-0.86%

最大上昇銘柄のMONA/JPYは、東京時間から堅調な値動きを続け、NY時間までに120円台回復を果たした。

しかし、その後の米FOMC通過後にBTC(ビットコイン)が軟調な展開となったことから連れ安となり、引けにかけて上昇幅を徐々に失うこととなった。

最大下落銘柄のLTC/JPYは、上値が重い。一時13,000円を超える水準まで上昇する場面も見られたものの、上昇の勢いは続かずNY時間では目立った反発なく、12,000円付近まで下押しした。

24時間 ボラティリティ(%)

社内データより作成

1/26の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値は10.83%、中央値は11.13%、標準偏差は2.33%となった。

最もボラティリティが高かった銘柄はENJ/JPY15.70%

一方、最もボラティリティの低かった銘柄はBTC/JPY7.31%となった。

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2022-01-27
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