LTC(ライトコイン)、ボリンジャーバンドは縮小(スクイーズ)局面、その後のシナリオは?

Daily Market Report 2021/07/14

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25日下降トレンド継続

LTC/JPY 日足 Bidチャート(当社取引ツールより作成)
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上図は、ボリンジャーバンドを表示したLTC/JPYの日足チャートである(期間:2021/4~現在)。

LTC/JPYは、5/10に40,000円を超える上昇となった後、暗号資産市場全体に調整が入るなか、5/23には12,000円まで下落した。わずか2週間で7割近くも価値を落とし、悲観論が強まり市場全体に暗い影を落としたようだ。
その後、5/27には21,000円近辺までリバウンドする場面もあったが、足元は14,000円付近で動意薄からボラティリティの低い動きが続いている。

一方で、現値14,000円付近は今年の年初でもみ合ったレベルであり、冷静に市場を俯瞰すると、40,000円は行き過ぎだったかもしれないが、10,000円も、また売られ過ぎという市場の総意を体現している状況に見えなくもない。

このように14,000円付近は居心地のよい水準であり、次の局面を占いながら現状のマーケットは小休止状況となっているようだ。

小休止はボリンジャーバンドにも凝縮され、足元のバンドは縮小(スクイーズ)の形相を強めている。

裏を返せば、今後のポジショニングを考える場合、足元の低ボラティリティから高ボラティリティを見据えた方法が有効となり、本日はボリンジャーバンドに着目して、ポジショニング戦略のシナリオを検討していみたい。

直近のLTC/JPYは、7/12足が下向きの25日平均線に抑えられる形で反落したことで、25日下降トレンドは継続している様子。以下、25日トレンドに対して順張りとする<シナリオ1>と、同トレンドに対して逆張りとする<シナリオ2>を想定したい。

<シナリオ1>:25日平均線が下降トレンドを継続し、戻り目スタンス

シナリオ1は、25日平均線が下落基調となっていることから、引き続き基調トレンドは下落継続する展開を想定するものである。

ボリンジャーバンドは縮小(スクイーズ)しており、25日平均+3σ(上図オレンジ線)が上値目途として意識されやすい環境にあるため、19,703.5円(6/15高値、25日平均+3σ付近)を上値抵抗線として注目し、同価格を突破するか25日平均線が上向くまでは戻り目スタンスで臨む戦略となる。

ただし、ボリンジャーバンドが縮小しており、今後はボラティリティが拡大する可能性も否めない。価格に弾みがつけば、ショートスクイーズが市場に持ち込まれることになるため、注意が必要となろう。

<シナリオ2>:スクイーズ局面での-3σ反発狙い

シナリオ2は、ボリンジャーバンドの縮小(スクイーズ)局面での25日平均-3σ反発を狙う戦略となる。

この戦略においては、11,205円(6/22安値、25日平均-3σ付近)を下値抵抗線として意識しつつ、ボリンジャーバンドの拡大(エクスパンション)とともに上昇気流に乗る流れを想定する。

ただし、25日下降トレンドは継続していることから、ボリンジャーバンドの拡大(エクスパンション)点灯に注意を払い、大きく下落する可能性には注意が必要だ。
この場合、ボリンジャーバンドの-3σに価格が到達するような場合は、早めに手仕舞いすることも想定しておきたい。

(7/13午後5:00時点)

銘柄別価格前日比 (%)

社内データより作成

7/13の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は-2.59%、中央値は-3.02%、標準偏差は1.15%となった。

最小下落銘柄はBTC/JPY-0.66%、最大下落銘柄はETH/JPY-4.01%

7/13の当社取扱い銘柄は前日に続き、全面安となった。
暗号資産市場に表立った悪材料は挙がっていないものの、連日の高値更新で注目を集めていたNY株式市場の反落が、市場心理を悪化させたようだ。

最小下落銘柄のBTC/JPYは、最もボラティリティの低い銘柄にもなった。同日は英決済企業による海外取引所へのサービス停止報道や(7/14 CoinPost)、米大手投資会社によるマイクロストラテジー社(BTC大量保有の企業)株大量保有報告など(7/14 CoinPost)、強弱材料は挙がっているものの、反応に乏しく、夏枯れ相場入りしたともいえそうだ。

最大下落銘柄のETH/JPYは前日に続いて4%超下落し、2週間ぶり安値圏。
大型アップデート「ロンドン」の発表が先週行われてから(7/7 Coindesk JAPAN)、ほぼ一貫して軟調な展開となっている。アップデートは8/4に実施される予定であるため、思惑的な売買の存在も視野に入れておきたい。

24時間 ボラティリティ (%)

社内データより作成

7/13の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値は5.70%、中央値は5.84%、標準偏差は1.25%となった。

最もボラティリティが高かった銘柄はXLM/JPY8.16%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はBTC/JPY3.28%となった。

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2021-07-14
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