XRP(リップル)テンバガーヘ。”やればできる”か?~(前編)現状分析と今後のシナリオ~

Daily Market Report 2021/05/11

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第3ベース構築中:ベースパターンの正念場

FX XRP/JPY 日足 Bidチャート(当社取引ツールより作成)
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上図は、XRP/JPYの日足チャート(2021年初来)である。これまでの推移をみると、典型的な大幅上昇のチャートパターンとなる“ベース”パターンの形成を模索しているように見える。

これまでの軌跡を以下に整理すると、

  • 第1ベース(白線):30円ラインを1ヶ月程度で構築。
  • 第2ベース(ピンク線):70円ラインを2ヶ月程度で構築。
  • 第3ベース(水色線):200円ラインで現在構築段階にあり、1ヶ月半程度が経過。

となる。

現在の価格水準150円付近は、4月中旬に大きく上昇し200円を試した後、下値も100円割れの下落が回避された中間地点に位置している。

200円ラインがレジスタンスライン(第3ベース)となり反落した後、100円丁度付近まで下落したものの、50日単純移動平均線(黄色線、以下50MA)にサポートされる形で反発を試しており、再度、200円ラインの上抜けチャレンジに向けて、重要な局面となっている。

今後のシナリオとしては、以下、2点が考えられる。

【①ベースパターンの終焉】

第3ベースの200円ラインの上抜けに失敗するシナリオである。

その場合、再度50MA付近となる130円程度までの調整が想定され、200円への再チャレンジは、少しの期間、お預けとなりそうだ。

【②ベースパターンの継続】

第3ベースの200円ラインの上抜けに成功するシナリオである。その場合、”第4ベース入り”となり、もう一段の上昇シナリオ継続が考えられる。

第2ベースラインから第3ベースラインへの上昇幅が300%程度(65円→200円)であることから、第3ベースラインから第4ベースラインへの上昇幅も、300%程度の上昇となるかも知れない。

その場合、200円の3倍、想定価格は”600円”となる可能性がある。

一方で、XRPは歴史的高値400円(ドル価格では$3.3近辺)も控えており、売り圧力として意識されるラインではあるだろう。

(5/11午前 0:00時点)

銘柄別価格前日比 (%)

社内データより作成

5/10の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は-2.44%、中央値は-2.37%、標準偏差は5.73%となった。

最大上昇銘柄のXLM/JPY10.64%、最大下落銘柄はQTUM/JPY-10.20%

最大上昇銘柄のXLM/JPYは、最高値を更新したことにより大きく価格が伸びたようだ。

最大下落銘柄のQTUM/JPYは三角保合いを下抜けたことにより、価格が大きく動いたものと思われる。

24時間 ボラティリティ (%)

社内データより作成

5/10の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値24.47%、中央値は26.17%、標準偏差は8.36%となった。

最もボラティリティが高かった銘柄はETC/JPY40.83%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はBTC/JPY11.54%となった。

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2021-05-11
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