BCH(ビットコインキャッシュ)史上最高値を更新

Daily Market Report 2021/04/16

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BCHが最高値を更新

BCH/JPY 日足 Bid 当社取引ツールより作成
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4月14日、BCH/JPYは今年2月15日に記録した高値である79,000円のラインをローソク足の実体で明確に更新した。約2ヶ月ぶりに上目線継続が示唆されており、ブレイクしたローソク足の長さから見るに、かなり強い価格上昇であることが伺える。長期で見れば安値の切り上げ、高値の更新がと共にはっきりと確認でき、上昇トレンドも依然継続状態であることがわかる。またBCH/JPYと相関関係が強いBTC/JPYが史上最高値を更新したことなども、好材料として見られたようだ。

出来高の伴わない上昇に下落の可能性ありか

BCH/JPY日足 BCH価格推移と出来高
Trading view(https://jp.tradingview.com/)より当社作成

上図はBCHの価格推移とその出来高を比較したものであるが。図を見ると今回の上昇は出来高が伴っておらず、商いが少なく不安定なものであることを示している。高値の更新率で見ても、前回高値(2月)の更新率が前々回高値(1月)比で+18%であるのに対し、今回の更新は前回高値比で現在、+9%の更新率となっており、高値更新率もまだ前回の半分ほどであることがわかる。このまま引き続き上昇するのか、または、反落し、下落してくるのか、両方の可能性を視野にいれておきたい。

週足ではレジサポラインブレイクで上昇の可能性も

BCH/JPY週足
Coin Market Cap (https://coinmarketcap.com/)より当社作成

週足では、A、B、Cが意識され、レジスタンスラインが形成されていたが、直近の値動きで、ローソク足実体で明確にブレイクして来ており、目線は上値拡大を視野に入れているような印象も受ける。その場合、週足で見た前回高値である¥190,000のラインを目指すような展開も可能性としてはあるのかもしれない。

(4/15 午後9:00時点)

銘柄別価格前日比 (%)

社内データより作成

4/15の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は5.11%、中央値は3.07%、標準偏差は7.85%となった。

最大上昇銘柄はETC/JPY29.32%。最大下落銘柄はXRP/JPY-0.88%。

最大上昇銘柄のETC/JPYは、前日営業日に意識された23,000円をブレイクしたことや暗号資産市場の堅調地合いを楽観され、2018年以来の推移水準である30,000円へ急進する形となった。

最大下落銘柄のXRP/JPYは、198円のダブルトップを上値余地として意識されたことで、178円下値まで下げ足が続き、サポートをしっかり確かめる形となった。

24時間 ボラティリティ (%)

社内データより作成

4/15の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値10.76%、中央値は8.38%、標準偏差は7.32%となった。

最もボラティリティが高かった銘柄はETC/JPY29.34%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はBTC/JPY2.81%となった。

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2021-04-16
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