テンバガーの可能性あり?~BAT (ベーシック アテンション トークン)モデル完結編~
Daily Market Report 2021/03/19
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・上昇サイクルの最終段階:テンバガーが射程圏内へ
チャート(BATJPY 日足) 当社取引ツールより作成
上図は、BATの日足チャート(2021年初来)である。これまでの軌跡を見ると、価格が10倍化する銘柄“テンバガー”のチャートパターンを順調に形成している。
また、一般的な上昇サイクルを検証する際、第5ベースの到達は、上昇サイクルの一巡を意識される段階であり、重要な局面であるといえる。
今までの軌跡を検証し、改めて今後のシナリオを整理する。
【ベースパターン形成期】
株式市場で見られるハイパーグロース(急成長株)銘柄の典型的なチャートパターン “ベースパターン”を形成した期間。この期間における、【30円】第1ベースから【60円】第3ベースまでのベース構築は、その後の上昇局面に至る“基礎部分”の働きとなった。
特に、【60円】第3ベース(水色線)は、ベース構築に長期間を要したことが、上抜け達成後の反発力につながり、その後の上げ足を早める要因となった。
(Daily Market Report 2021/03/02 「成長株発掘法でみるBAT(ベーシック アテンション トークン)~ハイパーグロース銘柄への挑戦~」参照)
【桁替え銘柄誕生期】
“桁替え”、つまり2桁価格から3桁価格の銘柄へ生まれ変わることは、銘柄の進化を意味する【銘柄誕生】となる。また、“桁替え”は、テンバガー達成銘柄の系譜である。
BATにおいては、【80円】第4ベース(緑線)の上抜け達成と同時に “桁替え”を達成した。この期間は、【銘柄誕生】通りに上昇値幅拡大が実現し、新たなステージとなった。
(Daily Market Report 2021/03/12「3桁目前のBAT (ベーシック アテンション トークン)~3桁銘柄のバースデーが、テンバガー挑戦のはじまり~」参照)
< シナリオ1:テンバガーモデルの確立 >
次のステージである第5ベースにて、年初水準20円の“テンバガー”【200円】到達を達成するシナリオである。
達成の目安条件は、200円到達まで「前日安値を割り込まない」日足を継続することである。
上記の条件を継続する限り、良好な需給バランスを保つことができるため、【桁替え銘柄誕生期】以降の大きな値幅が上昇の期待感を醸成し、200円到達の可能性があるだろう。
< シナリオ2:第5ベースの不発上昇局面の終焉 >
第5ベースにて上昇スピードを失い、200円未達のまま上昇サイクルが終焉するシナリオである。目安となる条件は、「前日安値を割り込む」日足が発生することである。
「前日安値を割り込む」日足の発生は、上昇サイクルの失速を印象づけるため、最終局面におけるサイクル転換サインの典型例である。転換後は、【桁替え銘柄誕生期】以降の大きな値幅が戻り売りの思惑を生みやすく、特に需給バランスの悪化を招く可能性もある。
テンバガーの可能性を高める唯一の方法は、テンバガー達成銘柄の系譜を踏襲し続けることである。BAT、自らが本物のテンバガーとなれるか、挑戦は続く。
(3/19午前 0:00時点)
・銘柄別価格前日比 (%)
社内データより作成
3/18営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。
平均値は-0.77%、中央値は-1.17%、標準偏差は1.90%となった。
最大上昇銘柄はQTUMJPYの4.75%。最大下落銘柄はETHJPYの-2.24%。
最大上昇銘柄のQTUMJPYは今年3月上旬以来の最高値である680円台に接近。長らく膠着した展開が続いていたためか、最高値を目指す勢いが生じた。
最大下落銘柄のETHJPYは、BTCやその他主要アルトコインと同様に軟調。米国株下落やBTCの行ってこい相場が意識され、ETHJPYの上値は重く伸び悩む展開となった。
・24時間 ボラティリティ (%)
社内データより作成
3/18営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。
平均値6.40%、中央値は5.41%、標準偏差は3.17%となった。
最もボラティリティが高かった銘柄はBATJPYで15.23%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はXLMJPYで3.69%となった。
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