ライトコイン(LTC)、上昇トレンドに注目
Daily Market Report 2021/03/09
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・続落なら「13,000円」も射程圏内
LTCJPY 日足 Bid
当社取引ツールより作成
LTCJPYは2月高値の25,000円から17,000円への下落に対し、50%の戻し(半値戻し)の21,000円がレジスタンスとして上昇を阻んでいる状況だ(=上図参照)。
LTCは、アメリカの暗号資産投資企業であるGrayscale(グレースケール)が2月に採掘されたLTCの80%に相当する174,000LTCを超える数量を購入したことやLTCも取り扱う米大手カストディ企業のBitGo(ビットゴー)がNYDFS(ニューヨーク州金融サービス局)より信託企業のライセンスを取得したことで機関投資家にカストディサービスを展開できるようになったことなどが好感され、需要の高まりを見せている。
しかし3/8に、米債券利回りの上昇を警戒したゴールドやリスクアセットの軟調地合いを背景に、BTCを主とする暗号資産市場も重しがかかった。LTCJPYは21,000円のレジスタンスが意識されているようだ。
リスク回避の流れが継続して下値を試すようであれば、LTCJPYの上昇トレンドで支持されるかがポイントになりそうだ(上図参照)。
上昇トレンドを下方にブレイクする場合、N計算値となる13,000円のサポートが目標値となるだろう(上図①参照)。
一方、上昇トレンドで支持されれば、概ね17,000円でW型の反発となり、25,000円を目指すような展開も想定できよう(上図②参照)。
(3/8 21:30時点)
・銘柄別価格前日比 (%)
社内データより作成
3/8営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。
平均値は2.01%、中央値は1.66%、標準偏差は3.20%となった。
最大上昇銘柄はETHJPYの7.66%。最大下落銘柄はXEMJPYの-5.06%。
最大上昇銘柄のETHJPYは4日連続続伸と力強さをみせた。2週間ぶりに200,000円の大台まで回復となるか注目される。
最大下落銘柄のXEMJPYは営業日唯一の下落銘柄となった。一時60円を割り込む展開となり、上値の重い展開が続いた。
・24時間 ボラティリティ (%)
社内データより作成
3/8営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。
平均値7.02%、中央値は6.97%、標準偏差は1.90%となった。
最もボラティリティが高かった銘柄はXEMJPYで10.41%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はXLMJPYで4.59%となった。
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