時価総額7位へ転落したXRP(リップル)、買い増しは吉か凶か

Daily Market Report 2021/03/01

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XRP(リップル)の現在地点

Coin Market Cap (https://coinmarketcap.com/)より当社作成

上図は2017/12/1を起点としたXRP(リップル)の時価総額と出来高を比較したグラフである。

出来高の面からみると、2017年のバブル期と比較し、2020年11月頃から出来高が急増していることがわかる。2017年バブル期(2018年1月7日)の出来高が約2,500億円であったのに対し、直近(2021年2月27日)は約5,000億円の出来高を記録している。バブル期から約2倍の増加をみせており、2017年期を超える資金流入の兆候を読み取ることができる。

一方で、時価総額はBTC (ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、USDT(テザー)に並び常にトップ5位を維持していたが、足元ではADA(カルダノ)やDOT(ポルカドット)という急成長中の銘柄に後れを取り、7位まで順位を落とす状況となっている。

時価総額で後れを取ったXRP(リップル)であるが、価格の面はどうだろうか。

Coin Market Cap (https://coinmarketcap.com/)より当社作成

上図は1/1を起点としたXRP(リップル)の上昇率を比較したグラフである。

現在、年初来の価格から84%程上昇しているが、年初の価格帯から2倍を超える上昇をみせた日も多く、時価総額の順位は落ちたものの、価格は強含んだ価格推移をみせていることがわかる。

2/5に更新されたJVCEA(一般社団法人日本暗号資産取引業協会)の統計情報によると、国内の現物取引高上位暗号資産としてBTC (ビットコイン)の1兆5,000億円に次ぎ、XRP(リップル)は3,500億円もの取引金額を占める人気銘柄であり、多くの投資家の関心を集めている人気銘柄である

12月の下落パターンに警戒

XRPJPY 日足 Bid当社取引ツールより作成

上図は、XRPJPY日足チャートと12本の指数平滑移動平均線(EMA)を表示し、価格のトレンドを視覚化したチャートである。

直近の動きを確認すると、大きく分けて2つの上昇と2つの下落パターンを繰り返してきた。

11月の上昇以降、材料は異なるものの、毎月陽線・陰線を交互に繰り返しながら相場が形成されてきたことがわかる。

指数平滑移動平均線(EMA)をみると、2/23日以降にローソク足が赤色短期移動平均線を割りこんでおり、青色長期移動平均線の下限である43.2円に迫る勢いであることから、弱気派が優勢の展開をみせている。

今後43.2円を明確に下抜けすると仮定した場合、12月中旬から1月中旬までもみ合い相場となった35~33円ラインまでの下落に注意が必要となりそうだ。

買い増しの好機は近い?

XRPJPY 週足 Bid当社取引ツールより作成

上図は、XRPJPY週足チャートと12本の指数平滑移動平均線(EMA)を表示し、価格のトレンドを視覚化したチャートである。

暗号資産全体の調整局面により、2月の月足は陰線を記録することとなったが、週足チャートと指数平滑移動平均線(EMA)をみると、赤色短期移動平均線が青色長期移動平均線を上回り(11/16週ゴールデンクロス(緑矢印参照))上昇トレンドを維持していることがわかる。

また、過去のレジスタンスラインからサポートラインに転換した35~33円ラインは、ちょうど青色長期移動平均線の位置する価格帯と一致しており、買い増しを検討するラインが迫っている可能性がある。

さらに、移動平均線乖離率を確認すると、直近の期間では移動平均線乖離率マイナス値での買いは上昇につながる押し目買いの好機となっていることがわかる。

一方、今月に上昇相場を想定するならば、下落の目途とした35~33円ラインの倍であり、直近高値である60円~70円台への反発上昇となる可能性もある。

11月からボラタイルな展開が継続しているため、資金管理を徹底して相場に臨む必要があるだろう。

(3/1午前 7:00時点)

銘柄別価格前日比 (%)

社内データより作成

2/28営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は-5.41%、中央値は-5.28%、標準偏差は3.60%となった。

最大上昇銘柄はXEMJPY4.12%。最大下落銘柄はXLMJPYの-10.06%

最大上昇銘柄のXEMJPYは営業日唯一の上昇銘柄となった。節目の60円台への回復となるか注目される。

最大下落銘柄のXLMJPYは反落。昨日高値の更新に失敗すると夜間帯まで下げ止まらず。

39.2円の安値をつけた後に42円台まで反発上昇するものの、弱気派優位の展開となった。

24時間 ボラティリティ (%)

社内データより作成

2/28営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値14.52%、中央値は14.72%、標準偏差は2.44%となった。

最もボラティリティが高かった銘柄はXEMJPY18.88%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はBTCJPY10.51%となった。

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2021-03-01
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