BTC(ビットコイン)、本日の想定レンジは?短期的には646万円の可能性も
Daily Market Report 2021/02/22
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・本日の想定レンジは「543―646万円」
当社配信レート(レバレッジ BTCJPY)より作成
BTCJPYのデイリーピポットポイントは上図の通りとなる
クローズベースで500万円達成(2/12日)から600万円(2/21)まで、わずか9日となっており、短期的な過熱感が懸念される状況であるが、前日の相場から今日の相場を占うピボットはどのような数字となっているか注目してみたい。
1日のレンジはS2及びR2内で収まる傾向から、本日の想定レンジはBIDベースで「543―646万円(5,428,438.667円―6,458,804.667円)」となる。
・「543万円」が強いサポートとして機能
本日の想定レンジの下限となるS2(543万円)は日足チャートでしっかり抜けた高値に当たり、レジスタンス・サポートの転換として本日以降は強いサポートラインとして機能しそうだ。
一方、Glassnodeのデータによると、BTCUSD価格2万ドルを超えた高値圏で100万ドル相当のBTC(50BTC)を保有する口座が急増しており、これは、初期(マイニング報酬が50BTCの頃)のマイナーのアドレスを表しているとしている。[GlassnodeによるTwitter上のツイート(https://twitter.com/glassnode/status/1361948460061237249)]
マイナーと言えば、マイニング報酬が常に売り圧力として相場へ意識されてきたが、売りが出そうだと噂された今、中国の春節をこなし、この2月から200%の上昇率となっている。
他方で、ネガティブニュース等が生じると大規模ロスカットや投げ売りによって急落の可能性も想定される。そのため、S2:543万円の下抜けに警戒すべきであろう。
調整も少なくここまで価格上昇してきたこともあり、500万円付近までこれといったサポートが見受けられない。短期的には、売りのターゲットプライスとしてR2(646万円)を視野に入れることも有効か。
レバレッジ BTCJPY 日足Bidチャート(当社取引ツールより作成)
(2/22 午前 7:00時点)
銘柄別価格前日比 (%)
社内データより作成
2/21営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。
平均値は-0.92%、中央値は-1.51%、標準偏差は2.87%となった。
最大上昇銘柄はXEMJPYの5.30%。最大下落銘柄はXLMJPYの-5.97%。
最大上昇銘柄のXEMJPYは2/22にSymbolメインネットリリースのテスト結果公表を背景に好感されて買われる展開。
最大下落銘柄のXLMJPYは2/18から続いていた低ボラティリティのレンジ下限をブレイクアウトし、下落の勢いが生じる形となった。
・24時間 ボラティリティ (%)
社内データより作成
2/21営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。
平均値12.87%、中央値は11.37%、標準偏差は3.90%となった。
最もボラティリティが高かった銘柄はXEMJPYで23.00%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はBTCJPYで8.57%となった。
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