モナーコイン(MONA)続伸、700円台も視野?

Daily Market Report 2021/02/18

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三角保ち合いを上抜け、昨年の高値に挑戦

MONAJPY 週足 Bid
当社取引ツールより作成

週足のモナーコイン(MONAJPY)は三角保ち合いから上昇トレンドに移行しつつあるようだ。

MONAJPYの値動きを振り返ると、昨年2月は当社を含む国内取引所での新規上場が相次いだことや、アルトコイン活況相場の恩恵から価格は急騰して、2019年12月の80円から289円まで高騰した。

しかし、その直後の3月にはコロナウィルスの影響で株式市場の下落をはじめとしたリスクオフが広がり、76円の安値をつけた。その後、7月末に200円台前半まで戻したものの、モナーコイン特有の材料が少ないこともあり価格は反落。

2020年末まで①のレジスタンスと②のサポートラインの中で推移した。

2021年になると①のレジスタンスがブレイクされ(赤矢印)、MONAJPYはそのまま続伸。サポートも②よりも急角度な③に置き換わっており、以前より強い上昇トレンドであることを示唆している。

三角保ち合いを抜けた場合に強いトレンドを形成する傾向がテクニカル分析の基礎の一つであるが、MONAJPYは9か月もの期間にわたって①と②の保ち合いに留まっていたため、レジスタンスのブレイクは市場参加者に注目され、その後の買いも入りやすかったようだ。

下図の出来高をみても、年明け(赤矢印)から昨年3月以降の水準を上回り始めており、市場参加者の注目を集めていたことが確認できる。

2021年2/12の出来高は昨年2月を超えており、引き続き上昇トレンドをサポートする売買高が継続するか注目される。

MONAJPY出来高移動平均
Coin Market Cap (https://coinmarketcap.com/)より当社作成

MONAJPY今後の展開は

MONAJPY 週足 Bid
当社取引ツールより作成

今後の展開の一つとして、③のトレンドラインがサポートとして機能しながら、昨年2月高値、289円の上抜けが注目される。上抜けに成功した場合には、一昨年の戻り高値である360円台まで真空地帯となるため、(A)のようにさらに上値を目指す可能性がある。

また、360円台まで上昇すると、モナーコインの価格上昇が海外投資家にも注目され、DOGE Coinのように新たな資金が流入する可能性もある。その場合、(A’)のように一昨年の高値である750円付近まで上昇する展開も視野に入ってくるだろう

一方、反落した場合でも、(B)のように②のサポートで反発し、昨年2月高値やレジスタンスになった③のラインとの間でレンジ展開になる動きが想定しやすいか。

(2/18 午前 7:00時点)

銘柄別価格前日比 (%)

社内データより作成

2/17営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は7.93%、中央値は7.43%、標準偏差は2.36%となった。

最大上昇銘柄はLTCJPY14.05%。最小上昇銘柄はETHJPY5.50%

2/17営業日は全面高となった。前日のビットコイン5万ドル到達が好感され、株式市場でも暗号資産関連銘柄が急騰するなど、他の市場参加者からの注目も集めた。

最大上昇銘柄のLTCJPYは3日ぶりの上昇。BTCJPYとの相関性の高さからか、続落分を全て戻して年初来高値を更新した。

最小上昇銘柄のETHJPYも史上最高値圏を推移しているが、他のアルトコインの上昇余地の方が大きかったようだ。

24時間 ボラティリティ (%)

社内データより作成

2/17営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値10.94%、中央値は11.38%、標準偏差は2.82%となった。

最もボラティリティが高かった銘柄はBATJPY15.33%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はBCHJPY6.92%となった。

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2021-02-18
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