ETH(イーサリアム)、意識すべきサポートライン
Daily Market Report 2021/02/17
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・ETH(イーサリアム)今後の展開は?
ETHJPY BID 日足 当社配信レートより作成
ETHJPYは2月に入り最高値を更新し196,000円が天井となっている。
今月に入っての主要レンジとしては169,000~196,000円の推移となっているが、12月から黄色いラインがサポートラインとなり上昇を続けていることがわかる。この黄色いラインはかなり意識されているサポートラインとなり、1/22に下抜けする場面があったが終値では黄色いラインの上まで戻っている。その後も割れておらず上昇トレンドは変わっていないと考えられる。
ETHJPY ASK 4時間足 当社配信レートより作成
4時間足を確認すると、上辺196,000円と二点を結べる三角持ち合いとなっている様子が伺える。昨今のボックスとしては、179,000円あたりが意識されているようにも見受けられる。
今後の展開としては、日足の黄色いラインがサポートラインとなるか、しっかりと動静を見極めたい。
サポートラインがトレンドラインと意識される相場つきとなれば、再度196,000円を試す展開となる可能性には留意したい。この場合、レジスタンスとして意識される196,000円がクリアできるようであれば、さらなる上昇の可能性もある。
他方で、黄色いラインがサポートラインとして機能しなかった場合は、前回のサポート位置の150,000~155,000円程度までの調整も意識しておく必要があるだろう。
いずれにせよ、黄色いトレンドラインがサポートラインとして機能出来るのか、注目して今後の動向を追っていきたい。
(2/17 午前 7:00時点)
・銘柄別価格前日比 (%)
社内データより作成
2/16営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。
平均値は-2.42%、中央値は-1.41%、標準偏差は2.64%となった。
最大上昇銘柄はBTCJPYの1.55%。最大下落銘柄はXRPJPYの-9.00%。
最大上昇銘柄のBTCJPYはアルトコインが下がる中、最高値を更新し初めてとなる50,000ドルを超えた。
最大下落銘柄のXRPJPYはリップル社とSECが裁判に関する共同文書を提出し「現時点での和解はない」としたことからか下落した。
・24時間 ボラティリティ (%)
社内データより作成
2/16営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。
平均値10.85%、中央値は10.71%、標準偏差は3.15%となった。
最もボラティリティが高かった銘柄はXRPJPYで18.58%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はETHJPYで5.76%となった。
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