ステラ・ルーメン(XLM)1月の動きから考察する今後の展開
Daily Market Report 2021/02/01
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・ステラ・ルーメンの1月の推移
XLMJPY 日足 Bid当社取引ツールより作成
今年1月には12円であったXLMJPYは、一時37円まで上昇。その後は24~32円のレンジでの推移となっている。
レジスタンスラインである32円は6日、7日、29日、30日と、37円まで上昇したことはあるものの、32円まで押し戻され上ヒゲとなっており、重い抵抗となっている。同様にサポートラインである24円も11日、22日、27日に一時的に下にブレイクする場面もあったが、下ヒゲとなりレンジ内まで戻り終値を迎えている。このことからレジスタンスラインである32円の上値は重く、サポートラインの24円も底堅いと受け取れる。
1/19に一度上抜けできるチャンスがあった。水色のラインが、1/4から始まった上昇トレンドのサポートラインとなり、11日、15日と反発上昇し、綺麗な上昇三角形を形成していた。しかし32円の壁は大きく上値ブレイクに失敗し反落してしまった。
その後、1/22までには、サポートラインの24円で反発、白線(レンジ内の半分の位置28円)までの半値戻しの後、ダブルボトムを形成する形で再度32円上昇ブレイクを試したが、失速している。
・今後の展開
XLMJPY 日足 Bid当社取引ツールより作成
今後の展開としては黄色いラインが1月27日で反発していることからサポートラインになる可能性がある。この場合下値切り上げの上昇三角形となり、再度レジスタンスラインである32円を目指し、上辺ブレイクの可能性もあるだろう。黄色いラインがサポートラインの機能を果たさなかった場合、再びレンジ内での推移となる可能性もあるが、現在のチャートパターンからトリプルトップの形となっているとも見受けられる。
XLMJPY 日足 Bid当社取引ツールより作成
上図はトリプルトップ形成だと仮定した場合の今後の展開である。この場合は黄色い線はサポートラインの機能を果たさず24円のサポートラインも下にブレイクする可能性がある。その場合、下落の目途としては中期移動平均線または長期移動平均線となり、1月の上昇をすべて戻す可能性もあるだろう。
どちらにせよ、まずは黄色い線がサポートラインになるのかの確認か。サポートラインになるようなら32円のラインに注目、黄色い線を下にブレイクした場合は24円のラインに注目したい。
(2/1 午前 7:00時点)
・銘柄別価格前日比 (%)
社内データより作成
1/31営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。
平均値は-2.04%、中央値は-4.16%、標準偏差は6.99%となった。
最大上昇銘柄はXRPJPYの19.42%。最大下落銘柄はETHJPYの-6.32%。
最大上昇銘柄のXRPJPYは、リップル社がSECの提訴に対する回答の提出や、米掲示板サービスによるDOGEコイン高騰後XRPへ資金が流れ、連日で高騰している可能性がある。
最大下落銘柄のETHJPYは、直近でのレジスタンスラインの14.5万円に押し戻されて軟調な展開となった。
・24時間 ボラティリティ (%)
社内データより作成
1/31営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。
平均値10.60%、中央値は7.96%、標準偏差は6.55%となった。
最もボラティリティが高かった銘柄はXRPJPYで29.94%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はXEMJPYで6.42%となった。
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