ライトコイン今後の展開~ビットコインを追うアルトコインの時代は終わりか?~
Daily Market Report 2021/01/27
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・ライトコイン今後の展開
LTCJPY 日足 Bid
当社取引ツールより作成
LTCは10月頃から上昇し、1/10に直近高値を付けてから値幅が収束している。収束も終わりに近いと予想されることから、さらなる上昇または下落とどちらにブレイクしてもおかしくない状況と考えられる。
今後の展開としては、三角保ち合いのレジスタンスライン(黄線)を上にブレイクした場合は直近高値の18,000円を目指した上昇となりそうだ。直近高値の18,000円は2018年5月の高値付近のため意識されているラインとなり、大きな防衛ラインとなりそうだ。このラインを抜けられると2万円台も見えてくるだろう。
三角保ち合いのサポートライン(白線)を下に割れた場合は、1万円付近までの下落は頭に入れておきたい。1万円の付近は中期移動平均線及びフィボナッチ・リトレースメントの61.8%の位置にもあたるため、このラインが下落の目途となる可能性が考えられる。
・BTCに突き放されるアルトコイン
比較チャート 週足
当社取引ツールより作成
上図は暗号資産全体の相場が活況であった2017年後半からのBTC、ETH、LTC、BCHの比較チャートである(週足)。
2017年のBTCとアルトコインの関係といえばBTCについていくアルトコインが多いイメージではないだろうか。現状の関係性は2017年の時とは異なり、BTCが高値を更新している中、LTCは前回高値の半分以下に位置している。LTCの他にもETH、BCHなどの2017年の高値に届いていない銘柄は多く、アルトコインは未だBTCに比べ上昇していないことが分かる。アルトコインは現在もBTCに比べ上昇率が低く、急騰するほどの材料があるわけでもない。BTCが上がれば同じくらいにアルトコインも上がるという2017年のトレンドは終焉を迎えつつあるのかもしれない。今後の展開に注目したい。
(1/27 午前 7:00時点)
・銘柄別価格前日比 (%)
社内データより作成
1/26営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。
平均値は-1.50%、中央値は-2.32%、標準偏差は2.96%となった。
最大上昇銘柄はXEMJPYの5.92%。最大下落銘柄はMONAJPYの-4.22%。
最大上昇銘柄のXEMJPYは日足で見ても下値を切り上げて上昇しており堅調な展開となっている。
最大下落銘柄のMONAJPYは175円の上値が重たく伸び悩んでいる状況が続いている。だが、日足では下値を切り上げていることから175円突破の可能性あるか。
・24時間 ボラティリティ (%)
社内データより作成
1/26営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。
平均値8.06%、中央値は7.71%、標準偏差は1.89%となった。
最もボラティリティが高かった銘柄はXEMJPYで11.37%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はXRPJPYで5.31%となった。
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