ビットコイン依然として上昇トレンド、行き過ぎもまた相場?
Daily Market Report 2021/01/14
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・今後の展開は?
BTCJPY 日足 Bid
当社取引ツールより作成
BTCは昨年3月より上昇をはじめ、史上最高値を更新し続けていたが今週に入り一時100万円の下落を見せた。現在は300万円台後半で推移している状況となっている。
10月頃から短期移動平均線で反発することが多く、1/4営業日の下ヒゲは短期移動平均線に触れ上昇し、1/11営業日の下落では下ヒゲは短期移動平均線を割れたが日足の終値では上回っている。1/12営業日も1/13営業日も終値は短期移動平均線より上で終わっており、短期移動平均線がかなり意識されているといえる。
また、昨年の3月から今年の最高値までをフィボナッチ・リトレースメント(※)でみると、ここ3日間での下落で23.6%の調整をしたともとれる。依然として上昇トレンドは変わっておらず再び最高値を目指してもおかしくはない。だが、フィボナッチ・リトレースメントの23.6%(3,356,375円)を実線で下に割れた場合は次の38.2%(2,818,837円)または50%(2,384,389円)までの下落がある可能性がある。今後の日足終値に注目していきたい。
※フィボナッチ・リトレースメント:「1:1.618」という黄金比率をチャートに組み込み、その後の動きを予想するテクニカルな分析方法。
・昨年末から検索数UP
Google trendsより作成
(URL:https://trends.google.co.jp/trends)
昨年末より“ビットコイン“、”仮想通貨“の検索数が増加している。価格の上昇とともに検索数も伸び、1/9に検索数で100を付けるとBTCの価格帯も近辺で天井となり、1/10から下落している。検索数が必ずしも相関するわけではないが、今後もさらなるビットコインの成長に期待していきたい。
(1/14 午前 7:00時点)
・銘柄別価格前日比 (%)
社内データより作成
1/13営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。
平均値は5.41%、中央値は6.18%、標準偏差は1.62%となった。
最大上昇銘柄はXLMJPYの7.58%。最小上昇銘柄はMONAJPYの2.62%。
最大上昇銘柄のXLMJPYは二日連続での最大上昇銘柄となり、レジスタンスラインの31.8円目前となっている。
最小上昇銘柄のMONAJPYは午前中7%ほどの下落があったものの141円付近で反発、午後から上昇し堅調に推移した。
・24時間 ボラティリティ (%)
社内データより作成
1/13営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。
平均値11.98%、中央値は12.63%、標準偏差は1.72%となった。
最もボラティリティが高かった銘柄はLTCJPYで14.11%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はXRPJPYで7.99%となった。
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