暗号資産市場は連日続落、ドミナンスではETHが目立つ
Daily Market Report 2021/01/12
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・主要銘柄によるドミナンスチャート
主要銘柄によるドミナンス(参考データ:https://coinmarketcap.com/ja/)
BTCJPY相場は1/10から連日続落し、425万円から310万円まで大幅下落。主要アルトコインも連れて下落する展開となった。リアルマネーへ資金が流れたことで暗号資産市場は悲観的である一方、主要銘柄によるドミナンスチャートを見ると、総時価総額に対してETHの上昇がひときわ目立つ。ETHは1/15にOptimism事前版リリース、2/8に米CMEのETH先物取引開始、3/15にメインネットリリースを控えており、流動性面・技術面において好感されているようだ。
・ETHJPYは10万円大台をトライ
ETHJPY 週足 BIDチャート(当社取引ツールより作成)
ETHJPYの週足(期間:1/11~1/16)を確認すると、現在は100,000円大台で引けた陰線下髭の形であることから100,000円がサポートとしてトライされている可能性が髙い。上述した通り、ETHは3月にかけて好材料が控えている背景があるため、100,000円がサポートとして機能されれば、次の上値の150,000円大台を目指し反発上昇に転じることも可能であろう。一方で100,000円を割り込んでしまうと、100,000円がレジスタンスとなり、下値模索の様相となってしまう事も考えられるだろう。
(1/12 午前 7:00時点)
・銘柄別価格前日比 (%)
社内データより作成
1/11営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。
平均値は-16.41%、中央値は-15.91%、標準偏差は5.37%となった。
最小下落銘柄はXRPJPYの-10.04%。最大下落銘柄はBCHJPYの-25.58%。
暗号資産市場は全体的に大幅下げ、リアルマネーへ資金が流れている様子。中でも下落の勢いが目立ったBCHJPYは1/9と1/10で急伸し、週足BIDチャートで65,000円の抵抗帯に到達すると、1/11に売り込まれる形となった。
・24時間 ボラティリティ (%)
社内データより作成
1/11営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。
平均値32.43%、中央値は33.28%、標準偏差は5.71%となった。
最もボラティリティが高かった銘柄はBCHJPYで41.49%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はXRPJPYで25.01%となった。
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