ビットコイン 次の動きの鍵は197万円か

Daily Market Report 2020/12/04

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・銘柄別価格前日比 (%)

社内データより作成

12/3営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は2.91%、中央値は1.55%、標準偏差は3.6%。

最大上昇銘柄はXEMJPY10.93%。最大下落銘柄はBCHJPY-1.01%

最大上昇銘柄のXEMJPYは4営業日続伸となり、終値が20円を超え直近高値を更新した。

最大下落銘柄のBCHJPYは11月末で18%ほどの上昇となっていたが、12月に入ってから軟調な展開が続いている。

・24時間 ボラティリティ (%)

社内データより作成

12/3営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値は5.89%、中央値は5.26%、標準偏差は2.71%となった。

最もボラティリティが高かった銘柄はXEMJPY11.61%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はBTCJPY3.03%となった。

・依然としてビットコインは200万円付近で推移

チャート(BTCJPY 週足 Bid) 当社取引ツールより作成

BTCJPYは現在先行きの不透明感から200万円を境にもみ合いが続いているが、今後の動向を考察してみる。

週足で見たBTCJPYは2017年12月に最高値を付けたが実線は200万円を超えられずに197万円付近で下落に転じている。現在の価格帯は197万円を超えているが、今週の終値が197万円を超えて終えられるかが一つのポイントになるだろう。

今週の終値が197万円を超えて終えられた場合、2017年の最高値ラインを目指す可能性がある。

終値が197万円を超えられなかった場合、197万円のラインが意識されたことになり197万円が天井となる可能性がある。仮に197万円が天井となった場合は節目である150万円が下落の目途となるかもしれない。

比較チャート(BTCJPY/ETHJPY/XRPJPY/XEMJPY) 当社取引ツールより作成

上図は2020年に入ってからのBTCJPYと主要アルトコイン(ETHJPY、XRPJPY、XEMJPY)との比較チャートである。

2020年に入ってからのBTCJPYの上昇率は200%以下となっており主要アルトコインに比べ低い位置にいるのが分かる。シンボル付与での強い上昇をうけたXEMJPYが一番の上昇となっているが、平均して315%の上昇となっている。

仮にBTCJPYも315%の上昇があるとすれば、300万円台に行ってもおかしくはない計算だ。

今週の終値、200万円という高値圏にいることに注視しながら今後の動向を追っていきたい。

(12/04 午前7:00時点)

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2020-12-04
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