モナーコインついに動き出す!トレンド転換か

Daily Market Report 2020/12/03

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・銘柄別価格前日比 (%)

社内データより作成

12/2営業日の当社取扱い銘柄別終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は0.20%、中央値は-0.46%、標準偏差は2.02%。

最大上昇銘柄はXEMJPY5.88%。最大下落銘柄はXLMJPY-2.11%

最大上昇銘柄のXEMJPYは3営業日続伸し、終値ベースで年初来高値を更新した。

最大下落銘柄のXLMJPYは、11/28にダブルトップをつけて以降、上値の重い展開となっている。

・24時間 ボラティリティ (%)

社内データより作成

12/2営業日の当社取扱い銘柄の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値は6.19%、中央値は5.92%、標準偏差は1.23%となった。

最もボラティリティが高かった銘柄はLTCJPY9.24%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はBTCJPY4.79%となった。

モナーコイン、動意づく

チャート(MONAJPY 日足 Bid)当社取引ツールより作成

モナーコインは9/24に下髭の陰線を付けてから、11月までの日数のうち、7割以上を120円から140円までの価格帯で推移していた。

動意づいたのは、11/21から。XRPやXLM等のアルトコイン急騰により、市場参加者がアルトコインに注目したことで、MONAも連れ高となり約10%上昇。11/24には9月前半の水準となる、180円付近まで上昇した。もっとも、120円付近の底堅さは既に意識されている中での上昇だった。翌25日に上髭の陰線をつけると、26日には他のアルトコインに連れ、125円台まで急落し、往ってこいの結果となったが、その後、再び反発し、140円の抵抗を抜けた点、14日移動平均線が100日を上抜けた点を見ると、市場参加者の認識が変わったようだ。

一方で、ファンダメンタルズでは9月の半減期以降、モナーコイン特有の材料が乏しい点など、懐疑的な見方があるのは確かである。前営業日も実体の乏しい陰線で引けており、市場の迷いを示唆しているようだ。

だが、出来高を見てみると5日移動平均線は下向きだしたものの、出来高は9月以前の価格下落前の水準を保っていること、25日、75日移動平均線は上向きだしたことから、新たな資金が流入していると考えることもできる。(下図参照)

今後の展開として、(A)のように下落し、再び以前のレンジ相場に戻る展開や、(B)のように上昇するものの、200日移動平均線や、11/24、11/25の終値付近となる160円がレジスタンスとなる展開が考えられる。

しかし、XRPJPYが依然として60円台を保っており、引き続きアルトコインが注目されていることや、モナーコインの価格は材料に乏しい中での価格であることを踏まえると、アルトコイン市場への資金流入や何らかの好材料によって再び160円のレジスタンスを上抜ける可能性は十分に考えられる。その場合には8月前半のサポートであった、200円台手前で失速するかもしれないが、160円を次のサポートとして再び上値を追う展開(C)も視野に入れたほうがよいだろう。

MONAUSD出来高移動平均 CoinMarketCap(https://coinmarketcap.com/)より作成

(12/03 午前7:00時点)

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2020-12-03
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