3連騰のビットコインは頭打ちか、イーサリアムはチャンネル下限に注目

Daily Market Report 2020/11/16

2020.11.16

Daily Point

・米・欧・英の3中銀、デジタル通貨発行に前向き姿勢=ECBフォーラム(CoinPost)

・仮想通貨国際サミット第2回 「V20」開催へ、FATFや金融庁要人らが参加(CoinPost)

・日本株は下落、新型コロナ拡大で景気懸念-輸出や陸運など広く売り(Bloomberg)

 

BTCJPY 1時間足 当社社内ツールより作成

先週末(11/13-15)のBTCJPY相場は170万円台が重く、166.1万円まで反落

金曜日(11/13)のBTCJPYは、午前中に年初来高値を更新した後、利益確定の売りに押され小幅下落。

節目となっていた170万円を上抜けしてスタートしたBTCJPYは、その後も上値を伸ばして、午前10時過ぎには172.9万円に到達し、3日連続で最高値を更新した。

日経平均株価も国内外の新型コロナウイルス感染拡大への懸念や、8連騰していた高値警戒感から下落する展開となり、BTCJPYも172.9万円から東京市場時間の終盤にかけて、170万円まで下落することとなった。

欧州市場時間以降も下落の流れは継続。翌午前1時過ぎには167.2万円まで下落し、午前中につけた年初来高値から約6万円調整することとなった。しかし、そこは167万円で、サポートされて反発すると、再び上昇の流れへ。ダウ平均株価が400ドル近く上昇していたこともあり、BTCJPYも勢いを取り戻し、午前3時には170万円まで値を戻した。その後は週末ということもあり、目立った動きもなく170万円を挟んだ小動きに終始し、終わってみれば、13日は実体の短い十字クロスの陰線となった

土曜日(11/14)のBTCJPYは続落。

午前7時から小幅上昇していたBTCJPYだったが、午前9時頃から一転して軟調な動きとなり、午前10時には170万円を下回った。午後になっても流れは変わらず、午後7時過ぎには164.9万円まで下値を拡大。その後は小幅反発し、168.1万円まで値を戻したものの、翌午前2時には164.8万円まで再び下落するなど軟調な展開が続いた。しかし翌午前5時半頃に再び反発し、BTCJPY は168万円まで値を戻した。

日曜日(11/15)のBTCJPYは揉み合いとなった。

BTCJPYは早朝から買戻しが入り上昇基調で推移するも午前9時過ぎから反落、正午頃には166.8万円まで再び値を下げたが、166万円ではしっかりサポートされ、午後5時には168.7万円と早朝の水準まで回復した。その後も166万円台後半から168万円台後半の間で上昇と下落を繰り返していたが、翌午前2時過ぎから下落基調となり、166.1万円まで下落。そのまま取引時間を終了した。

銘柄別価格前日比 (%)

社内データより作成

11/15営業日の全暗号資産終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は-2.43%、中央値は-1.86%、標準偏差は1.91%。

最小下落銘柄はXRPJPY-0.08%。最大下落銘柄はBCHJPY-7.16%

11/15営業日は全銘柄下落した。最小下落銘柄のXRPJPYは、-0.1%程度の下落に留まった。XRPJPYは11月上旬から底堅く推移しており、11/13営業日には終値ベースで10月高値を突破した。

ファンダメンタルでも、リップル社の新拠点をドバイに設立したことによる期待感や、12/12に控えているスナップショットが上昇要因となっているようだ。

24時間 ボラティリティ (%)

社内データより作成

11/15営業日の全暗号資産終値の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値は4.70%、中央値は4.71%、標準偏差は2.38%となった。

最もボラティリティが高かった銘柄はBCHJPY10.69%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はMONAJPY2.00%であった。

イーサリアムは年初来高値更新ならず

ETHJPY 日足 当社社内ツールより作成

ETHJPYは9月の下落以降、約2か月に亘って三角保ち合いのチャートパターンを形成していたが、11/4のETH2.0に関する一連の発表により、前日比8%高の上昇を見せ、三角保ち合いを上にブレイクした状態となっている。

その後も上昇を続け、11/7には9/1以来となる4.8万円台に到達、そして11/11には9/2以来となる5.0万円まで上値を伸ばした。

しかし、そのまま5万円付近で3日間揉み合った後に反落し、年初来高値の更新に失敗。5万円台を維持することはできず、、執筆現在は4.7万円を下回る水準まで調整している。

47,000円のサポートを維持できるか

ETHJPY 8時間足 当社社内ツールより作成

直近の値動きを振り返ると、ETH2.0発表の材料によって大幅上昇となり、下落トレンド(B)の上限41,500円をブレイクしてトレンド転換となり、11/11に50,000円に到達した。

しかし、そこから年初来高値(9/2に記録)の51,465円を超えることはできずに調整入りし、再び上昇トレンド(A)のチャネル内に回帰した。したがって今後、チャネルの下限である43,500円付近を目指す可能性が考えられる。そこで反発できれば、再び年初来高値の51,465円も視野に入るだろう。

一方、反発できない場合、上昇トレンド(A)は終了となるため、下値探りの展開となる可能性がある。まずは前回のレンジ上限の41,500円までの下落、さらには下落トレンド(B)時のサポート39,000円までは、支えられるポイントが見受けられなさそうだ。

(11/16 午前7:00時点)

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2020-11-16
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