ビットコイン上昇も、アルトコインは伸び悩む

Daily Market Report 2020/9/16

2020.9.17

Daily Point

・FRB、23年末までゼロ金利 利上げは物価2%到達後(日本経済新聞)

・菅内閣が発足 規制改革へ縦割り打破(日本経済新聞)

・WTO、米の対中関税をルール違反と判断-「勝者不在」の声も(Bloomberg)

 

BTCJPY 15分足 当社社内ツールより作成

昨日(9/16)のBTCJPY相場は高値を更新しながら上昇。

東京市場時間は、連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて薄商い。BTCJPYは114.6万円から午前10時には安値となる112.5万円まで下落した。その後、ゴールドが午前11時頃から切り返し反転した流れを受け、BTCJPYも底打ちとなり、午後4時には114.7万円まで上昇した。

欧州市場時間に入っても上値追いは継続し、BTCJPYは午後5時に高値となる115.5万円まで上昇。その後も欧州株高・ゴールド高にサポートされ、午後10時まで114.5万円近辺で堅調に推移した。

米国市場時間に入り、NYダウは上昇。BTCJPYもつられて116万円までの上昇となり、その後は翌午前3時にかけて1万円の下落となった。同時刻にFOMCで「少なくとも2023年末までゼロ付近の金利を維持する」と発表されたことが好感されNYダウは上昇して営業日高値を更新。しかし、直後のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見では、予想より速いペースでの米景気回復が継続するか確信していないと示唆され、これが株式上昇の流れに水を差し、引けにかけて300ドルほど反落する慌ただしい展開となった。

一方のBTCJPYは、午前4時前までに9/3以来となる116万円台半ばまで回復。しかし、買いも続かず、売りに押されて115万円付近まで戻され、その後も115万円台での値動きに終始した。ここから120万円までは多くのレジスタンスが控えており、上値も重かったようだ。

・銘柄別価格前日比 (%)

社内データより作成

9/16営業日の全暗号資産終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は-1.44%、中央値は-1.89%、標準偏差は2.37%。

最大下落銘柄XEMJPY-7.19%最大上昇銘柄BATJPY1.59%

最大下落銘柄のXEMJPYは引き続きボラティリティの高い値動き且つ下落基調が続いており、このまま10.5円の支持線を下抜けしていくのかに注目したい。

一方の最大上昇銘柄はBATJPY。こちらもXEMJPYと同様厳しい値動きとなっているが、下段に詳細のとおりRSIはすでに底を打っており、この上昇を起点として反転していく可能性も視野に入れておきたい。

・24時間 ボラティリティ (%)

社内データより作成

9/16営業日の全暗号資産の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値は5.94%、中央値は4.69%、標準偏差は2.27%。

最もボラティリティが高かった銘柄XEMJPY10.36%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄BTCJPY3.34%であった。

・ベーシック アテンション トークン(BAT)の値動きと今後の展開

BATJPY 日足 当社取引ツールより作成

9/16営業日の最大上昇銘柄はBATJPYの1.59%となった。

9/16のBATJPYは下に往って来いの展開となった。午前7時から午前10時にかけて、25円から安値となる24円まで約4%下落した。しかしその後は反発をし、午後9時には高値となる25.8円まで上昇した。

米国市場時間に入ると、値動きは落ち着き、欧州市場時間の25.8円付近がレジスタンスとなり25.25~25.75円の約2%幅で揉み合いながら取引時間を終えた。

今年3月から下値切り上げで推移していたBATJPYを上図日足チャートと共に考察していきたい。

BATJPYの日足を見ると、8/21に昨年5/17の水準となる高値44.8円をつけた後に9月上旬から大幅下落し、9/7には7/27以来の23円の安値をつけ、約2週間で48.6%下落と他アルトコイン同様にボラタイルな展開となった。目立った買い材料がない中、200日移動平均線(黄線)がサポートとなる形で自律反発するも上昇は限定的。今度は100日移動平均線(青線)がレジスタンスとなって下落し、現在は25円付近で再び200日移動平均線を下抜け、安値を目指すかという状況である。

直近では、100日移動平均線と200日移動平均線の23~28円のボックス圏相場が続いている。今後の値動きとして、直近安値と200日移動平均線がサポートとして機能しているため、23~23.5円の固さを試しに来るだろう。もし下抜けた場合、次は19.5~20.5円位が一つのサポートとなりそうだ。19.5円を割っていくと目立ったサポートも確認できないため、10円を目指す可能性が見えてくる。大幅下落に注意する必要が考えられる。

逆に、9/6の水準である23円台で再び反発した場合、28円付近に位置している100日移動平均線が一つ、9/12の直近高値とともにレジスタンスとして機能しており、28円台を上抜けできるかがポイントになる。もし上抜けた場合は30円台が見えてくるだろう。

しかし、サポート・レジスタンスラインで価格が跳ね返されレンジブレイクしない場合は、方向感が出るまでもみ合い推移が続くことが考えられる。

となると、レンジブレイクはいつになるのか?という一つの目印としてRSIに注目したい。

今年に入ってからRSIが20付近(売られすぎのライン)でトレンド転換し、その後3週間程かけて上昇をしていることがわかる(上図チャート下部分)。直近では9/5で反発をしているため、9月下旬から10月上旬あたりに向けて、価格は上昇することが過去の傾向から考えることができる。

いずれにしても、閑散期はそう長くは続きそうもない。Braveブラウザの普及等、BATJPY関連の情報に目を向けつつ、相場動向に注視する必要があるだろう。

(9/17 5:30作成時点)

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2020-09-17
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