【NIDT】「Nippon Idol Token」の不安定な相場状況と提示価格について
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「Nippon Idol Token(NIDT)」の提示価格につきまして、本日8月22日(火)11時台に発生しました不安定な相場状況を踏まえまして、BID価格及びASK価格の差が広がり、大幅にスプレッドが拡大した状態での価格提示となっております。
当社におきましては、カバー先取引所であるcoinbook社の取引所において、10万NIDT未満の売却により、価格が20円台から13円付近までの急落が発生し、また、その後において数万NIDTの買付により元の水準の価格付近までに価格が回復した状況を把握しております。
当社としましては、coinbook社の取引所の取引参加者が非常に限定的で、かつ、指値の注文量が非常に少ない状況から、少ない取引量で大きな価格変動を起こす可能性がある危険な状態に対して、以下のようなスリッページ制限の導入による、過度な価格変動の危険の未然防止の検討を要請しております。
- 成行注文においては約定時の価格変動幅(スリッページ幅)が一定以上となる場合には、全数量約定せずに、制限値幅以内のみ約定し、残りはキャンセルとする扱いの導入。
- 指値においては、最良の買い気配値よりも高い価格の買い指値注文、また、最良の売り気配値よりも低い価格の売り指値注文については、現値から一定の範囲以内でないと注文することができないような指値注文に対する指値スリッページの制限。
引き続き、当社としましては、カバー先であるcoinbook社の取引所の指値の注文量の厚みの回復とともに、上記に関わらず、何らかの形で過度な価格変動の危険の未然防止の対策が取引所において実施される状況を確認しつつ、お客様にお取引いただきやすい水準でのスプレッドが実現できるよう尽力してまいります。
なお、現在の当社提示価格は、coinbook社の取引所の指値の注文量に対する脆弱性を勘案し、取引所の最良気配の価格に対して、売買の各々の方向に対して当社の1注文あたりの最大発注数量(5万NIDT)の1倍から数倍程度をcoinbook社でカバーした場合に発生すると推計される価格変動幅をもとに、ASK価格及びBID価格に対して各々異なる値でスプレッドを加算する設定としております。
この結果、coinbook社において8万NIDT程度の売却で10円下落する状況を鑑み、当社の提示価格はBID価格側により大きなスプレッド幅を設定した状況となっております。
結果として、仲値価格が取引所と大きくずれた形で、非常に広いスプレッドでの価格提示となっており、大変にご不便をおかけいたしますが、ご理解賜りたく、お願い申し上げます。
当社としましては、上記に記載いたしました検討の要請を、coinbook社に行いつつ、一方で、取引所の取引参加者の拡大や、最良気配付近の注文量の厚みの回復などが確認されましたら、その状況に応じて当社スプレッド設定の縮小を図ってまいります。
今後も、お客様のお取引機会を最大限ご提供するよう努めてまいりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
今後ともDMM Bitcoinをどうぞよろしくお願いいたします。