XTZ(テゾス)

テゾス(Tezos)とは、ビットコインの弱点について書いた白書の著者であり、元ゴールドマンサックスのアーサー・ブライトマン(Arthur Breitman)氏と、その妻であるキャサリーン・ブライトマン(Kathleen Breitman)氏によって設立されたDynamic Ledger Solutions社によってスタートアップしたプロジェクトです。
暗号資産(仮想通貨)の大きな問題である、スケーラビリティ問題やマイニングによる問題などの解決を目的としています。このプラットフォーム上で利用される暗号資産(仮想通貨)がXTZです。

テゾスの特徴

テゾスではPoSがベースとなっている、LPoS(Liquid Proof of Stake:リキッド・プルーフ・オブ・ステーク)という独自のコンセンサスアルゴリズムが採用されているのが特徴です。
PoSは暗号資産(仮想通貨)の保有量が多いほど、マイニングを成功させやすい仕組みになっていますが、LPoSは保有量が少ない人にもチャンスが与えられるよう改善されており、保有量が少ないユーザーは多いユーザーにテゾスを委任しすることが可能で、より多くの人がブロック生成に関わることができる仕様となっています。
これはマイニングのみならず、取引承認や送金が速く済むというメリットも生んでいます。

さらにスマートコントラクトにも独自性があり、契約内容の検証を技術者が数学的視点から進められるよう、「Ocaml(オーキャメル)」という検証に適したプログラミング言語を採用し、フォーマル・ベリフィケーションという手法を導入しています。
これは契約の正当性をより厳格に調べるシステムのため、エラーや不正アクセスのリスクを抑えられることが可能となっています。

また、テゾスはハードフォークの必要がないという特徴も持っています。
ハードフォークにはユーザーが分散されることによるスケーラビリティ問題の解決というメリットがある一方で、分岐元の暗号資産(仮想通貨)の価値が低下する可能性やハードフォーク前後で価格が乱高下する可能性、ネットワーク外部性が働きにくくなるといったデメリットを含んでいます。
しかしテゾスは分裂で生まれた新しい暗号資産(仮想通貨)と互換性を持てる構造となっており、システムの仕様が変わってもハードフォークは起きないのです。
暗号資産(仮想通貨)に分裂はつきもので、所有しているというだけで分裂による価値の変動や今後の扱いなどを巡る不安が投資者にはありますが、その不安を解消する特徴となっています。

テゾスはNFTに関しても動きがあり、テゾスのNFTプロジェクトの中の1つに「tzcolor」という「色をNFT化して流通させる」という試みがあります。
2021年現在NFTは注目を集め、盛り上がりを見せていますが、現状のNFTはイーサリアムのブロックチェーンを使用したものがほとんどで、そこにテゾスは割って入ることができるのか、注目されている一面もあります。

※上記の情報につきまして、その完全性・最新性・正確性について保証するものではなく、また、特定の暗号資産(仮想通貨)の推奨を行うものではありません。

今、暗号資産(仮想通貨)を始めるなら
DMMビットコイン