USDT(テザー)
テザー(Tether)は、ビットコイン投資家のブロック・ピアース(Brock Pierce)氏、起業家のリーヴ・コリンズ(Reeve Collins)氏、ソフトウェア開発者のクレーグ・セラーズ(Craig Sellers)氏により、2014年に開発された世界初のステーブルコインです。
ステーブルコインとは円やドル等といった法定通貨と暗号資産(仮想通貨)が連動している通貨のことで、テザーは米ドルと連動しています。
米ドルの安定性と、暗号資産(仮想通貨)の運用し易さを合体させるというアイデアからテザーは生まれました。
テザーの特徴
USDTは米ドルに固定されたペッグ通貨であり、1USDTがほぼ1USDになるよう作られています。
価値の変動が少ないため、多くの取引所で基盤通貨として採用されており、ビットコインやイーサリアムといった他の暗号資産の取引で利益が出た際に、一度利確をするための交換先通貨として利用されることが多いです。
USDTは法定通貨担保型であり、発行枚数と同量の法定通貨を準備金として用意する必要があります。
しかし、その担保について「テザー疑惑」という問題点が懸念されており、これは発行元であるテザー社が「USDTの発行枚数と同量の米ドルを保有していないのではないか」という疑惑が浮上している問題です。
2021年3月にはテザー社が裏付け資産が存在することを保証する報告書を公表しましたが、2021年11月現在でもその疑惑は完全に解消されたわけではありません。
特定の企業に価値が依存しているリスクのことを「カウンターパーティーリスク」と言いますが、前述した内容から、テザーは「カウンターパーティーリスク」が高いと言われています。
テザーの暗号資産としての価値はテザー社が維持しており、仮にテザー社に不正行為や破綻等の問題があった際、一気に価値がなくなってしまう可能性があるからです。
そのため、テザーは他の暗号資産(仮想通貨)と比較してもカウンターパーティーリスクがあるため、取引には注意が必要です。
※上記の情報につきまして、その完全性・最新性・正確性について保証するものではなく、また、特定の暗号資産(仮想通貨)の推奨を行うものではありません。
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