タートルスープ
タートルスープとは、1995年に出版された「Street Smarts: High Probability Short-Term Trading Strategies」(日本では邦題「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」として1999年に出版)の著者であるローレンス・コナーズ(Laurence Connors)氏とリンダ・ラシュケ(Linda Bradford Raschke)氏によって提唱された短期の売買手法。
タートルスープは、①「当日を含む過去20日間の高値・安値を更新」し、②「直近高値が過去4営業日以前」となった場合に、以降はトレンドが逆転するとみなし、その当日に20日間高値・安値などを逆指値として売り・買いを行う手法をいう。
また、タートルスープ・プラス・ワンという売買手法も存在し、①の条件はタートルスープと同様であるものの、②は「直近高値が過去3営業日以前」となった場合、その翌日に前回の20日間高値・安値を逆指値として売り・買いを行う手法である。こちらは翌日の売買執行までスクリーニングする猶予があるため、主に株式市場等の休場のある資産において使われる。
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