TRX(トロン)
トロン(TRON)は、シンガポールのACRAという企業規制当局の承認を得て、ジャスティン・サン(Justin Sun)氏が創立した非営利団体である「TRON財団」によって2017年に公開された分散型プラットフォームです。
主にゲームや動画、音楽といったデジタルコンテンツに特化したプラットフォームであり、クリエイターの支援・エンターテインメント業界を発展させることを目的としています。
TRONプラットフォーム上で利用される暗号資産(仮想通貨)がTRXになります。
トロンの特徴
2021年現在、既存のデジタルコンテンツのプラットフォームでは、運営が「中央集権型」のプラットフォームが多く、その場合、運営企業が全てを管理してくれるというメリットがある一方、クリエイターやユーザーは一定の利用料を搾取されることになります。
それだけでなく、収益のための広告を閲覧させるための工夫がコンテンツの質に影響したり、サーバーダウンなどの運営側のトラブルが起こるとサービスが利用できなくなってしまうといったリスクもあります。
しかしトロンは分散型ブロックチェーンであるため、ユーザー同士が相互に運営に参画できる「非中央集権型」です。
運営者を介さずにクリエイターとユーザーが直接繋がれるということは、ユーザーからクリエイターに報酬を直接渡すことができたり、クリエイターは広告から収入を得る必要がなくなるため、ユーザーが満足するような純粋なコンテンツ作成を目指すことができるようになります。
また、ブロックチェーン上で分散管理されていることにより、仮にどこかでトラブルが起きても、全体としては機能し続けることができ、大きな影響を与えるような問題を回避することが可能になります。
さらにトロンには「TRON20トークン」という独自トークンを発行することができ、それをICOで売ることができます。
クリエイターが作品制作をする資金がない時にTRON20トークンを発行し売ることで資金調達ができ、購入したユーザーもそのクリエイターが人気になればトークンの価値が上がり、利益になるという仕組みです。
このTRON20トークンはTRXと交換できる仕様となっています。
トロンは動画配信サービスやゲーム開発、自転車シェアリングといったサービスで既に使用され始めており、今後様々なデジタルコンテンツで利用されるかもしません。
※上記の情報につきまして、その完全性・最新性・正確性について保証するものではなく、また、特定の暗号資産(仮想通貨)の推奨を行うものではありません。
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