MATIC(ポリゴン)
ポリゴン(Polygon)は、イーサリアムが抱えるスケーラビリティ問題を解決するためにつくられたプロジェクトです。2017年に開発がスタート。当初はマティック(Matic)と呼ばれていましたが、2020年5月にメインネットをローンチした後、2021年2月にポリゴン(Polygon)へとリブランディングされました。ポリゴンが発行している独自トークンの名称は、リブランディング後も変わらずにMATICのままです。
ポリゴンの特徴
ポリゴンは、イーサリアムのセカンドレイヤー・ソリューションの1つです。
イーサリアムブロックチェーンは、スケーラビリティ問題を抱えており、ポリゴンはその解決策の1つとして存在しています。イーサリアムに接続することでそのエコシステムをサポートしています。
ポリゴンの大きな特徴として、イーサリアムからは独立したコンセンサスアルゴリズムのPoS(プルーフ・オブ・ステーク)のブロックチェーンを有し、エコシステム内では独自トークンのMATICを基軸通貨としていることが挙げられます。コンセンサスアルゴリズムがPoSであるため、MATICの保有者はステーキングによってMATICを獲得することが可能です。
そのため機能面は、イーサリアムやアバランチのようなレイヤー1と同等とみなすこともできます。
イーサリアムのトランザクション数が毎秒10~15件程度かつ取引手数料が数ドル~数十ドルであることに対し、ポリゴンは毎秒6,000~7,000件のトランザクションを処理することができ、平均取引手数料も0.00002ドルとなっています。このことから、ポリゴンはセカンドレイヤー技術によってイーサリアムとの互換性を保ちつつ、イーサリアムよりも高速処理かつ低コストな環境を実現しているといえます。
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