線形回帰トレンド

線形回帰トレンドは、中心線を基準に上下2本ずつ標準誤差を加減(±1σ、±2σ)した線の、計5本の線によって相場のトレンドと転換点を判断するテクニカル指標。
高値・安値を結ぶ一般的なトレンドラインと異なり、一次関数を用いて算出される。
計算の対象期間は日足チャートにおける25日か75日、125日に設定するのが一般的である。
線が右肩上がりで上昇トレンド、右肩下がりで下降トレンドのように線の傾きでトレンドの強さを判断。
また、ローソク足が-2σの線を下抜けた場合や、回帰トレンドの傾きが正であり、ローソク足が中心線を上抜けた場合には上昇シグナル。
反対に、ローソク足が+2σの線を上抜けた場合や、回帰トレンドの傾きが負でありローソク足が中心線を下抜けた場合には下降シグナルと判断される。

■線形回帰トレンドの計算式
Y(回帰トレンド)=A+Bx
B=Σ[(i-n日平均日数)×(i日目終値-n日終値平均値)]÷Σ(i-n日平均日数)2
A=n日終値平均-B×n日平均日数
n:設定対象期間
n日平均日数:(1+n)÷2

今、暗号資産(仮想通貨)を始めるなら
DMMビットコイン

テクニカル分析用語