ビットコインの買い時を見極めよう!チャートの見方や分析のしかた

ビットコイン
買い時
2021-04-14 更新

ビットコインを含め、暗号資産(仮想通貨)は価格変動が大きいという特徴があります。そのため、投資を行う場合には、しっかりと取引のタイミングを見極めることが大切です。

今回は、ビットコインの基礎知識から売買するタイミングを見つけるために必要なチャートや情報の分析の仕方、注意点などを紹介します。

ビットコインの基礎知識

ビットコインは日本円やドルとは異なり、実物があるわけではなく、インターネット上の資産である暗号資産の一つです。ただ、電子マネーなどが法定通貨の支払い手段としてあるのに対し、ビットコインなどの暗号資産はそれ自体が資産価値を持っています。

ビットコインは暗号資産交換業者などを通じて円やドルに換金ができるため、ゴールド(金)のように投資用資産として注目を集めています。

特にビットコインは、数ある暗号資産の中でも時価総額1位となっています。しかし前述したように、価格変動が大きいことから、買い時を見極めることが重要です。

ビットコインについて詳しく知りたい方は「【初心者向け】ビットコインの基本〜取引の始め方!注意すべき点も解説」もご参照ください。

参考コラム:
【初心者向け】ビットコインの基本〜取引の始め方!注意すべき点も解説

テクニカル分析でビットコインの買い時を見極める!

ビットコインを購入することで利益を狙うためには、「テクニカル分析」や「ファンダメンタル分析」といった手法で価格を分析します。まずは、テクニカル分析とは何かを解説し、テクニカル分析で使われるチャートや移動平均線について詳しく見ていきます。

テクニカル分析とは

テクニカル分析とは、過去の価格推移から将来の価格の方向や水準を予測する分析方法です。後述するファンダメンタル分析は、資産の本質的価値を分析し、そこから理論価格を割り出す手法です。一方のテクニカル分析ではこうした本質的価値は考慮しません。テクニカル分析では投資家の売買といった取引活動の傾向を分析することで、将来価格が推測できるという考えから来ています。

テクニカル分析では過去の価格動向を分析するために、チャートを使います。このチャートでは、世界中で使われる「ローソク足」や価格推移の把握に使われる「移動平均線」などがあります。それぞれについて解説します。

ローソク足チャートの見方

ビットコインを含め、暗号資産の相場で価格推移を把握するには、日本で考案されたローソク足チャートが便利です。

ローソク足チャートは、特定の期間における値動きが把握できます。「ローソク足」と呼ばれる棒状のグラフで表し、それらを並べることで相場の推移を表現しています。

1つのローソク足には、

  • 「始値」
  • 「終値」
  • 「安値」
  • 「高値」

が示されています。

太い棒で表された部分は「実体」と呼ばれ、1つのローソク足の期間における始値と終値を表しています。DMM Bitcoinの取引システムでは、終値が始値よりも高い(値上がりした)時には、青塗りの「陽線」になります。逆に、終値が始値よりも低い(値下がりした)時には、赤塗りの「陰線」で表現されます。また実体から上下に伸びる線があり、上の線は「上ヒゲ」、下の線は「下ヒゲ」と呼ばれます。上ヒゲは期間中の高値を表し、下ヒゲは安値を表します。

ローソク足では陽線が連続している局面では上昇の勢いが強いと考えられます。一方で陰線が多い時では下落基調だと判断できます。

さらに、陽線の実体部分が長い「大陽線」が見られた時は、始値から終値に価格が急騰したことがわかります。反対に陰線の実体が長い大陰線では価格が急落したことが示されています。

ローソク足は、異なる時間軸で見ることも重要です。

1日の間でつけた始値や終値を示しているものは「日足(ひあし)」と呼びます。日足の他には分単位の「分足(ふんあし)」、1時間ごと、4時間ごとの「時間足(じかんあし)」があります。さらに「週足(しゅうあし)」、「月足(つきあし)」などもあります。

短期的な値動きは分足や時間足といった短い時間軸で、長期的な場合は週足や月足などを利用するなど、取引の形に合わせて組み合わせて使うことを覚えておきましょう。

参考:
暗号資産(仮想通貨)取引でのローソク足の見方は?種類やパターンを解説!

移動平均線の見方

移動平均線は、ビットコイン価格の動きを把握するために必須の指標です。一定期間における終値の平均値をつないだ折れ線グラフのことを指します。

ビットコインなどの暗号資産では、1日の間でも高値と安値が大きく変動します。平均値を取ることで、こうした一時的な値動きが均され、トレンドが把握できます。

移動平均線は5日移動平均線や25日移動平均線など計算期間によって、チャートが異なります。短期的な傾向を知る場合は期間を短くし、長期的な傾向を知りたい場合は長くします。

移動平均線は、右上がりであれば上昇トレンド、右下がりであれば下落トレンドとみなし、移動平均線の傾きが急であれば、そのトレンドは強く、水平になる程弱いと言えます。

また、使い手の主観が入るトレンドラインとは異なり、計算期間や価格が同じであれば、誰が引いても同じ値が出ます。そのため主観が入りにくいトレンドの見極めができます。

一般的に移動平均線と呼ばれているものは、「単純移動平均線」を指します。ほかにも、直近の価格に比重を置く「加重移動平均線」や「指数平滑移動平均線」などがあります。

買い時の見極め方

それでは、チャートや移動平均線を使って買い時をどのように見極めればいいのでしょうか。

まず、ローソク足チャートから買い時を判断する場合、終値が始値よりも大きく上昇したことを表す「大陽線」に注目するとよいでしょう。特に、上ヒゲのない「陽の丸坊主」「陽の大引坊主」と呼ばれるローソク足が現れると、買いの勢いが強いことがわかります。

移動平均線は、短期移動平均線と長期移動平均線2つを利用した方法によって、強いトレンドかどうかがわかる指標があります。価格が大きく下落した後に短期移動平均線が長期移動平均線を上向きに追い抜くタイミングを「ゴールデンクロス」と呼び、今後価格が上昇していく兆候だと言われています。反対に価格が上昇した後に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に追い抜く場合を「デッドクロス」と呼び、価格が下落トレンドになる兆候だとされます。

チャートや移動平均線、さらには「オシレーター系」「トレンド系」と呼ばれる複数の分析手法を組み合わせることで買い時を見極めることが重要です。

ファンダメンタルズ分析でビットコインの買い時を判断する!

テクニカル分析は、ビットコインの買い時を見極めるために有用です。しかし、資産が割安か割高かを見極めるには「ファンダメンタルズ分析」も併用する必要があります。テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を両方使うことによって、より良い買いのチャンスを見つけることができます。

ファンダメンタルズ分析とは

ファンダメンタルズ分析とは経済指標などを使って、現在の価値が割安か割高かを判断する手法です。株式では企業の財務状況や業績から判断します。割安であれば買いであり、割高であれば売りだと判断できます。

ビットコインでは、アップデートやハードフォークなどの技術面のニュースや、暗号資産に対する規制状況を分析し、今後の成長性などから現在の価格が割安なのか割高なのかを判断します。

ビットコインの将来性・発展性を感じさせるニュースは、価格が上昇する要因となりやすいでしょう。逆に、ビットコインの普及について影を落とすような内容の情報は、売りの勢力が強くなるきっかけになります。そのため、ビットコインのファンダメンタルズ分析には、ビットコインや暗号資産に関する情報をしっかりと集める必要があります。

ビットコインの買い時につながる情報

ビットコインの買い時をファンダメンタルズ分析で判断する場合、資産価値につながる情報収集が欠かせません。ビットコインで言えば、「半減期」が挙げられます。

ビットコインには、約4年に一度、マイニング報酬が半分になる「半減期」があります。半減期後に資産の希少性が向上することから、価格が上昇するとされています。2012年から2016年の半減期では、価格が50倍に上昇。2016年から2020年の半減期にかけては約30倍になっています。

また、大手企業がビットコインの取り扱いを始めるというニュースなども大きく影響します。2020年11月には決済大手のPaypalが暗号資産の取り扱いを発表し、期待感から価格が大きく上昇しました。

購入を控えるタイミング

ビットコインに関するニュースには、価格を下げる影響を与えるものもあります。そうした情報を得た場合には、一時的に購入を控えたり保有しているビットコインを売却したりする対策が必要でしょう。

特に、社会、政治経済に関する話題で大きく値を下げることがあります。2020年3月の新型コロナウイルスに起因する経済混乱では、数日で価格が約50%も下落しました。

また、ハッキングなどによる不正な資金流出などのニュースは、ビットコインの価格に悪影響を及ぼす可能性があります。これは、ビットコインの流出だけではなく、ほかの暗号資産に関する事件でも影響が現れる可能性があります。暗号資産そのものへの信頼が揺らぐことで、ビットコインの価格が下がるかもしれません。そのため、ファンダメンタルズ分析では、ビットコインに直接関わる情報だけではなく、暗号資産関連のニュース全般に意識を向ける必要があるでしょう。

参考コラム:
ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析とは?

今後の価格変動予想

2020年12月に過去最高値を突破しました。ここでは、実際の価格推移を確認しながら、著名人の価格予想について紹介します。

2021年末までに2070万円?

2020年は新型コロナウイルスによる経済混乱によって、価格が数日で50%も暴落しました。しかしその後は順調に価格上昇があり、12月には過去最高値を更新するなど、大きく変動した一年でした。

海外の有名な暗号資産アナリストのウィリー・ウー氏は、ビットコインのファンダメンタルズから2021年中に20万ドル(約2070万円)を突破するとの強気な予想をしています。

こうしたポジティブな予想をするのには、2020年の価格上昇が機関投資家の参入によっておきたことが要因として挙げられます。2017年のバブルは個人投資家の買いによって起きたとされています。

一方で2020年はプロの投資家である機関投資家が新たに参入したことが大きな違いです。そのため、2017年のように、急激な価格下落には繋がりにくいとされています。アナリスト達は今後、2017年のように個人投資家が再び参入することでの価格上昇が起きるのではないかと予想しています。

しかし、新型コロナウイルスで暴落した2020年3月のように社会情勢による急落にも注意が必要です。今後例えば新型コロナウイルスのワクチン開発によって、価格の変動につながることもあるでしょう。

ビットコインの買い時を決める際の注意点

さまざまな分析方法を用いて、ビットコインの買い時を見極めることは重要です。しかし、買いのタイミングを見つけたからといって、すぐに判断を下すべきではありません。ビットコインを購入する際に、注意すべき点があります。

目標を決める

投資では思いもよらない損失が生じてしまう場合があります。そのため、冷静に判断を下すためには、取引を始める前に目標を決めておく必要があります。たとえば、「どの程度の利益を目指すのか」、「どのくらいの損失が出たらビットコインを手放すか」というルールを設定するようにしましょう。その場の判断に身を任せると、冷静に考えるのは難しいという点を覚えておくことが大切です。

ロスカットで損失を抑える

ビットコインの取引には、実際にビットコインを購入する現物取引とは別に、「レバレッジ取引」があります。DMM Bitcoinでは、ビットコインのレバレッジ取引が可能であり、実際に始めるなら仕組みを理解しておく必要があります。

レバレッジ取引には、利用者の損失を抑えるための「ロスカットルール」があります。これは、預けてある資産(証拠金)に対して、一定以上の損失が発生した時点で、自動的にすべてのポジションが決済され損失を確定させるというものです。ロスカットルールによって、発生する損失を小さく抑えることができます。

ただし、ロスカットルールがあったとしても、急激な相場変動が起きれば損失は膨らむでしょう。レバレッジ取引では、預けてある元手を超える損失が生じるリスクがあるため、資金に余裕をもって取引することが重要です。

参考:
レバレッジ取引のロスカットルールについて

ビットコインの買い時は冷静に判断することが大切!

ビットコインの購入タイミングを判断するためには、チャートや移動平均線を分析したり、関連情報やニュースに注目したりする必要があります。ただし、それ以上に大切なのは、投資に関して冷静さを失わないことです。正しい情報を得ながら、きちんとしたルール作りを進めることで、利益を得る可能性を上げていくことが大切です。まずは、取引そのものに慣れるためにも、暗号資産交換業者で口座を開設し、少額からビットコインを購入しつつ、暗号資産の取引を学んでいくのがよいでしょう。

DMM Bitcoinの「マーケットレポート」では、ここで解説したようなテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を用いて実際に分析をしていますので、お取引の参考として活用していただければ幸いです。

※掲載されている内容は更新日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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