ビットコインの買い時を見極めよう!チャートの見方や分析のしかた

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2019-05-29 更新

ビットコインを含め、仮想通貨は価格変動が激しいという特徴があります。そのため、投資を行う場合には、しっかりと取引のタイミングを見極めることが大切です。しかし、ビットコインの買い時・売り時を判断するのは決して簡単ではありません。必要となる知識を身につけておかないと、チャンスを逃したり損失が大きくなったりするでしょう。今回は、ビットコインを売買するタイミングを見つけるために必要なチャートや情報の分析の仕方、注意点などを紹介します。

1.ビットコインの買い時を見極める!チャートの見方

ビットコインを購入することで利益を狙うためには、買うタイミングが何よりも重要になります。買い時を見極めるために、チャートの見方を理解し、移動平均線などを利用できるようになりましょう。ここでは、チャート分析の方法について詳しく解説します。

1-1.ローソク足チャートの見方

ローソク足チャートは、株や為替などでも用いられる有名なチャートの1つです。ビットコインを含めた仮想通貨の相場でも、ローソク足チャートが利用されており、しっかりと見方を理解しておく必要があるでしょう。ローソク足チャートの特徴として、1つのチャートでさまざまな情報がわかるという点があります。特定の期間における値動きを「ローソク足」と呼ばれる棒状のグラフで表し、それを並べることで相場の推移を表現しているのです。

1つのローソク足からは、「始値」「終値」「安値」「高値」がわかります。太い棒で表された部分は「実体」と呼ばれ、1つのローソク足の期間における始値と終値を表すものです。DMM Bitcoinの取引システムでは、終値が始値よりも高い(値上がりした)時には、赤塗りの「陽線」になります。逆に、終値が始値よりも低い(値下がりした)時には、青塗りの「陰線」で表現されるのです(一般的には値上がりした時には白抜きの「陽線」、値下がりした時には黒塗りの「陰線」で表現されます)。また実体から上下に伸びる線があり、上の線は「上ヒゲ」、下の線は「下ヒゲ」と呼ばれます。上ヒゲは期間中の高値を表し、下ヒゲは安値を表すものです。

1-2.移動平均線の見方

移動平均線とは、定められた期間における相場の平均値を取り、それをつないでチャート上に表示したものです。一般的に移動平均線と呼ばれているものは、「単純移動平均線」を指します。ほかにも、直近の価格に比重を置く「加重移動平均線」「指数平滑移動平均線」などもあります。移動平均線は作成する段階で、平均を取る日数を決めることになり、参照する期間に応じて形も変化するものです。たとえば、5日移動平均線や25日移動平均線では、日数が異なるのでチャートの形も違ってきます。「どのくらいの期間で平均を計算するべきか」については、取引方法などによって異なるのです。移動平均線は価格の推移を平均化して表示するものなので、細かな値動きなどに惑わされずに、価格変動の流れを分析しやすい指標だと言えるでしょう。

1-3.買い時のタイミング

チャートと移動平均線を利用して、買い時を見極める方法があります。まず、ローソク足チャートから買い時を判断する場合、終値が始値よりも大きく上昇したことを表す「大陽線」に注目するとよいでしょう。特に、上ヒゲのない「日の丸坊主」「大引坊主」と呼ばれるローソク足が現れると、買いの勢いが強いことがわかります。こうしたサインが連続していれば、その後も価格が上昇する可能性が高いため、買い時だと判断される傾向にあります。

移動平均線を利用して分析するなら、短期移動平均線と長期移動平均線の2つを利用した方法がわかりやすいです。短期移動平均線が長期移動平均線を上向きに追い抜くタイミングを「ゴールデンクロス」と呼び、今後価格が上昇していく兆候だと言われています。そのため、ゴールデンクロスが表れたら買い注文を出すことで、利益を得られる可能性が高いと言われています。

2.ファンダメンタルズ分析でビットコインの買い時を判断する!

チャートや移動平均線を利用した分析は、ビットコインの買い時を見極めるために有用です。しかし、購入のタイミングを判断する材料は、それらだけではありません。「ファンダメンタルズ分析」によって、買いのチャンスを見つけるという方法もあるからです。

2-1.ファンダメンタルズ分析とは

ファンダメンタルズ分析は、投資の世界で利用される分析方法の1つです。短期よりは中長期的な価格予想に有効とされる手法といった特徴があります。チャートや移動平均線などの数値をもとにした分析に対し、ファンダメンタルズ分析では関連情報から価格の推移を予測するのです。ビットコインで言えば、アップデートやハードフォークなどの技術面のニュースや、仮想通貨に対する規制といった環境の変化などを分析し、価格変動を予測することになります。ビットコインの将来性・発展性を感じさせるニュースは、価格が上昇する要因となりやすいでしょう。逆に、ビットコインの普及について影を落とすような内容の情報は、売りの勢力が強くなるきっかけになりやすいのです。そのため、ビットコインのファンダメンタルズ分析には、ビットコインや仮想通貨に関する情報をしっかりと集める必要があります。

2-2.買い時につながる情報

ビットコインの買い時をファンダメンタルズ分析で判断する場合、注目するべき情報はいくつかあります。まずは、「ハードフォーク」に関するニュースです。ハードフォークとは、仮想通貨におけるアップデートの一種であり、大きな仕様変更が行われることが少なくありません。そのなかに、ビットコインの機能性・利便性を高めるものが含まれていると、市場の期待感から価格が上昇することがあります。また、ハードフォークに際して、新しい仮想通貨が分裂・誕生する可能性もあるのです。ビットコインから分裂した仮想通貨は、原則としてビットコインの保有者に割り当てられます。そのため、分裂に関する情報が流れると、ビットコイン自体の価格が一時的に上昇することがあるのです。これらの上昇は、ハードフォークや分裂が行われる前に始まり、実施される直前・直後に下落することがあるため、購入する場合は注意が必要です。

2019年4月の時点で、投資家が特に関心を向けているビットコインの話題として、「ビットコインETF」があります。ビットコインETFが誕生すれば、ビットコインを含んだ金融商品が、一般の金融市場で取り扱われることになるからです。そうなると、機関投資家などから大量の資金が流れてくる可能性があり、ビットコインの価格が大きく値上がりするだろうと期待されているのです。さらに、アップデートによりビットコインが抱えるスケーラビリティ問題などの課題が解決する可能性があり、価格上昇につながることも期待されています。ビットコインが買い時となるタイミングを見逃さないように、日ごろから情報をチェックしておきましょう。

2-3.購入を控えるタイミング

ビットコインに関するニュースには、価格を下げる影響を与えるものもあります。そうした情報を得た場合には、購入を控えたり保有しているビットコインを売却したりする対策が必要でしょう。たとえば、仮想通貨全体に対する規制が行われるといったニュースには注意するべきです。しっかりとした法整備などが行われるのは、長期的にはビットコインの将来にとっては決して悪いことではありません。ただし、仮想通貨の取引や利用が規制されれば、短期的にはビットコインに対する需要や期待が低下してしまい、価格を押し下げる要因になる可能性があります。実際に、中国や韓国で仮想通貨規制が行われたときは、仮想通貨市場全体が値を下げることになりました。そのため、仮想通貨規制の情報が出たときは、買いを控えたほうが良いと言えるでしょう。

また、ハッキングなどによる不正な資金流出などのニュースは、ビットコインの価格に悪影響を及ぼす可能性があります。これは、ビットコインの流出だけではなく、ほかの仮想通貨に関する事件でも影響が現れる可能性があるのです。仮想通貨そのものへの信頼が揺らぐことで、ビットコインの価格が下がるかもしれません。そのため、ファンダメンタルズ分析では、ビットコインに直接関わる情報だけではなく、仮想通貨関連のニュース全般に意識を向ける必要があるでしょう。

3.ビットコインの買い時を決める際の注意点

さまざまな分析方法を用いて、ビットコインの買い時を見極めることは重要です。しかし、買いのタイミングを見つけたからといって、すぐに判断を下すべきではありません。ビットコインを購入する際に、注意するべき点があるからです。

3-1.自分なりのルールを設ける

ビットコインの取引では、大切な資産を投資することになるため、あらかじめしっかりとしたルールを作っておきましょう。まずは、買い時をどのように判断するかを設定することが重要です。買い時のサインはいくつもありますが、どれを重視するかは人によって異なります。自分の取引方針に合わせて、判断のタイミングをルールとして定めておきましょう。

3-2.冷静に売買のタイミングを判断する

投資は、人を熱中させるという特徴があり、思いもよらない損失が生じてしまう場合があります。そのため、冷静に判断を下すためには、取引を始める前に考えをまとめておく必要があるでしょう。たとえば、「どのくらいの損失が出たらビットコインを手放すか」「どの程度の利益を目標にするのか」を決めておくのです。そのうえで、どんな状況でも定めたルールを守るように徹底しましょう。その場の判断に身を任せると、冷静に考えるのは難しいという点を覚えておくことが大切です。

3-3.ロスカットで損失を抑える

ビットコインの取引には、実際にビットコインを購入する現物取引とは別に、「レバレッジ取引」があります。DMM Bitcoinでは、ビットコインのレバレッジ取引が可能であり、実際に始めるなら仕組みを理解しておく必要があるでしょう。レバレッジ取引には、利用者の損失を抑えるための「ロスカットルール」があります。これは、預けてある資産(証拠金)に対して、一定以上の損失が発生した時点で、自動的にすべてのポジションが決済され損失を確定させるというものです。ロスカットルールによって、発生する損失を小さく抑えることができます。ただし、ロスカットルールがあったとしても、急激な相場変動が起きれば損失は膨らむでしょう。レバレッジ取引では、預けてある元手を超える損失が生じるリスクがあるため、資金に余裕をもって取引することが重要です。

4.ビットコインの現在の価格や今後の予想から買い時を判断しよう!

2019年4月現在の価格や、今後の価格予想から、ビットコインの買い時を見極めるようにしましょう。ここでは、実際の価格推移を確認しながら、これからの価格予想について見ていきます。

4-1.2019年4月現在の価格

2019年3月までの価格推移を見ると、過去最高値から80%以上も下落していることがわかります。1月末から2月中旬ごろまで、一時的に1BTC=40万円を下回ったものの、3月末には45万円まで回復したのです。3月中の値動きに関しては、価格の上下を繰り返しつつも、全体としては上昇傾向だったと言えるでしょう(https://bitcoin.dmm.com/trade_chart_rate_list/btc-jpy)。

4-2.今後の価格変動予想

ビットコインの価格に関して、今後の上昇を予測する声も少なくありません。まず、仮想通貨そのものが、今後さらに普及していく可能性があります。なかでも、ビットコインは決済手段として利用されることが期待されているため、需要が増えることで価格上昇も見込めると言えるでしょう。また、ビットコインETFの申請が続いている点にも期待が集まっているのです。ビットコインETFとは、ビットコインで運用されるファンドのことを指します。2019年4月時点では認可されていないものの、今後認可されることになればビットコインの価格上昇が期待できると言われているのです。これまでに、ビットコインETFは何度か申請を却下されているものの、そこから具体的な課題なども見えてきています。それらへの対策も進められているため、いずれはビットコインETFが承認されると予測されているのです。

5.ビットコインの買い時は冷静に判断することが大切!

ビットコインの購入タイミングを判断するためには、チャートや移動平均線を分析したり、関連情報やニュースに注目したりする必要があります。ただし、それ以上に大切なのは、投資に関して冷静さを失わないことでしょう。正しい情報を得ながら、きちんとしたルール作りを進めることで、利益を得る可能性を上げていくことが大切です。まずは、取引そのものに慣れるためにも、仮想通貨交換業者で口座を作ってみましょう。少額からビットコインを購入しつつ、仮想通貨の取引を学んでいくことをおすすめします。

※掲載されている内容は更新日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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