ビットコインの売り方は1つではない!それぞれの特徴を解説

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2019-04-10 更新

ビットコインなどの仮想通貨を売却する方法は、一つではありません。いくつかの方法があり、それぞれに特徴があります。上手に売却することができれば、それだけ利益を増やせる可能性も高まるでしょう。今回はビットコインの売り方の種類について紹介し、それぞれのメリットやデメリットも含めて解説します。売却方法によっては、しっかりと押さえておくべきポイントもあるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。

1. ビットコインなどの仮想通貨の売り方は全部で4つ

ビットコインの売り方としてあげられる方法は、「販売所」「競売所」「個人間取引」「ビットコインATM」の4種類です。ここでは、それぞれの売却方法の特徴などを一つずつ解説します。

1-1. 販売所を利用する

販売所を利用した場合、取引相手となるのは販売所を運営する仮想通貨交換業者となります。販売所で取引される仮想通貨の価格は、販売所が決めているというのが特徴です。販売所を利用した場合のメリット・デメリットについて押さえておきましょう。

1-1-1. メリット

販売所を利用してビットコインを売却するときは、利用者自身が売却価格を考える必要はありません。販売所が提示する価格で売却してもよいかを検討するだけで充分です。そのため、初心者でも利用しやすいという利点があります。また、販売所が取り扱っている仮想通貨であれば、その場ですぐに買い取ってもらえるというのも魅力です。取引のタイミングを逃すリスクが低いという点も、初心者向きの取引方法だと言える理由でしょう。

1-1-2. デメリット

販売所の取引手数料は、低く設定されている場合が多いです。しかし、競売所を利用する場合と比べて購入価格が高く、売却価格は低くなる傾向があります。これは、販売所における購入価格と売却価格の差(スプレッド)が、実質的な手数料の役割を果たしているからです。販売所を選ぶ場合には、スプレッドの小さいところを探すことが重要になるでしょう。

1-2. 競売所を利用する

競売所は仮想通貨交換業者が運営しているものの、取引相手は競売所の利用者です。競売所での取引では、利用者間で行われる「指値注文」や「成行注文」などのやりとりのなかで、取引価格が決定しています。指値注文は、売買する価格と数量を指定できる注文方法であり、成行注文は売買する数量のみを指定する注文方法です。

1-2-1. メリット

競売所では需要と供給の状況が「板(現在残っている注文が書き込まれた画面)」によって確認できるため、売買のタイミングや注文価格を判断する材料として利用できます。ただ、注文方法によっては思いもよらない価格で注文が決済されたり、取引するタイミングを逃したりするケースもあるため、ある程度取引に慣れた人に向いているものです。同じ仮想通貨交換業者が販売所と競売所の両方を運営していることも少なくないため、どちらが自分に合っているかを考えたうえで選択する必要があります。

1-2-2. デメリット

競売所では利用者同士による取引が行われるため、トレーディングの知識が必要になるでしょう。取引手数料が販売所よりも高く設定されている場合が多いため、意識せずに売買を繰り返すと、それだけで損をする可能性があります。また、需給バランスが崩れて購入の注文が少なくなると、なかなか売却注文が決済されないこともあります。そういう意味でも、一定の知識や経験が求められる取引方法でもあるのです。

1-3. 個人間取引を利用する

仮想通貨交換業者のような仲介業者を挟まずに、個人同士でビットコインを交換・取引するのが個人間取引という方法です。個人間取引は「OTC取引」とも呼ばれています。

1-3-1. メリット

仲介業者を必要としないため、取引手数料などを支払う必要はありません。また、利用するための登録手続きも不要であり、SNSなどを通じて取引相手さえ見つけられればすぐに売買が可能です。さらに取引の価格についても、お互いが合意さえできるなら、相場の影響も受けることなく決めることができます。

1-3-2. デメリット

仲介業者のような第三者が間に入らないため、個人間取引はお互いへの信用のみで成立します。そのため、相手から信用を得ておき、取引の際に資産をだまし取ることが容易です。そうした詐欺行為が横行する環境になるため、取引相手の素性や取引の進め方などには慎重さが求められるでしょう。また、きちんと取引ができる相手を見つけても、取引する仮想通貨のトランザクション(データ処理)が遅延していると取引自体もスムーズに進まない場合があります。そのため、取引する仮想通貨の状況なども自分で確認しておく必要があるでしょう。

1-4. ビットコインATMを利用する

ビットコインATMとは、ビットコインの購入・出金ができるATMのことです。ビットコインを売る場合には、「出金」の操作を行います。ビットコインATMを利用するためには、スマートフォンやビットコインのモバイルウォレットをあらかじめ準備しておく必要があります。

1-4-1. メリット

ビットコインATMの利用は24時間いつでも好きな時間に可能です。スマートフォンでQRコードを読み取るだけで手続きが完了するため、利用がとても簡単であることも特徴でしょう。

1-4-2. デメリット

利用するためには必ず自分のウォレットを用意しておく必要があります。設置されている場所は少なく、都市部や観光地などに限定されているため、身近にないと利用するのが難しい状態です。さらに、設置されているATMのなかには稼働を停止しているものもあります。ビットコインATMの利用には手数料が発生しますが、その金額・割合が公表されていません。機種によって手数料も異なるため、実際に利用してみないと手数料の額がわからないのです。

2. DMM Bitcoinでのビットコインの売り方

ここからは、DMM Bitcoinでビットコインを売る場合の手順などを紹介します。DMM Bitcoinでは、さまざまな利用者の需要に応じるため、複数の取引方法を選択することが可能になっています。

2-1. 現物取引を利用する

所有しているビットコインをDMM Bitcoinで売却する場合、現物取引が基本となるでしょう。DMM Bitcoinのトレード口座(取引ツール)から「売りたい数量」を入力して売注文を行えば、簡単にビットコインを売却することができます。(売りたい金額を指定する指値注文も可能です)しかし、現物取引の画面操作自体は簡単ですが、利益を出せるように売るためにはトレーディングに関する知識や経験があったほうが有利になるでしょう。

2-1-1. 現物取引の特徴

現物取引は、実際にビットコインを所有したり手放したりする取引なので、負債を負うリスクはありません。ビットコインを売却した価格によって損失が出る可能性はあるものの、それは資産が減るだけであり、マイナスになることはないからです。また、DMM Bitcoinでは、現物取引の取引手数料は無料となっています。

2-1-2. 現物取引の注意点

現物取引は、実際に所有しているビットコインしか売却することができません。「空売り(ショート)」ができないため、市場の相場が下落している間に空売りをして利益を出すという選択ができないというデメリットがあります。

2-2. レバレッジ取引を利用する

レバレッジ取引とは、元手となる資金よりも大きな金額で取引する方法です。この際、資金は「証拠金」という形で預ける必要があります。DMM Bitcoinでは、証拠金の額の4倍まで取引が可能です。利用者の損失を防ぐための「ロスカット」と呼ばれるルールがあり、証拠金維持率が一定値を下回ると、自動的にすべての注文を決済する仕組みになっています。DMM Bitcoinでは、証拠金維持率が80%を下回るとロスカットが発動するのです。ただし、ロスカットが発動したとしても、投資金額を上回る損失が生じる可能性はあるため注意しておきましょう。

2-2-1. レバレッジ取引の特徴

DMM Bitcoinのレバレッジ取引では、まず新規注文(買いまたは売り)を行って建玉(ポジション)を持ちます。相場が動いたタイミングを見計らって、反対の決済注文(売りまたは買い)を行い、その差額が損益として確定します。そして、確定した損益によって、口座にある日本円をやりとりするという仕組みです。仮想通貨を直接保有するわけではないため、自分のウォレットに出庫するということはできません。レバレッジ取引では、ビットコインを保有していなくても売り注文から入る「空売り(ショート)」が可能です。そのため、下落相場であっても利益を出すことができるという特徴があります。空売りに関する知識は、レバレッジ取引をするうえで必須となるものです。

2-2-2. レバレッジ取引の注意点

レバレッジ取引においては、売買のタイミングをしっかりと見極めることがとても重要です。それは、利益を大きくする場面だけではなく、損失を抑える場面でも同じだと言えます。投資資金の数倍の金額を取引するわけですから、大きな利益が出る可能性がある代わりに、損失が膨らむ危険性もあるのです。ときには、投資金額を上回る損失を出してしまうケースもあるため、慎重に取引を進めることを心がけましょう。特に損失が発生した場合には、早めに手を引けるように、あらかじめ「ここまで損が出たら取引を止める」というラインをきちんと決めておくことが肝心です。自分の投資スタンスをしっかりと決めておくことで、いざというときに判断に迷わなくなるでしょう。

3. ビットコインの売り方のポイント

ビットコインはほかの金融商品と比較して、値動きが激しいといわれています。そのため、わずかな値動きに反応して売買を繰り返すと、いつまでも利益が出せません。下手をすると、手数料ばかりがかかって損が大きくなる場合もあります。そのため、あらかじめ売却する価格を決めておき、少しくらい相場が動いても反応しない心がまえをしておくと良いでしょう。

たとえば、「買値から10%上昇したら売る」と決めておけば、多少価格が変動しても動揺しないで済みます。ただし、売却価格を決めるときには利益が出るタイミングだけではなく、「損切り」のラインも同時に考えておきましょう。「買値の20%下落したら損切りする」などのルールを決めておくことで、予想が外れた場合にも冷静に対処し、損失を小さく抑えることができるからです。

4. ビットコインで損をしないためには売り方が重要

ビットコインを売却する方法は複数あるので、それぞれの特徴について把握しておくことが大切です。どういった方法を利用する場合も、売り方のポイントを間違えると損をしてしまう場合があるため注意しましょう。自分の投資スタンスや状況に適した売り方を選択するのが重要なのです。できれば、ビットコインを購入したときに売り方も一緒に決めておくと、後から迷ってしまうことも少なくなるはずです。相場の状況をよく把握しながら、売るための最適なタイミングを見極めてみましょう。

※掲載されている内容は更新日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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