約2300種類も!主要アルトコイン(オルトコイン)の特徴を紹介

アルトコイン
特徴
2019-10-02 更新

ビットコイン以外の仮想通貨のことをアルトコイン(オルトコイン)と呼び、現在世界に約2300種類も存在しています。なかには日本でも知名度の高いアルトコインもあり、バリエーションもさまざまです。ここでは、アルトコインがどんなもので、どんなメリットやデメリットがあるのかを見ていきましょう。

アルトコイン(オルトコイン)とは?

アルトコイン(またはオルトコイン)とは、ビットコイン以外の仮想通貨の総称です。

世界初の仮想通貨といえるビットコインは、2009年に誕生しました。その利用が進むにつれ、いくつか課題があることが分かり始め、その解決を図るべく様々な仮想通貨が開発されるようになりました。それが、アルトコインなのです。

ビットコインにはない特徴を備えるアルトコインが存在

アルトコインは2019年8月1日現在、約2300種類ほど存在すると見られています。なぜこれだけの種類が存在するのでしょうか?

その理由は大きく分けると2つあり、1点目は仮想通貨としての利便性向上を目指している点がまず挙げられます。先に触れたように、ビットコインの普及が進んだことで課題が明らかになり、その解決を目指し登場しています。具体的には、取引や決済の完了までの時間短縮や、手数料を安価にして少額決済を行いやすくする事などを目指しています。

2点目は、仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンのユースケースとして、様々なものが考案され始めたことが挙げられます。ビットコインなどの仮想通貨は当初、決済用途が前提となっていましたが、ブロックチェーンを改良することで、決済以外でも利用できることが次第に分かってきました。これによって開発が進んだのが、プラットフォーム型のブロックチェーンです。ブロックチェーン上でアプリケーションやサービスを動かせることを意図したもので、あらゆる場面で利用できる可能性が想定されています。

ビットコインを起点として、仮想通貨としての利便性や利用場面の拡大といった方向性で様々なアルトコインおよびブロックチェーンが開発され続け、約2300種類にも上るバリエーションが生まれることになったのです。

アルトコインの人気度を知りたいなら、時価総額を確認

アルトコインは非常に数が多く、ひとつひとつの特徴を把握するのは至難の業です。

そのため、アルトコインの人気度を推測するものとして、時価総額が利用されることがあります。時価総額を見れば、仮想通貨が世界にどの程度の規模で流通し、どれだけの資金を集めているのかを把握しやすいためです。

時価総額の計算は、「仮想通貨の市場価格(時価)×発行数量」という簡単な計算式で算出できます。時価が上がればもちろん時価総額は上昇します。加えて、発行数量が増加するとそれだけ市場に出回る仮想通貨が増えていることになるため、時価総額が上がります。

ただし、仮想通貨の価格はボラティリティの高さがリスクのひとつとなっているため、時価総額だけでアルトコインを判断することは避けた方がいいしょう。時価総額の大小は、あくまで人気度を示す指標のひとつとして用いるよう心がけましょう。

DMM Bitcoinが取り扱うアルトコインの特徴と価格推移

アルトコインの手軽な入手方法は、日本国内でサービスを提供する仮想通貨交換業者から購入(取引)することです。この仮想通貨交換業者とは、日本の金融庁・財務局に登録を行い、日本国内居住者向けに仮想通貨取引サービスを提供している業者を指します。例えばDMM Bitcoinも、その仮想通貨交換業者(関東財務局長 第00010号)です。

日本の仮想通貨交換業者で取引できる主なアルトコインとしては、「イーサリアム」「リップル」「ネム」「ライトコイン」「イーサクラシック」「ビットコインキャッシュ」が挙げられます。

DMM Bitcoinの場合は、現物取引ではビットコイン以外では、イーサリアムとリップルの2種類が取引可能です。

BTC ETH XRP

レバレッジ取引では、先に挙げた3種類の仮想通貨に加えて、ネム、ライトコイン、イーサクラシック、ビットコインキャッシュの4種類を取引できます。

BTC ETH XRP XEM LTC ETC BCH

イーサリアム(ETH)

イーサリアムは、2013年から開発が進められているプラットフォームの名称です。多少ややこしいのですが、このプラットフォーム上で流通する仮想通貨は「Ether(イーサ)というもので、一般的にはこれを「イーサリアム」と呼んでいます。大きな特徴はプラットフォーム型であることで、現在多くの分散型アプリケーションがイーサリアム上で稼働しています。

また、プラットフォーム型であるということは、ビットコインなど主な用途が決済である仮想通貨と比べると処理すべきデータが多い点も示しています。そのため、当初からブロックチェーンとしての性能向上を目指しており、段階的に大型アップデートを実施する計画を公表しています。2019年8月現時点では、大型アップデートの最終段階とされているセレニティを残してすべて実施済みとなっており、より大幅な性能向上が期待されています。

時価総額もビットコインに次ぐ2位に位置しており、大きな市場規模を誇っています。

イーサリアム/円 (ETH/JPY)のチャート(相場)(現物)
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リップル(XRP)

リップルは、リップル社(Ripple Inc)が開発している、国際送金に特化した仮想通貨です。金融機関による従来の国際送金は非常に時間がかかる上に、手数料が高くなる傾向にあります。リップルはこの状況に風穴を開け、円滑でかつ低コストで国際送金ができるようにしようとしています。

またリップル社(Ripple Inc.)は、リップルに加えてさまざまなプロダクトを開発しています。主な製品として、リップルのネットワークに接続するための「xCurrent」や、送金のコストを削減するための「xRapid」などが挙げられます。これらを利用する際に仮想通貨であるXRPが利用されています。

リップル/円 (XRP/JPY)のチャート(相場)(現物)

ネム(XEM)

ネムは、非中央集権型の経済圏を新たに生み出すことを目標とするプラットフォーム「New Economy Movement」(NEM)の略称です。ネム上で流通する仮想通貨は「XEM」(ゼム)というもので、イーサリアムと同様に一般的にはこれを「ネム」と呼んでいます。なおXEMは、ビットコインとは異なりマイニング(採掘)で新規発行されることはありません。発行上限数量が定められており、すでに発行を完了している状態です。

またネムは、PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用している点が大きな特徴となっています。

PoIは、インポータンス(Importance)と呼ばれるネムネットワークにおける「重要性」に応じて、取引を承認する権利が与えられる仕組みになっています。この重要性は、保有している仮想通貨量や積極的に取引を行なっているかどうかなどの基準を基に決定されます。ただ資産(ネム)をたくさん持っているだけでなく、ネムの経済圏に貢献しているかどうかで取引承認の権限を割り当てています。

ネム/円 (XEM)/JPY)のチャート(相場)
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ライトコイン(LTC)

ライトコインは、2011年に開発されたアルトコインで、ビットコインから派生した仮想通貨です。ライトコインはビットコインの通貨としての欠点を乗り越えようとしている仮想通貨で、発行上限数量やマイニングの速度が大きく異なります。

発行上限数量は、ビットコインの2100万BTCに対して、その4倍の8400万LTCで設定されています。また、取引の承認時間はビットコインの約10分に対して、その1/4である約2.5分となっています。こういった工夫の理由は、日常で実際に利用できることを目的としているからです。価格を下げ承認時間を短くすることで、日常生活でも使いやすくしていこうとしています。

ライトコイン/円 (LTC)/JPY)のチャート(相場)
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イーサクラシック(ETC)

イーサクラシックは、イーサリアムから分裂して誕生した仮想通貨です。2016年6月に発生した「The DAO事件」が原因です。「The DAO事件」とは、The DAOと呼ばれるイーサリアム上のファンドの名称で、そのコンセプトの斬新さから短期間で当時の価格で約150億円相当の資金を集めたことで話題になりました。しかし、The DAOのプログラムにあった脆弱性を突かれたことで、集めた金額の三分の一ほどが盗まれてしまいました。

この攻撃によって、イーサリアムのコミュニティは大きな衝撃を受け、対応に迫られることになりました。結局意見はこの攻撃による資金流出を帳消しにするかしないかの2つに分裂し、帳消しにするのはご法度だと言う意見のコミュニティがイーサリアムクラシックとして分裂したのです。

現在では、特にIoT(モノのインターネット化)分野での利用促進を目指しており、イーサリアムとは異なるアプローチで社会への普及を目指しています。

イーサクラシック/円 (ETC)/JPY)のチャート(相場)
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ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュは、ビットコインの問題点であるスケーラビリティ問題を解決することを目的に、ビットコインから分裂(ハードフォーク)し、誕生した仮想通貨です。基本的な仕組みはビットコインとほぼ同じですが、一度に処理できる取引データ量(ブロックサイズ)を増やし、効率よく処理を進められるようになりました。時価総額は上位10位以内に定着しており、その人気度の高さがうかがえます。

ビットコインキャッシュ/円 (BCH)/JPY)のチャート(相場)
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アルトコインのメリットとリスク

ビットコイン同様、アルトコインにもメリットやデメリットがあります。しっかり理解して把握した上で取引を行いましょう。

アルトコインのメリット

アルトコインは、ビットコインと比べて価格が安い傾向にあり、比較的入手しやすいというメリットがあります。ビットコインが1BTCで数十万円から100万円ほどするのに対し、数円程度で購入できるアルトコインもあります。

また、ビットコインにはない特徴を備えているアルトコインが数多く存在する点もメリットです。代表例としては、ブロックチェーン上でアプリケーションを動かせるイーサリアム、決済完了までの時間が比較的短いリップルやライトコインなどが挙げられるでしょう。

アルトコインのリスク

仮想通貨およびブロックチェーンは、技術と知識があれば誰でも開発できます。この点自体は素晴らしいのですが、詐欺に悪用される可能性がありえるため、仮想通貨取引を検討する側も関連技術に詳しくなる必要があります。また、このようなリスクから顧客を守るため、日本の仮想通貨交換業者では信用度が高いとみられるアルトコインのみを扱っています。

加えて、アルトコインの場合ビットコインに比べ取引する投資家が少ない傾向もあり、ボラティリティが高くなり価値が大きく変動する可能性があります。この点もリスクとして留意すべきでしょう。

まとめ

ビットコインを起点として、ユニークな特徴を備えたアルトコインの開発が続き、現在ではその数は約2300種類にも上ります。アルトコインの人気度を知りたいのであれば、時価総額を確認すると参考になるでしょう。時価総額は「仮想通貨の市場価格(時価)×発行数量」で算出できます。

ただし、アルトコインは玉石混交の状況であることは否めず、取引する際にはそもそもどのような仮想通貨なのかといった情報収集、またメリットやリスクの把握が欠かせません。仮想通貨取引の初心者の場合は、日本の仮想通貨交換業者が扱うアルトコインの取引から始めてみるといいでしょう。

※掲載されている内容は更新日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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