【初心者向け】暗号資産(仮想通貨)取引の始め方!注意すべき点も解説

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2024-02-14 更新

暗号資産(仮想通貨)取引を始めるには、いくつかの方法があります。この記事では、これから取引を始める初心者の方にもわかりやすく、暗号資産交換業者でのアカウント作成方法などを含めた、暗号資産取引の始め方を解説していきます。

初心者でもわかる暗号資産(仮想通貨)取引の始め方

暗号資産(仮想通貨)取引を始めるには「誰かから暗号資産を貰う」方法と、DMM Bitcoinなどの「暗号資産交換業者で口座を開設して購入する」という二つの方法があります。特に、暗号資産交換業者で購入して始めるのが一般的でしょう。

暗号資産交換業者でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの暗号資産取引を始めるためには、以下のような環境を整備する必要があります。

  • インターネット環境
  • 暗号資産取引を行うための端末を用意
  • 銀行口座

暗号資産取引は暗号資産交換業者の取引画面にアクセスするため、インターネットに接続できる環境を用意し、パソコンやスマートフォンを通じて行います。

そして、暗号資産交換業者の口座に銀行口座から日本円を入金することで、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を購入できます。そのために銀行口座が必要になります。

暗号資産には、ビットコイン以外にもイーサリアムやエックスアールピー(XRP)などさまざまな銘柄があります。DMM Bitcoinでも多くの暗号資産を扱っていますが、この記事では暗号資産銘柄の中でも時価総額1位で、流動性が高いビットコインを例として、DMM Bitcoinで取引を始める手順を紹介します。

DMM Bitcoinでの口座開設方法

DMM Bitcoinでの口座開設では、以下の手順に沿って口座開設を行います。

  • STEP1:メールアドレスの登録
  • STEP2:基本情報の入力
  • STEP3:本人確認

本人確認の方法は『スマホでスピード本人確認』、『本人確認書類アップロード』のいずれかの方法があります。また、マイナンバー確認書類のご提出とSMS認証を行っていただきます。

本人確認後、口座開設審査があり、開設完了後にお取引がスタートできます。詳しくは「暗号資産(仮想通貨)口座開設の流れ」をご参照ください。

ビットコイン取引の始め方と流れ

口座開設後にDMM Bitcoinでビットコインを購入するには、マイページにログインして「ウォレット口座」に資産(日本円または暗号資産)を入れます。その後「トレード口座」に資産の振替を行ってから取引を始めます。

ウォレット口座とトレード口座

DMM Bitcoinにはウォレット口座とトレード口座の2 種類の口座があります。ウォレット口座は資金を預けておくための口座で、トレード口座は取引をするための口座です。

DMM Bitcoinで取引するためには、ウォレット口座に日本円や暗号資産を入金した後、トレード口座に振替します。

スマートフォンのSTモードであれば、画面右下にある「入金」から日本円の「クイック入金」や「振込入金」を選択、ウォレット口座に入金します。

その後、「振替」の、「ウォレット口座から振替」を選択します(DMM Bitcoinには便利な自動振替設定もございます)。

次に各種銘柄をタップすると、購入や売却のボタンが表示されます。

関連コラム:
暗号資産(仮想通貨)の購入手順を解説。ビットコインの買い方は?

DMM Bitcoinではレバレッジ取引も可能

DMM Bitcoinでは、暗号資産(仮想通貨)の取引方法として「現物取引」と「レバレッジ取引」の2種類がご利用いただけます。スマートフォンのアプリであればEXモードで、パソコンであれば「PC版取引システム」でレバレッジ取引が可能です。

レバレッジ取引とは、損失時の決済に備えて、任意の額の資金(証拠金)を担保として預け入れることで、手元資金よりも大きな金額の取引ができる取引のことです。レバレッジを2倍にした場合、5万円の証拠金で10万円分のお取引が可能です。

「買いの新規注文でポジションを保有し、売りの決済注文でポジションを解消する」あるいは「売りの新規注文でポジションを保有し、買いの決済注文でポジションを解消する」というように、決済注文が約定した時点で、その差額が損益として確定します。

レバレッジ取引では取引ごとに現物(=暗号資産)の受け渡しは行なわれません。その代わりに、暗号資産の売買は新規注文と決済注文のセットで行われ、新規注文と決済注文の”差額の現金(日本円)のみ”を、”決済時に受け渡す”という「差金決済取引」が行われています。

DMM Bitcoinのレバレッジ取引は、空売り(ショート)からも始められる

またレバレッジ取引では、暗号資産(仮想通貨)を購入する取引(新規買い)からだけではなく、暗号資産を売却する取引(新規売り)からも取引できます。例えば、暗号資産の価格が上昇傾向にある際、暗号資産の新規「買い」を行い、後でそれを売却する決済「売り」で利益を獲得できるだけなく、暗号資産の価格が下落傾向にある際に、新規「売り」を行い、後で決済「買い」(買い戻し)を行うことで利益を獲得することが可能です。

DMM Bitcoinのレバレッジ取引でも、ビットコインの「売り」からの取引が可能です。価格下落時に新規「売り」と決済時に「買い」を実行し、その差額を利益として確定させ、日本円の受け渡しを行えます。このようにレバレッジ取引は、ビットコインの価格下落時にもその差額を利益に変えられる点で、現物取引と大きく異なります。

レバレッジ取引のリスク

暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引は、現物取引にはないメリットはあるものの、価格変動によっては損失が大きくなるリスクがあります。

レバレッジ取引の場合、現物取引よりも大きな金額の取引が可能なため高い利益を得る可能性がある一方、損失が大きくなる可能性もあります。わずかな価格変動でも損失が膨らむ危険性があり、証拠金の金額を超える損失が生じることもありえます。

暗号資産は、価格変動の幅を指す「ボラティリティ」が高いといわれています。これは、暗号資産の価格が激しく上昇・下降することを意味しており、レバレッジ取引のメリット・デメリットに強く影響しています。

暗号資産取引の初心者の場合、レバレッジ取引の仕組みを理解するのは、なかなか難しい面もあります。現物取引に慣れてから、レバレッジ取引を検討するといいでしょう。

関連コラム:
ビットコインのレバレッジ取引とは?注意すべきポイントを解説

DMM Bitcoinの取引システムでのチャート/レートの見方

次に、DMM BitcoinのPC版取引システムでのチャートやレートの見方について解説します。

(ログイン前の画面でもチャート/レートを見ることができますが、ここではログイン後、取引システムの画面内で利用できる高機能なチャート/レートについて解説しています。)

まずはDMM Bitcoinにログインして「マイページ」のメニューにある「暗号資産取引」をクリックします。ポップアップが表示されたら、左上にある「メニュー」をクリックして、一覧の中から「チャート」を選びます。これでチャートが表示されます。

なお、チャートは複数表示させることもできますが、これは他社では少ない便利な機能です。
まずはチャートの見方を見ていきます。

暗号資産(仮想通貨)と日本円のペアを選択

チャートを見る際に、日本円と暗号資産のペア、もしくは暗号資産同士のペアの選択ができます。
また、Bid/売とAsk/買の表示切り替えが可能です。

チャート切り替え

チャートは、月・週・日・8時間・4時間・1時間・30分・15分・10分・5分・1分・TICKと時間軸の切り替えができます。

また、チャートの表示を「ローソク足」「ライン」「平均足」に変更できます。

さらに、「チャート内サイズ」の変更も可能で、「チャート複製」では全く同じチャートを複製可能となっています。

描画ツールと注文ライン

チャートにある「描画ツール」では、自由な角度で「トレンドライン」「フィボナッチ・リトレースメント」が選択可能です。
「注文ライン」では、チャート上に指値&逆指値注文できるラインが表示されます。
売買したい価格まで移動させることで、新規指値または新規逆指値注文が可能です。

レートの見方

取扱銘柄のレートは取引画面やプライスパネルで確認が可能です。
取引画面の「メニュー」から「プライスパネル」を開きます。このプライスパネルにはレバレッジ、現物の銘柄が表示されるようになっており、現在のレートが確認できます。

DMM Bitcoinで暗号資産(仮想通貨)を換金するには?

チャートやレートを使い、ビットコインの値上がりによって順調に利益が見込めるようになれば、日本円に換えて出金を検討することになります。DMM Bitcoinでビットコインを換金(出金)するには、次のような順序で行います。

  1. ①トレード口座でビットコインを売る
  2. ②売却代金(日本円)をウォレット口座に振り替える
  3. ③ウォレット口座(マイページ)で銀行口座を登録し、出金申請をする
  4. ④出金する

①トレード口座でビットコインを売る

トレード口座でビットコインを売るには、まずは現物取引から始めるのが良いでしょう。取引システムでビットコインの売りたい「数量」を入力して注文を行い、売却します。

②ウォレット口座に振替

売却して得た利益は、マイページメニューの「口座振替」からウォレット口座に振り替えます。「振替口座」で「トレードからウォレットへ」を選択し、「通貨/暗号資産の選択」、「振替金額/数量」を指定しましょう。

③銀行口座を登録する

次に銀行口座に振り込むには、銀行口座を登録します。マイページにログインし、「ユーザー情報・各種設定」→「出金口座の銀行」をクリックします。
入力フォームが表示されるので、必要事項を入力したら銀行口座の登録は完了です。

④出金する

ここまでの手順ができれば日本円が出金できます。「マイページ」にログインし、左側のメニューにある「日本円・暗号資産の出金」→「日本円出金」を選択します。
その後、日本円の出金を行う銀行口座が表示されるので、出金金額を設定し、「出金申請する」をクリックしてください。
出金申請後、銀行の3営業日以内にDMM Bitcoinから日本円が銀行口座へ振り込まれます。

いくら買う?暗号資産(仮想通貨)の購入例

これから暗号資産(仮想通貨)を購入しようと考えている方には、いくらくらい購入するのが良いのでしょうか?
ビットコインを例にして、以下の3つに分けて考えてみたいと思います。

  • 1万円分購入する
  • 10万円分購入する
  • 1BTC購入する

ビットコインを1万円、10万円分購入する

1万円から投資を始めるのであれば、たとえビットコインの価値が半分に落ちても5,000円の損失です。初心者が勉強のために始めるのであれば少額から始めると安心です。
次に、ビットコインを10万円分購入した場合、仮に1BTC=500万円から、大暴落して1BTC=250万円になると5万円の損失、大暴騰して1BTC=1000万円になると10万円の利益となります。1万円分の取引と比較するとリスクは大きく、一方で得られる利益の期待値は大きくなります。

1BTC購入する

区切りのつく金額として1BTC購入するのも良いですが、特に初心者にとってはリスクの高い金額になってきます。
仮に1BTC=500万円が1BTC=400万円に下落すれば100万円の損失、600万円に上昇すれば100万円の利益です。
100万円利益が出ると考えると夢のある金額ではありますが、大きな損失の可能性もあります。
金額が小さいと安心して見守れるものですが、金額が大きくなると心穏やかに過ごせなくなる方もいます。特に投資初心者の方が最初に始める時は、余剰資金の中でも、さらに余裕のある金額で取り組むようにすると良いでしょう。

初心者に合った暗号資産(仮想通貨)取引の始め方

ビットコイン取引など暗号資産(仮想通貨)の売買を始めたい初心者の方は、最初は投資する金額を少額に限定した上で、まず現物取引に挑戦してみるといいでしょう。

ビットコインは、その価格が1BTCあたり数百万円またはそれ以上にもなることから、購入するには大金が必要だと思われがちです。しかし、ビットコインを始めとする暗号資産の多くは、小数点以下の注文が可能です。金額は、暗号資産交換業者によってまちまちですが、必ず「最小発注数量」が設定されています。

DMM Bitcoinの場合であれば、「取引概要」を確認するとビットコインの最小発注数量は「0.0001BTC」であることが分かります。1BTC=500万円(便宜上わかりやすい交換レートにしています)であれば、わずか500円から購入できるわけです。特に初心者の方に、知っておいてほしい情報です。

暗号資産取引は、細心の注意を払い、リスクを抑えて取引しても、損失が発生する可能性をなくすことはできません。投資を行う際には生活に影響しない余剰資金を使うように心がけましょう。

また他のアルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産)も同様に最小発注数量などが決まっていますので、詳しくは「取引概要」をご確認ください。

関連コラム:
暗号資産(仮想通貨)はいくらから買える?ビットコインの最小単位についても紹介

初心者が暗号資産(仮想通貨)取引で失敗しないために気をつけること

これからビットコインを購入しようと考えている方には、価格の急落など、損失を被るリスクを抑えるように取引することが重要です。

余剰資金で始める

初めて投資する方はまず、余剰資金で始めるのがオススメです。万が一全額失ったとしても生活に支障が出ない金額で始めましょう。

リスクを認識する

ビットコインでの投資には様々なリスクがあります。まず考えられるのは、「価格変動」に伴うリスクです。
2020年3月には新型コロナウイルスに起因する世界的な経済混乱によって、ビットコイン価格が1日で約50%も下落しました。ビットコインを始め、暗号資産には株のようなストップ高、ストップ安の仕組みはありません。大きな価格変動が伴うということを認識しておきましょう。
暗号資産取引におけるリスクに関しては「暗号資産(仮想通貨)のトレードにはリスク管理が不可欠」の記事をご参照ください。

ビットコインにまつわるトラブルにはご用心

ビットコインなどの暗号資産はまだ黎明期です。認知度が高まったとはいえ、その詳細を理解している人はあまり多くはありません。

「将来、多くの人が使うようになる暗号資産に対して、まだ世に知られていない段階で投資しておくことで億万長者になれる」などと持ち掛け、新しく作られたコインを売りつけようとする人々もいます。もちろん、実際に価格が上がったコインもありますが、このような話には警戒心を持たなければなりません。

名前も聞いたことのない暗号資産は買わない、どんな暗号資産にせよ購入する前には一通り勉強することを肝に銘じておきましょう。

トラベル・ルールについて

日本国内の暗号資産交換業者や海外でも大手の暗号資産交換業者ではマネーロンダリングを防ぐための試みである「トラベル・ルール」が導入されています。このトラベル・ルールの影響で、2023年11月現在、日本国内の暗号資産交換業者では「Sygna Bridge」もしくは「Trust」のどちらかのシステムが導入されています。

現状では異なるシステムの暗号資産交換業者間では送付できなくなっています。初心者の方はDMM Bitcoin以外の暗号資産交換業者に送付できないケースも生じます。DMM BitcoinではSygna Bridgeを採用しています。

トラベル・ルールの対応については「暗号資産入出金時のトラベル・ルールについて」をご確認ください。

ビットコインについて知ろう

ビットコインとは、インターネット上で利用可能な暗号資産(仮想通貨)のひとつで、円やドルといった法定通貨のように実際の紙幣や貨幣としては存在しません。ビットコインは暗号資産の中でも代表的な存在であり、ビットコイン以外の全ての暗号資産はアルトコインと呼ばれます。
インターネット上で利用可能なビットコインですが、電子マネーとは異なります。電子マネーがあくまでも円やドルといった法定通貨の支払い手段に過ぎないのに対し、ビットコインはビットコインそのものが円やドルのように財産的価値を持ち、円やドルなどの法定通貨へ換金することも可能です。現在ではゴールド(金)のように投資用の資産としても注目されています。

ビットコインは発行体や管理者が存在しない

ビットコインの大きな特徴の一つは「発行体」が存在しないことです。円やドルなどの法定通貨は、国家や銀行が発行し、管理しています。一方で、ビットコインは特定の国家や銀行、企業に依存していません。このため、自分自身で資産を保管している限りは、特定の誰かがビットコインの送付を止めたり、政府によって預金を封鎖されたりすることがありません。また、常にネットワークが稼働していることから、送付や日本円への換金も24時間365日可能です。(暗号資産交換業者を利用する場合はメンテナンス時などご利用いただけない時間帯もあります。)
こうしたことから、ビットコインは新興国など金融インフラが発達していない国など様々なシーンで多く利用されています。

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ビットコインとは?初心者が知るべき知識・買い方とは?

まとめ

投資が初めての方にとっては口座開設方法など難しく感じるかもしれませんが、DMM Bitcoinでは、最短5分で申込み、最短1時間以内に(※スマホでスピード本人確認の場合)お取引が可能になります。

詐欺や盗難などには十分に気をつけながら、まずは少額からビットコインを始めてみるのが良いでしょう。

DMM Bitcoinでは無料で口座開設をすることができます。口座開設から取引までの流れについては「暗号資産(仮想通貨)取引はじめてガイド」により詳しい説明がありますのでご覧ください。

※掲載されている内容は更新日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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