仮想通貨の単位とは

仮想通貨
単位
2018-06-20 更新

ビットコインの単位はBTCですが、DMM Bitcoinなどの仮想通貨交換業者を見てみると、ビットコインやイーサリアム(ETH)以外にもたくさんの通貨単位があることが分かります。

どの通貨略称(単位)がビットコインを指すのか、イーサリアムなど他の通貨はどのように数えるのか、取引にあたって覚えておく必要があります。

ここでは仮想通貨の通貨単位についてお伝えします。

仮想通貨の種類

2018年5月現在、ビットコインやイーサリアムとはじめとした仮想通貨は1,500種類以上存在しています。
とはいえ、メジャーな仮想通貨は限られており、国内の仮想通貨交換業者で購入できるのは2018年5月現在、20種類もありません。

ビットコインやアルトコインの仮想通貨について

仮想通貨は、最初に登場したビットコインと、それ以外の全てを指すアルトコインに分けられます。
その数は1,500種類を超えており、今現在も増えています。

しかし、実際には頻繁に取引されている仮想通貨の数はそこまで多くありません。時価総額の一番大きなビットコインと、アルトコインの中でもイーサリアムやリップルなど時価総額上位30位程度までにランクインしているもの以外は国内では取得も難しく、あまり関わることもないのではないでしょうか。
そこで、世間的にも認知度が高く、有名な仮想通貨の特徴をピックアップして見てきましょう。

仮想通貨の通貨単位は何がある?

仮想通貨に興味のある方であればBTCがビットコインの通貨単位であることはご存じでしょう。
しかし、1億分の1BTCを表す単位「satoshi」を知らない、という方は結構多いのではないでしょうか。

BTCは2017年12月に一時200万円を超えるなど暴騰しましたが、このように仮想通貨の単位が上昇すると、気軽に買い物などで使うのが難しくなる側面があります。

たとえば、1BTC=200万円の時に、コンビニで100円のジュースを買うためにビットコインで支払うと、0.00005BTCを支払うことになりますが、これではレジの人が読み上げるのも大変です。
そこで、1BTCの1億分の1を表す通貨単位「satoshi」を使うと5,000satoshiと表すことができます。

また、ビットコインには他にいくつかの通貨単位があります。

ここでは、DMM Bitcoinで取り扱いのあるビットコインやイーサリアム、リップルなどの仮想通貨の通貨単位についてお伝えします。

BTC

BTCはビットコインの通貨単位です。

名称:ビットコイン(Bitcoin)
通貨単位:BTC
発行日:2009年1月
発行上限:2,100万BTC

サトシ・ナカモト」という人物による論文を基に作られた仮想通貨で、従来の法定通貨のように特定の管理者を必要としないブロックチェーン技術を採用しています。
2,100万BTCを発行上限としており、約10分に1回新たに発行され、2140年頃に発行上限に達する予定です。

単位はBTCが基本ですが、サトシ・ナカモトに敬意を表して1BTCの1億分の1の単位を1satoshiとしています。
その他、1BTCの100万分の1を1bitsとするなど、ビットコインの通貨単位にはさまざまなものがあります。

1 BTC = 100,000,000satoshi
1 BTC = 1,000,000bits
1 BTC = 1,000,000μBTC
1 BTC = 1,000mBTC
1 BTC = 0.1daBTC
1 BTC = 0.01hBTC
1 BTC = 0.001kBTC
1 BTC = 0.000 001MBTC

この中でもsatoshiやmBTC、bitsが有名ですが、特にbitsが普及すれば買い物などの際に便利な単位となりそうです。BTCだけでなく、bitsなどの通貨単位を使うメリットには以下のようなものがあります。

  1. 値段が分かりやすい

    BTCからbitsなど細かい通貨単位に変更されると、値段が分かりやすくなります。
    1BTC=200万円の時に100円のアイスを買おうとすると0.00005BTCを用意しなければなりませんが、bitsであれば50bitsと、日本円と近い感覚で計算することができます。

  2. ビットコインが安く見える

    1BTC=200万円だと、1単位買うのに200万円も支払わなければならない、と思ってしまいますが、bitsであれば2円で1単位と交換できます。単位が身近になることで、換金を促す効果が期待できます。bitsが普及すればビットコインそのものの取引量増加につながると予想する人もいます。

ETH

ETHはイーサリアムの通貨単位です。

名称:イーサリアム(Ethereum)
通貨単位:ETH
発行日:2015年7月
発行上限:記載なし

ビットコインと同じブロックチェーンの技術が使われ、さらに条件を基に自動で契約を実行できるスマートコントラクト機能が追加された仮想通貨です。

イーサリアムにもETH以外にさまざまな通貨単位があります。

1 ETH = 1,000,000,000,000,000,000 wei
1 ETH = 1,000,000,000,000,000 Kwei
1 ETH = 1,000,000,000,000 Mwei
1 ETH = 1,000,000,000 Gwei
1 ETH = 1,000,000 szabo
1 ETH = 1,000 Finney
1 ETH = 0.001 Kether
1 ETH = 0.000 001 Mether
1 ETH = 0.000 000 001 Gether
1 ETH = 0.000 000 000 001 Tether

XEM

名称:ネム(NEM)
通貨単位:XEM(ゼム)
発行日:2015年3月
発行上限:約90億XEM

ネムは、ブロックチェーン技術も、イーサリアムの持つスマートコントラクト機能も持つ仮想通貨です。
一方でコインの保有量と取引の頻度などの重要度をベースにセキュリティを保持するといった方法で、ビットコインやイーサリアムの問題点を解決しています。

ビットコインのマイニングにあたる作業はネムではハーベスティング(収穫)と呼ばれます。

現在、ビットコインやイーサリアムのように細かい通貨単位はありません。

XRP

XRPはリップルの通貨単位です。

名称:リップル(Ripple)
通貨単位:XRP
発行日:2013年8月
発行上限:1000億XRP

リップル社が取り扱うブロックチェーン技術を利用した決済システムで、「リップル」は仮想通貨そのものや決済システム、それらを開発した会社を指すことがあります。

他の仮想通貨と異なり、リップル社が運営する中央集権型の仮想通貨です。

1 XRP = 1,000,000 drops

LTC

LTCはライトコインの通貨単位です。

名称:ライトコイン(Litecoin)
通貨単位:LTC
発行日:2011年10月
発行上限:8400万LTC

ライトコインは、ビットコインを基に改良して造られた仮想通貨です。
ビットコインの問題点である取引の確認時間の問題を解決しており、少額決済を無料に近い手数料で高速に実現します。

ETC

ETCはイーサリアムクラシックの通貨単位です。

名称:イーサリアムクラシック(Ethereum classic)
通貨単位:ETC
発行日:2016年7月
発行上限:理論上無限

イーサリアムクラシックは、イーサリアムのハッキング事件(The DAO事件)をきっかけにイーサリアムから分岐した仮想通貨で、イーサリアムとほぼ同じ性質を持ちます。

イーサリアムクラシックにはETC以外の通貨単位はありません。

BCH

BCHはビットコインキャッシュの通貨単位です。

名称:ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)
通貨単位:BCH
発行日:2017年8月
発行上限:2100万BCH

イーサリアムクラシックがイーサリアムから分岐したのと同じように、ビットコインから分岐して登場したのがビットコインキャッシュです。
ビットコインの送金の遅延問題を解決するためにブロックのサイズを引き上げ、ビットコインより少額決済において手数料や決済スピードに優れています。
ビットコインの改良型という点で、ライトコインのライバルと位置づけられることもあります。

ビットコインキャッシュにはBCH以外の通貨単位はありません。

その他の主な単位

その他、以下のような通貨単位があります。

  1. EOS

    EOSはイオスの通貨単位です。

    分散型アプリケーションに特化したプラットフォームで秒間数百万回のトランザクション(取引)が可能な仮想通貨で、手数料が無料という特徴があります。

  2. ADA

    ADAはエイダコインの通貨単位です。

    エイダコインはカルダノという分散型プラットフォーム上で使われる仮想通貨です。
    オラクルやスマートコントラクトといったシステムを利用しており、開発リーダーとしてイーサリアムなどで活躍した天才数学者チャールズ・ホスキンソンが携わったことで人気を得ています。

  3. XLM

    XLMはステラの通貨単位です。過去にはSTRで表示されており、XLMはルーメンと読みます。

    リップルと同様国境を超えた送金や決済を可能にすることを目指した仮想通貨で、マウントゴックスの創設者ジェド・マケーレブが中心となって開発されました。

  4. IOTA

    IOTAはアイオータ(またはアイオタ)の通貨単位です。

    IOTに導入することを目的に開発された仮想通貨で、独自技術Tangleを採用しています。

  5. NEO

    NEOはネオの通貨単位です。以前はANS(アントシェアーズ)という仮想通貨でした。

    中国版イーサリアムとして人気を博す仮想通貨で、中国にとって初めてのパブリックブロックチェーンです。通貨単位GASのNeoGasというトークンもあります。

  6. TRX

    TRXはトロンの通貨単位です。

    ブロックチェーン技術を用いて、世界的なコンテンツエンターテインメントシステムの構築を目指す仮想通貨です。

まとめ

仮想通貨にはさまざまな通貨単位があり、主要なものだけでも覚えるのに一苦労ではないでしょうか。

また、仮想通貨の価値が高くなると買い物などに利用しづらくなるという弊害も発生するため、ビットコインにおけるbitsのように、より細かな通貨単位も登場しています。

ETCとETHなど関連性のあるものなら当然のこと、NEOとNEMのように全く関係のない仮想通貨同士でも似た通貨単位のものがあるので、取引に使う際は間違えないように注意しましょう。

※掲載されている内容は更新日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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