ビットコインなどの仮想通貨の送金について

ビットコイン
送金
2018-06-20 更新

ビットコインなどの仮想通貨は円やドルといった法定通貨と同様に送金することができますが、法定通貨とは異なる点もあります。

ここでは、ビットコインなどの仮想通貨を送金する仕組みや、送金した際にかかる時間、手数料についてお伝えします。

ビットコインを送金する仕組みとは

ビットコインの送金とは?

ビットコインの送金はどのような仕組みで行われているのでしょうか?

ビットコインの送金とは、あるウォレット(=電子的なお財布)から別のウォレットにビットコインを送ることを指します。

なお、ウォレットには仮想通貨交換業者のウォレットとWEBウォレット、自分のパソコンやスマホにソフトウェアをダウンロードして使うソフトウェアウォレット、小さな端末(=ハードウェア)に保存するハードウェアウォレット、印刷した紙をベースに保管するペーパーウォレットなどの種類があります。

仮想通貨交換業者のウォレット以外を使うには専門的な知識が必要となるため、多くの方が仮想通貨交換業者のウォレットを使います。

送金データはブロックチェーンと呼ばれるシステムで保存されており、ウォレットには公開鍵などそのウォレットを特定するデータのみが保存されます。

ビットコインを送金するケース

ビットコインを送金するケースにはどのようなものが考えられるでしょうか。
単純に、何かを購入する対価として送金するケースが一番想像しやすいですが、それ以外にも仮想通貨交換業者のウォレットから自分のソフトウェアウォレットやハードウェアウォレットに送金するケース、他人を応援する目的で送金するなどのケースが挙げられます。

しかし、ビットコインには法定通貨における銀行のような管理者がおらず、自分のビットコインが無くなったり、相手に届かなかったりということが起こる可能性もあります。
そのようなことを起こさないためには、ビットコインの送金の仕組みなどを自分でしっかり勉強しておくことが大切です。

次に、ビットコインがどのような過程で相手に届くのかをご説明します。

送金はどのような仕組みで行われる?

送金はウォレットからウォレットにビットコインを移す手続きです。しかし、実際にはウォレットそのものにビットコインが保管されているわけではありません。

ウォレットには「秘密鍵」「公開鍵」「ビットコインアドレス」の3つが保存されています。これら3つには関係性があり、秘密鍵を基に公開鍵が作られ、また公開鍵を基にビットコインアドレスが作られます。

そして公開鍵で暗号化されたデータは、その公開鍵に対応する秘密鍵でのみ、また秘密鍵で暗号化されたデータは、その秘密鍵に対応する公開鍵でのみ解読が可能という関係性があります。

送金時には、「AのウォレットからBのビットコインアドレスに○○BTC送る」といった送金リクエストを送ることになります。

上記送金リクエストは、Aが作成した秘密鍵で暗号化され、ビットコインのネットワークに送られます。

BはAが作成した秘密鍵から作成された公開鍵を受け取り、上記の暗号化されたデータを解読することでビットコインを受け取る、という流れとなります。

ビットコイン送金の手順の例

送金の仕組みは少し複雑ですが、仮想通貨交換業者からビットコインを送金する手順はそう難しいことではありません。

DMM Bitcoinの場合、ビットコインを送金する手順は以下の通りです。

  1. DMM Bitcoinにログインします。

    口座開設時に登録したIDとパスワードを入力してログインしましょう。

  2. 左側のメニューから「出庫・出金」を選択し「BTC出庫」を選択します。

  3. 出庫(送金用)の画面が表示されるので、「出庫アドレス(送金先のビットコインアドレス)」「出庫数(送付するビットコインの量)」「出庫手数料(送金手数料)」「出庫の目的」を入力します。

  4. 2段階認証のコードを入力し、「出庫する」を選択すれば送金完了です。

※出庫するためにはお客様より2段階認証の設定が必須となります。

送金リクエストの検証作業

ビットコインの送金は「AのウォレットからBのビットコインアドレスに○○BTC送る」と言った送金リクエストをビットコインのネットワークに送ることだ、とお伝えしました。

送金リクエストは、パソコンがお互いにインターネットで結びつけられたネットワークであるP2Pネットワークに送られます。

そして、ネットワークに送られた送金リクエストは二重払いなどを防ぐために検証作業が行われます。

検証作業はマイニングと呼ばれる報酬システムの元、世界中のマイナー(=マイニングする人)達によって行われます。

マイニングに参加するマイナー達により、送金リクエストの内容が正しいことが繰り返し検証され、その中で条件を満たしたマイナーに新しい通貨が発行されるという報酬が与えられます。

このようにして、ビットコインなど仮想通貨の仕組みは回っています。

ビットコインを送金する際の手数料は?

送金にかかる手数料の相場

DMM Bitcoinではビットコイン、アルトコインともに仮想通貨の売買に必要な取引手数料は無料となっています。

ただし、仮想通貨を送金する際は別です。ビットコインの場合はマイナーに対する報酬として0.0008BTC以上を、イーサリアムの場合は同じくマイナーに対する報酬として0.001ETH以上を支払う必要があります。

このように、仮想通貨の種類によって違いがでてきますが、これはどこの仮想通貨交換業者でも同じです。

では、この送金手数料はどのような意味を持つのでしょうか。

ビットコインなど仮想通貨を送金するとマイナーによる検証作業が行われます。
この検証が行われないと、送金を完了することができません。

マイナーはマイニングの結果得られる報酬を目的としてマイニングを行っているため、より報酬が多い検証に積極的に取り組みます。

マイニングの結果得られる報酬は、新規発行される仮想通貨ですが、送金する側が報酬として送金手数料を指定することができます。

より多額の送金手数料を指定することで短い時間で送金を完了することができ、逆に送金手数料が少ないと送金に非常に長い時間を要することがあります。

海外送金の場合は?

円やドルなど法定通貨で、銀行を介して海外送金すると為替手数料を含めて数千円の手数料がかかり、また着金までに数日要するのが一般的です。
一方、ビットコインは原則として、世界中のどこに送ろうと為替手数料を支払う必要はなく、特別に高い送金手数料がかかることもなく、国内と比較して着金に長い時間がかかるわけでもありません。

仮想通貨は電子データで、特定の管理者がおらず、世界中同じルールで運営されているため法定通貨で送金するよりさまざまな面で容易に海外送金が可能です。

ビットコインの送金に税金はかかる?

ビットコインを送金した方は税金を支払う必要はありませんが、ビットコインの送金で受け取った方は110万円を超えた額が贈与税の課税対象となります。

また、ビットコインを受け取った方が受け取ったビットコインを誰かに売却し、贈与された時の価格から売却した時の価格を差し引いて利益が出ている場合には雑所得として税金を支払う必要があります。

ビットコインの送金にかかる時間は

ビットコインはすぐに送金できると言われていますが、送金後の検証作業が終わらなければ送金が完了しないため、実際は「すぐ」と言い切れないところもあります。

送金手続きにかかる時間

送金手続きは、相手のビットコインアドレスを聞いて、送付する量などを指定するだけで完了します。
慣れていれば5分もかからないでしょう。

送金が反映されるまでの時間は?

ビットコインの送金が反映されるまでには、マイニングによる検証作業を経る必要があります。

1つのマイニングにかかる時間は約10分になるよう設定されているため、早くとも10分はかかります。
同時期にたくさんの人が送金リクエストを行っていると作業に時間がかかり、長い場合は数時間、中には数日を要する場合もあり、ばらつきがあります。

できるだけ早く送金するためには、手数料を多めに払うことで自分の送金リクエストを優先的に処理してもらうことができます。

どれくらい早くなるかは手数料をいくら上乗せするのかによって変わります。

まとめ

ビットコインなどの仮想通貨の送金は管理者がいないことから、円やドルと比べて専門的な知識が求められます。手続きを間違えると、送金したはずの仮想通貨が丸ごと無くなってしまう可能性もあるので注意が必要です。

一方で、管理者がいないそのシステムから手数料が安く少額送金に役立ったり、世界中同じルールで運営されていることから海外送金に便利だったりと送金手段として有効活用することもできます。

今後、仮想通貨の普及が進み、多くの商品の買い物にも使えるようになればもっと便利な世界が実現するでしょう。

ビットコインの送金(送付)についての詳細は「入出金・入出庫について」をご参照ください。

※掲載されている内容は更新日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

関連記事

今、仮想通貨を始めるなら
DMMビットコイン